官能小説得意な方!

  • 下話
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    • 慎吾ママ
      13/12/03 23:21:01

    「俺さー、

    …………もしかしたら相手の事考えてエッチしたの初めてかも。この歳にもなって(笑)」

    しんごがまた笑う。

    「え?」

    「俺の初めてもゆりにあげちゃった」

    「なに言ってんの(笑)」
    しんごの胸の周りを手で擦りながら私も思わず笑う。

    幸せで甘い……儚い時間が流れる。

    朝になれば終わり。シンデレラの魔法にしては長かった方だろう。終わればもう二度と無いかもしれない。彼にとっては一夜限りのお楽しみ。


    もうそれでも良かった。私は満足だった。心も、まだ動かない躰もそう言ってる気がした。


    「…ありがとう…」

    小さい声でボソッと言った。

    「何言ってんの!!」

    突然しんごがガバッと立ち上がる。

    「へ?」

    私はキョトンとして体を起こし、彼を見上げた。

    「まだ寝かせないよ!とりあえずお風呂行こうよ、風呂!!泡ぼこぼこやろうよ!!その後secondseasonでしょ」


    私の手を引き、強引に立ち上がらせる。

    「ちょっ、待って!私まだ無理…体がもたない……」

    手を引かれるまま、ちょっと懇願するように言う。

    お風呂に向かおうとしていたしんごがピタッと立ち止まる。振り向いてくれない。


    怒った……のかな?


    「しんご?」


    私はしんごの顔を覗きこもうとした…その時、しんごがぐいっと私を引き寄せ抱き締めた。そして耳元でささやいた。





    「………好きだ」


    ゾクゾクっと背中に快感が走る。

    ………まだまだ夜は終わりそうにない。




    おしまい


    ----------------------
    思ったよりとんでもない長さになってしまってごめんなさいm(__)m楽しみと言ってくださった方々ありがとう。小説も官能も初めてだったけど、ちゃんと官能になってたかな?

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