- 下話
-
しんごの腰が、ゆっくりぐぐっと近づく。
「ハッ……ハッ……」
私は握られていた手を離し、その手をしんごの背中に回した。二人の体がさらに密着する。
グーっと中に太く固いものが入る感触……。しんごの下腹部が私の恥骨まで密着した。クリがあたる。
「ああ………」
ギューッとさらにしんごは押しあてた。
私…しんごと繋がったんだ。あの大好きなしんごと。
嬉しさを噛み締めるよりも先に変な感覚に襲われる。
私の膣内(ナカ)がキュウーンという不思議な感じ。
「あ……ああん!!」
不意に躰がビクンと反応する。頭が真っ白になる。
「ゆり…」
しんごが私の乳首に軽く触れる。
「あんっ」
躰が跳ね返る。
またイっちゃった?挿入だけで?
私の思いを知ってか知らずか……いや、知ってるかな?しんごは挿入してからまだ腰を動かさず、私の髪を撫で首筋に唇を這わす。
「キツい?」
耳元でささやく。私はゆっくり首を横に振る。
「ゆりの中…温かくてキュンキュンしてる。何だか吸い付いてくるみたいだ」
「そう…なの?自分ではわからない」
「奥まで入るかな…ゆっくり動くよ。」
え?まだしんごの根元まで入ってなかったの?私の体にはもう十分なんですけど…。- 0
13/11/30 23:38:02