- 下話
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首筋に這う唇が気持ち良くて、思わず顎を上げてしまう。首筋から首の下、耳、頬、…焦らされて私は思わず自分からしんごの唇を求めた。また激しく、濃厚なキスが始まる。
ピチャピチャと悩ましい音が響き、私の胸元で結ばれていたしんごの手がほどけバスローブの中に入ってくる。
「なんでブラしてんのw」
微笑みながら片方のブラの肩紐を私の二の腕あたりまでずらし、肩を円を描くように撫でる。そのまま大きくて熱い手は指先からブラのカップの中へ侵入してきた。
バスローブがはだけ、胸元が大きく開く。ブラの中で少し窮屈そうに動く手は最初輪郭をなぞるようにゆっくり動いていたけど、ふいに指先が先端に当たる。
「あっ」
私の躰がピクンと反応し、しんごの唇で塞がれていた隙間から軽く声が漏れる。
「カルアミルク飲んだ?」
手をゆっくり動かしたまま、至近距離で見つめながらしんごがささやく。
「ん…」
「甘いね。ゆりの唇甘い。」
また唇を重ねる。と同時に指先で何度も胸の先端を優しく刺激する。
「あ…ん…。あの…かとりさん…」
早くもとろけそうな声で何とか話しかける。
「しんごって呼んでよ、ゆり」
「しんご…」
しんごの手の動きはだんだん大きくなり、ブラを下げるように私の胸を下から包み込み、なおも親指で乳首を撫でる。
「あの…本当…に…んっ
大丈夫……なの?…あっ」
「大丈夫じゃないよ、ほら」
しんごは空いている方の手で私の手を取り、自分の下半身へ導いた。
「…あ…」
また私の顔が赤くなる。
固い…。少し固くて盛り上がってきているのがバスローブの上からでもわかった。- 0
13/11/28 00:17:24