- 下話
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しんごの手はまた内腿に移動し、ショーツの上から私の敏感な部分にやってきた。
ビクンッ
胸を触られていただけの時よりもさらに躰が反応する。しんごの指が、ショーツの上から立筋をなぞるようにゆっくり上下する。上に来た時、敏感な部分に少し触れそのたび私の躰は応えてしまう。
早く……早く触って欲しい。ショーツの上からじゃなく、直接触れて欲しい。
口に出せない代わりに、私の腰が手の方へ動いてしまう。
「エッチだね、ゆり」
後ろから耳元でしんごが呟く。同時に熱い吐息がかかる。
「あ…………や……………ン」
しんごは優しく微笑みながら中指で私の立筋をなぞりながら、薬指と小指を内腿からショーツの中へと侵入させた。
熱い指の感触が直接私の下の方に伝わる。ショーツの中からぬるりとした感覚が走る。
「こんなに濡れてるよ。感じてんだ。」
直接触れた2本の指が中指の代わりにまた上下する。
「やっ…………イジワル………」
力が抜けていく……。
私は頬まで窓に預けていた。その為、お尻をしんごの方へ突き出す格好になってしまっている。しんごは後ろから覆い被さるような形になりながら、胸とショーツの中とで私の躰を支えていた。- 1
13/11/29 02:12:35