官能小説得意な方! へのコメント(No.105

  • No.105 慎吾ママ

    13/11/25 10:44:59

    「ほら、好きなの取りに行こうよ」

    「はいっ」

    私は一目散にケーキコーナーにダッシュした。

    「ちょっとちょっと、そっちからなの?(笑)」

    笑われちゃった。

    「私スイーツ大好きなんです。こういうとこ、好きなものから食べておかないとお腹いっぱいになっちゃうと食べられなくなるし…」

    「ふーん。俺はデザートは最後に取っておきたいな。」

    私の指先をちょっと握り、しんごが見つめる。

    やだ、何だかドキッとしちゃう。

    「おぅ、しんごー」

    せっかくいい雰囲気なのに誰よ邪魔すんの。

    振り返った先には……わっタムリだっ!!

    「タムさんおはようございまーす。いただいてまーす。」

    「こちらの素敵なお嬢さんは?」

    お嬢さんだって。

    「彼女、ゆりさ………コホン」

    しんごは軽く咳払いをした。

    「ゆりです。妹の。」

    ゆり…ゆりだって。最後にいらない言葉ついたけどゆりって呼ばれちゃった。

    「妹さんいたっけ?」

    「この子はちょっと複雑なんですよ。今日も久しぶりに会ったんだけど、今まで大変だったから楽しんでほしくて呼んだの」

    何だか複雑な家の子にされちゃった。別に嫌でもなんでもないし、本当の事話すのもアレだし…。

    「ゆり、じゃあちょっと好きなの食べて待っててくれる?俺挨拶回り行ってくるから」

    「あ、はーい」

    しんごはタムさんと談笑しながらあっちへ行ってしまった。

    早く帰ってきてくれないかなー。

    一人になると急に居心地が悪くなったような気がして、私はひたすらケーキを食べていた。

    「ねぇ」

    突然声をかけられた。

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