カテゴリ
急上昇
子供自慢OK!あなたの親バカ聞かせて♪
14/02/05 00:02:45
「……堕ちてしまおうか。二人で」 しんごがボソッと呟く。 「え?」 「なんてね。」 優しく微笑んだ後、また私を固く抱き締める。しんごの顎が私の肩に埋まるくらい、後ろに回された手は服のシワの跡が残るくらい、きつくきつく抱き締められる。 「歳をとって弱くなったのは俺も同じだよ。悪いことじゃない。 それだけ守らなきゃいけないものが増えたってことだ」 「……そう…なのかな…」 抱き合うのを躊躇して固まっていた両腕をそっとしんごの背中に回す。 「俺は、その弱い所も全部引っくるめてゆりを抱きたいんだ」 ドキンと胸が鳴る。しんごの甘い言葉は私の耳を愛撫する。 「こことか?」 「ひぁっっ」 腰の後ろの方をスッと縦になぞられる。 「こことか?」 「あっ…やっ」 首筋をそっと舐められ、耳たぶを優しく噛まれる。思わず肩に力が入る。 「ゆりの弱い所、いっぱい知ってんだ、俺」 そんな私の様子を見るために、少し離れたしんごの顔はいつものいたずらっ子のような表情に戻っていた。 「…というわけで、」 しんごが私をお姫様抱っこしながら立ち上がる。 「きゃっ」 まだ酔いが残っている様子のしんごの足取りはちょっと怪しく、私は落とされないようにガッチリしがみついた。 続くm(__)m
通報
古トピの為、これ以上コメントできません
14/02/07 01:11:57
>>1421 続き リビングの横にある寝室の扉を開けると、一日換気をしてなかったせいか空気がこもっている。 しんごの匂いだ ひんやりした部屋はしんごの匂いでいっぱいだった。 私を抱きかかえたまま、しんごはエアコンと加湿器のスイッチを入れる。家電のピピッという起動音と共に、私達はどちらからともなくキスをする。 唇を貪るように重ねたまま、私はしんごのベッドにそっと座らされた。私が少し出した舌に吸い付きながら、しんごは何度も両手で髪や頬を撫でる。さっきまで結んでいた髪の毛に残るゴムの跡は、しんごの手によって解される。私はしんごの二の腕をさすり、キスだけで溶けてしまいそうな自分を繋ぎ止めるために袖をキュッと握る。 しんごの膝もベッドにかかり、ギシリと軋む音がする。唇が離れてしまわないように、上唇、下唇を交互に甘噛みするように吸い付いたまま、しんごが自分のシャツのボタンを外す。私はボタンが全部外されたシャツの襟元を掴んで下へおろすと、しんごが袖から腕を抜く。中に着ていたシャツを脱ぐために仕方なく一度私から離れ、上半身裸になった後、私のニットも肌着と一緒に捲り上げるように脱がされ、定位置のようにまた唇を戻す。 お互い息づかいが荒くなる。しんごが私の体を押しながら抱き締めると、その重みで私はベッドに沈み込む。
14/02/12 01:02:04
第三章まとめました。1月31日までに仕上げたかったけど、間に合わなかったのが残念でした(>_<) ----第三章------------- ☆プロローグ>>1260>>1261>>1262>>1263>>1264>>1265 ☆疑念>>1293>>1294>>1295>>1296>>1298 ☆バーテンダー>>1321>>1322>>1323>>1324>>1325>>1326>>1347>>1348>>1349>>1350>>1396>>1397 ☆マンションへ>>1398>>1405>>1406>>1407>>1417 ☆正直な想い>>1418>>1419>>1420>>1421 ☆寝室>>1458>>1459>>1460>>1461>>1462>>1463>>1464>>1465>>1466>>1467>>1482>>1483>>1484>>1485 ☆温もりを置いて>>1540>>1541>>1542>>1543 ☆エピローグ>>1544>>1545>>1546
1件~2件 ( 全2件)
子育てや家事、旦那に関する悩み相談、TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!
1
25/12/29 03:22:19
26
2
25/12/29 02:18:05
6
3
25/12/29 02:59:58
242633
4
25/12/29 02:56:30
23
5
25/12/29 03:27:32
22765
25/12/29 03:29:47
0
25/12/29 03:23:41
25/12/29 03:01:16
25/12/29 02:58:12
25/12/29 02:57:09
ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。
上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.1421 慎吾ママ
14/02/05 00:02:45
「……堕ちてしまおうか。二人で」
しんごがボソッと呟く。
「え?」
「なんてね。」
優しく微笑んだ後、また私を固く抱き締める。しんごの顎が私の肩に埋まるくらい、後ろに回された手は服のシワの跡が残るくらい、きつくきつく抱き締められる。
「歳をとって弱くなったのは俺も同じだよ。悪いことじゃない。
それだけ守らなきゃいけないものが増えたってことだ」
「……そう…なのかな…」
抱き合うのを躊躇して固まっていた両腕をそっとしんごの背中に回す。
「俺は、その弱い所も全部引っくるめてゆりを抱きたいんだ」
ドキンと胸が鳴る。しんごの甘い言葉は私の耳を愛撫する。
「こことか?」
「ひぁっっ」
腰の後ろの方をスッと縦になぞられる。
「こことか?」
「あっ…やっ」
首筋をそっと舐められ、耳たぶを優しく噛まれる。思わず肩に力が入る。
「ゆりの弱い所、いっぱい知ってんだ、俺」
そんな私の様子を見るために、少し離れたしんごの顔はいつものいたずらっ子のような表情に戻っていた。
「…というわけで、」
しんごが私をお姫様抱っこしながら立ち上がる。
「きゃっ」
まだ酔いが残っている様子のしんごの足取りはちょっと怪しく、私は落とされないようにガッチリしがみついた。
続くm(__)m
通報
コメント
古トピの為、これ以上コメントできません
返信コメント
No.1458 慎吾ママ
14/02/07 01:11:57
>>1421
続き
リビングの横にある寝室の扉を開けると、一日換気をしてなかったせいか空気がこもっている。
しんごの匂いだ
ひんやりした部屋はしんごの匂いでいっぱいだった。
私を抱きかかえたまま、しんごはエアコンと加湿器のスイッチを入れる。家電のピピッという起動音と共に、私達はどちらからともなくキスをする。
唇を貪るように重ねたまま、私はしんごのベッドにそっと座らされた。私が少し出した舌に吸い付きながら、しんごは何度も両手で髪や頬を撫でる。さっきまで結んでいた髪の毛に残るゴムの跡は、しんごの手によって解される。私はしんごの二の腕をさすり、キスだけで溶けてしまいそうな自分を繋ぎ止めるために袖をキュッと握る。
しんごの膝もベッドにかかり、ギシリと軋む音がする。唇が離れてしまわないように、上唇、下唇を交互に甘噛みするように吸い付いたまま、しんごが自分のシャツのボタンを外す。私はボタンが全部外されたシャツの襟元を掴んで下へおろすと、しんごが袖から腕を抜く。中に着ていたシャツを脱ぐために仕方なく一度私から離れ、上半身裸になった後、私のニットも肌着と一緒に捲り上げるように脱がされ、定位置のようにまた唇を戻す。
お互い息づかいが荒くなる。しんごが私の体を押しながら抱き締めると、その重みで私はベッドに沈み込む。
No.1586 慎吾ママ
14/02/12 01:02:04
第三章まとめました。1月31日までに仕上げたかったけど、間に合わなかったのが残念でした(>_<)
----第三章-------------
☆プロローグ>>1260>>1261>>1262>>1263>>1264>>1265
☆疑念>>1293>>1294>>1295>>1296>>1298
☆バーテンダー>>1321>>1322>>1323>>1324>>1325>>1326>>1347>>1348>>1349>>1350>>1396>>1397
☆マンションへ>>1398>>1405>>1406>>1407>>1417
☆正直な想い>>1418>>1419>>1420>>1421
☆寝室>>1458>>1459>>1460>>1461>>1462>>1463>>1464>>1465>>1466>>1467>>1482>>1483>>1484>>1485
☆温もりを置いて>>1540>>1541>>1542>>1543
☆エピローグ>>1544>>1545>>1546