官能小説得意な方! へのコメント(No.106

  • No.106 慎吾ママ

    13/11/25 11:06:43

    「あ、こ…こんにちは」

    声をかけたのは見たことある女性だった。ぼちぼちテレビに出ているモデルだ。生で見るとテレビよりも綺麗で細い!そして漂うオーラもすごい。私は口に着いてたクリームを急いで拭った。

    私のこんにちはには返事せず、彼女は続けた。

    「あなた、かとりさんの妹ですって?本当に?」

    「え、ま、まあ…複雑なんですが」

    とりあえずしんごの話に合わせておこう。

    「かとりさん、普段私の事何か言ってない?」

    「知らないです」

    だって本当に知らないし。
    彼女がムッとしたのがわかった。

    「あんた、本当に妹?違うんじゃないの?あたしの女の勘っていうかさ」

    私は何も言い返せずに黙っていた。何故か彼女から悪意を感じる。

    「彼と全然似てないしさ、さっきから見てたけどきょうだいの雰囲気じゃないよね。てかあんた勘違いしてない?」

    「勘違い?何を?」

    「あんたが本当はかとりさんの何なのかはわかんないけど、まさか釣り合うとは思ってないよね?」

    そうか。この子しんごが好きなんだ。私も…今まではファンとして好きだったけど、この子は近くでずっとしんごを見つめてたのかな。

    若くて綺麗。スタイルもいい。

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