官能小説得意な方! へのコメント(No.1263

  • No.1263 慎吾ママ

    14/01/28 01:25:21


    「しんご、ちょっと」


    チーフマネージャーに呼ばれて俺は廊下に出た。


    「はーい?」


    あの夜から二日後、俺はきれいさっぱりモデルの事を忘れ、事務所内にあるダンススタジオで新曲の振り付けのレッスンを受けていた。スケジュールの関係でメンバー全員は揃わない。スタジオ内は他に後輩達が練習しているのでチーフマネは俺をわざわざ廊下に呼び出したんだろう。


    「社長室。」


    チーフマネが顎で俺を誘導する。なんかおっかねぇ。


    「社長がお呼びよ。」


    嫌な予感しかしない。保養所の件がバレたか?それとも彼女といる所を写真に撮られたか?


    重い気持ちでエレベーターに乗り、社長室があるフロアへ向かう。エレベーター内でチーフマネはずっと押し黙っている。


    あの手…いきなり握ったら飛び上がるかな。


    沈黙に耐えられず変な妄想をして一人でニヤニヤしてると、チーフマネが振り返りキッとにらむ。俺はすかさず「気を付け」の体勢を取る。


    フロアに出て少し廊下を歩くと突き当たりに社長室がある。チーフマネがノックして中からの返事を待つ。そして扉を開けて俺を部屋に押し込んだ。


    「失礼します。しんご連れて来ました」


    「失礼しまーす…」


    俺も頭を下げながら恐る恐る挨拶をする。


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