- 下話
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格好いい!お話したい!!でもここは高級スポーツジム。芸能人がいたってそんながっつく人はいない。お話しながら軽く会釈して通りすぎるセレブ妻らしき人達を見てると、とてもじゃないけど恥ずかしい事は出来ないな。
私は気にしていない素振りでベンチプレスに移動した。
「じゃあこれくらいの重さでいきましょうか。ゆっくり息を吐きながら…無理はしないようにねー」
インストラクターの指導に従い、バーベルを持ち上げてみる。
「佐々木さーん、お電話です」
インストラクターが呼ばれた。
「ごめんね、ゆりさん。ちょっとやってて」
インストラクターは呼ばれた方へと去っていった。
それにしても重いわ。普通の主婦にいきなりこの重さは無いんじゃない?
私は何度かトライしたけど、中々持ち上がらない。うーん、と頑張ってたら急にフッと軽くなった。
「もうちょい軽くした方がいいっしょ?」
わっキムタクだ!!上を見ると、キムタクが私のバーベルを持って、重さを調節してくれてる。
「あ、ありがとうゴザイマス………」
緊張のせいかうまく声が出ない。そんな私を見て、プッとキムタクが笑った。
「ね、休憩しようか?今インストラクターもいないっしょ?」
「え?いいんですか?」
「何が」
「だって……木村さんですよね?私みたいな一般人と一緒になんて……あの………」
「まあいいからいいから。今のドラマの感想も聞きたいし、ちょっと話そうよ」
ごめんなさい………ロイド観てませんm(__)m
キムタク、格好いいけど私は昔から慎吾一筋なんだなー。あ、でもキムタクと知り合いになれば、そのうち慎吾に会えるかも☆
「じゃあ、すみません、少しご一緒させてください。私なんかがすみません」
何だか長いね。まとめられなくてすみませんm(__)m文才無いとこうなるんだな。- 0
13/11/22 00:25:34