官能小説得意な方!

  • 下話
    • 96
    • 慎吾ママ
      13/11/25 01:58:19

    ※このトピはフィクションです。登場する人物、名称は架空のもので実在の人物等とは関係ありません。


    ……と一応書いておきます。念のため名前も平仮名とかにしますね。


    >>90続き

    12月、師走に入って私はその日の用事を終え街を歩いていた。

    パッパァーッ

    車道で車のクラクションが鳴っている。身に覚えが無いのでそのまま歩いていると

    パッパーパッパーパーッ

    何よ?

    振り返ると窓に真っ黒のスモークを張ったワゴン車が止まっている。

    何?ナンパ?

    真ん中の窓が少しだけスーッと開いて中から一本のバナナがニョキッと出てきた。

    ???餌付け?

    私が不思議そうな顔で見てると、今度はスライドドアがちょっとだけ開いた。


    「おーい」小さい声で小さく手招きをする、よく見たことのある男性。

    「か…かとりさん?」

    「シーっ!早く早く!」

    思わず私は素早く少し開いたスライドドアに飛び込んだ。

    「ふーっ」

    どちらともない吐息。

    「また会ったね。」

    「あ…覚えていただいてありがとうございますm(__)m」

    初対面の時のような緊張はない。でも胸がドキドキしてる。

    • 0
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