官能小説得意な方! へのコメント(No.391

  • No.381 慎吾ママ

    13/12/20 08:44:35

    役目を終えた携帯を布団の外に置き、私は軽くしんごを睨む。しんごはニヤニヤしながらまた缶ビールを飲み、私にも差し出した。


    「俺、マキ?」

    「もう!」

    バスタオルを直しながら起き上がり、その手からビールを取って一口飲む。


    「………早かったのね」


    電話中に帰ってくるとは思わなかったから、少し私は動揺していた。


    「うん、竹内さんが…、ここの管理を任されてる人なんだけど、さっき下にいた。たまに準備しておいてくれるんだ。今日も俺が来るって電話した時に買っといてくれたみたい。」


    「へえ、すごいね。」

    もう一口飲んでしんごに返す。しんごはそれを一気に飲み干し、もう空にしてしまった。

    「もう一本いい?」

    そう言いながら空き缶を持って隣の部屋に戻る。

    「どうぞー」

    何となく私も着いていく。主婦の性か、寝室での飲食は落ち着かない。

    テーブルのそばに腰をおろすとしんごは次の一本を小さいグラスと一緒に持ってきた。栓を開け、グラスに注いだビールを私に渡す。

    「ありがとう」

    私はグラス、しんごは缶のまま手に取り、乾杯の代わりに軽く持ち上げ首を傾ける。

    「…ありがとね」

    ビールを飲みながらしんごが呟くように言う。

    「ん?ビール?」

    「今夜、一緒にいてくれて」

    バスタオル一枚の姿のせいで丸出しになっている私の肩を何度か撫で、頭を持ってぐいっと引き寄せる。引き寄せた頭の上にしんごはあごを乗せ、頭をぽんぽんと撫でてくれた。私はそのまましんごの胸に抱きつき、すりすりした。

  • No.391 慎吾ママ

    13/12/21 01:01:27

    >>381
    続き


    しんごの肩を抱く手にきゅっと力が入る。その動きに応えるように私は上を向く。ゆっくりと唇が重なり、また優しく舌が入ってくる。


    しんごは持っていたビールの缶を机に置き、空いた手で私の髪の毛を何度も撫でる。お互いの舌が絡まるごとに息づかいが激しくなる。私はしんごの肌に直接触れたくて、シャツの下から手を入れ背中にまわす。

    「ん……んんっ」

    しんごとのキスは私を何度でも溶かそうとする。

    「あっち行こうか」

    顔を近付けたまましんごがささやく。

    「ん…」

    返事と同時に抱き上げられ、布団の部屋に移動する。しんごの腕は私の肩を抱いたまま腕枕をするような状態で横になり、唇を合わせながら私の巻いていたバスタオルを広げる。

    丸見えの体が恥ずかしくて、私は両膝を立て力を込める。その力をほぐすように大きな手が優しく胸を包み愛撫しながら下へ下へと移動する。

    閉じていた膝を内腿から手を差し込んでゆっくり開く。反射的にもう一度閉じようとした脚をしんごの片足で固定され、自分の恥ずかしい部分が開いていくのを感じた。閉じられない下半身の代わりに、キスを続けながらしんごの首に手を回す。しんごの肩を抱く手にもさらに力がこもる。

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