官能小説得意な方！ へのコメント（No.103）

ワゴン車は大きなホテルの地下駐車場に停まった。

「いらっしゃいませ」

ホテルマンに出迎えられ、私達は車を降りた。

ところで、私こんなところでしんごといていいのかしら？もし写真撮られたりTwitterで誰かに呟かれたりしたらファンから叩かれない？そうなったら家族にも今日同窓会じゃなかったってバレちゃうんじゃないかしら。

急にソワソワして、周りを見渡した。

「ここはねー、マスコミなんかは完全シャットアウトなんだ。今日は関係者の家族、つまり一般人もたくさん来るからその人達への配慮もあるんだろうね。」

「そうなんですね」

ホッとした。

「さあ、どうぞ。」

しんごはスッと腕を曲げて私に差し出した。私はそっと手を添えた。

わっしんごに触っちゃった。

私達は並んで会場に入った。