官能小説得意な方! へのコメント(No.104

  • No.104 慎吾ママ

    13/11/25 10:03:21

    「わぁーすごい」

    扉の向こうは自分が普段住んでいる世界とは別世界のようにきらびやかだった。

    巨大な氷の彫刻を取り囲むように立食スタイルで並んだご馳走、周りにはテレビで見たことのある有名人がたくさん。

    すごいすごいすごい!!
    何ていうか、圧巻。

    「どう?すごいでしょ」

    しんごはボーイからシャンパンを2杯取り一つを私に手渡して言った。

    「はい、こんなの初めてです!ありがとうございます!」

    場違いじゃないかと思ってた私は舞い上がってしまって、すっかりそんな気分は飛んでしまった。王子様の舞踏会に行ったシンデレラもこんな気分だったのかしら?

    私は今、おとぎ話の住人だった。

    「さて皆様、本日は…」
    会場が少し暗くなり司会者が話し出した。しんごはぴったり私に寄り添ってくれている。改めて、近くに立ってみるとしんごすごく背が高いわ。私の目の前がしんごの胸の位置くらい。

    しんごの鼓動が聞こえる気がして、司会者の声も周りの声もあまり私の耳には入らなかった。

    「では、かんぱーい」

    「かんぱーい」

    パーティーが始まった。

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