官能小説得意な方! へのコメント(No.304

  • No.304 慎吾ママ

    13/12/15 13:11:59

    「お昼まだだよね。ハンバーガーでも食べる?あと靴脱がなくていいよ。」

    あまりに綺麗で高そうな車内なもんで私は何となくブーツを脱いでいた。

    「ハンバーガーいいよ。私におごらせて。」

    「やった♪」

    私は運転しながら小さく喜ぶしんごの横顔を見ていた。完全防備のせいで表情がよくわからない。しんごのマスクをちょっと下げてみる。

    「こーらっ!ダメだよ。」

    あわててマスクを戻すしんご。

    「ごめん」

    反省はしてないけどとりあえず謝る。もう一回下げたらもっと怒られるかな?

    顔が見たいのを我慢して、代わりにハンドルを握る手、レバーに添えてある手、何故かすこし捲りあげた袖から見えている腕をしげしげと見つめる。

    触りたい。その手、上からギュッとしたい。危ないからダメだと怒られるかな…。

    そしてまたしんごの横顔を見る。

    「ゆり…」

    「は、はいっ」

    「見られるのは慣れてるけど、そんだけマジマジと見つめられると恥ずかしいよ」

    「あ、そうだね。ごめん」

    しんごは返事をする代わりにレバーを握っていた方の手の甲で私の頬をすっと撫でた。

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