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小食&偏食な息子の背が伸びない
13/12/17 01:08:58
二階だというのに広めの庭が扉の向こうにあった。明るいとここから海も見えるんだろう。遠くに波の音が聞こえる。石を積み上げるように作られた露天風呂はさすがかけ流しなだけあって湯気がすごい。隅っこの方からチョロチョロお湯が出ていた。 しんごは湯船に浸かって両手の肘を後ろ手で石の縁に引っ掻けていた。空をじっと見ている。 何を想ってるんだろう… 私も空を見上げる。下弦の月が登り始めていた。月明かりは弱く、そのおかげか星がよく見える。 私の気配に気付き、しんごが振り返る。 「おいで」 こちらに手を差し出す。私はその手を取り、滑らないように気をつけながらそーっと湯船に入る。お湯に濡れる前に、しんごは私が巻いていたバスタオルを取り、しんご用のバスタオルを置いていた所に無造作に並べる。 湯船に入った私はしんごに手を引かれるまましんごの前に座り、ふーっと息を漏らす。 「温かーい。気持ちいいね」 「うん」 後ろから包み込むように手を回し、しんごの体が密着する。しんごのモノがお尻にあたり、少しドキドキする。全意識がお尻に移動したかのようだ。自然に二人で空を見上げる。 その状態のまま、私達は色んな話をした。しんごはすっかり落ち着きを取り戻したみたいで、自分の夢や絵の事、SMAbに入ってから今までの事を話してくれた。 私はいつからSMAbのファンだったとか、コンサートに行った時の話をした。
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古トピの為、これ以上コメントできません
13/12/17 09:19:02
>>327慎吾ママさん、うますぎー。最高です。ありがとうございます!
13/12/17 12:10:44
>>327 慎吾ママさん、慎吾に飽きたらキスマイのも書いてほしいです。
13/12/18 09:35:44
>>327続きを
13/12/19 00:46:27
お待たせしましたm(__)m >>327 続き 「そんなに長いこと見ててくれてたんだ、俺達のこと」 「そうだよー。昔は部屋の天井にもしんごのポスター貼ってたんだから(笑)」 少し顔が上気してきて、頭をしんごの鎖骨辺りに預ける。たった一杯のグラスワインが効いてきてるのかな。 「今は?」 もたれた私の頭に顔を寄せ、会話は続く。 「んー?」 「今はどうなの?実際こうしてて、イメージ変わった?」 「変わったよ。良い意味で(笑)テレビの向こう側の人達って、無機質というかどこか現実のモノじゃない気がしてたのね。コンサートで生で見ると、今度は無機質ではないんだけど、圧倒的なエネルギーを発するメンバーが全く違う世界の人達に見えてた。」 「うん、うん」 「こうして身近にいると、一人の男性。子供っぽかったり、感情的にもなったり、とても優しかったり……すごく素敵な男性」 言ってて少し恥ずかしくなってきた。こりゃ完全にワインが回ってきたわ。 「テレビの中の無機質はこんな事しないもんね(笑)」 湯船の中、私のお腹の前で組まれていた手がほどけ、両胸を包む。包みながら指と指の間で先端をちょっと挟む。 「やっやだ…エッチ」 「エッチだよ、俺。」 首筋をぺろりと舐められる。
13/12/25 01:47:07
まとめました。こうして見ると本当に長いです。お付き合いいただいた方々、ありがとうございましたm(__)m --------------------- ☆プロローグ >>256>>257>>258>>259 ☆慕情 >>260>>261>>267>>268>>273 ☆会いたい >>274>>275>>284>>286>>287 ☆デート >>303>>304>>306>>307>>310>>311 ☆不安 >>312>>313>>314 ☆衝動 >>324>>325>>326 ☆露天風呂 >>327>>361>>362>>363>>364 ☆嘘 >>376>>377>>378>>379>>380>>381 ☆我慢出来ない >>391>>392>>393>>394>>408>>409 ☆想い >>410>>411>>427>>428>>429 ☆エピローグ >>445>>446>>447>>448
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No.327 慎吾ママ
13/12/17 01:08:58
二階だというのに広めの庭が扉の向こうにあった。明るいとここから海も見えるんだろう。遠くに波の音が聞こえる。石を積み上げるように作られた露天風呂はさすがかけ流しなだけあって湯気がすごい。隅っこの方からチョロチョロお湯が出ていた。
しんごは湯船に浸かって両手の肘を後ろ手で石の縁に引っ掻けていた。空をじっと見ている。
何を想ってるんだろう…
私も空を見上げる。下弦の月が登り始めていた。月明かりは弱く、そのおかげか星がよく見える。
私の気配に気付き、しんごが振り返る。
「おいで」
こちらに手を差し出す。私はその手を取り、滑らないように気をつけながらそーっと湯船に入る。お湯に濡れる前に、しんごは私が巻いていたバスタオルを取り、しんご用のバスタオルを置いていた所に無造作に並べる。
湯船に入った私はしんごに手を引かれるまましんごの前に座り、ふーっと息を漏らす。
「温かーい。気持ちいいね」
「うん」
後ろから包み込むように手を回し、しんごの体が密着する。しんごのモノがお尻にあたり、少しドキドキする。全意識がお尻に移動したかのようだ。自然に二人で空を見上げる。
その状態のまま、私達は色んな話をした。しんごはすっかり落ち着きを取り戻したみたいで、自分の夢や絵の事、SMAbに入ってから今までの事を話してくれた。
私はいつからSMAbのファンだったとか、コンサートに行った時の話をした。
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コメント
古トピの為、これ以上コメントできません
返信コメント
No.328 匿名
13/12/17 09:19:02
>>327慎吾ママさん、うますぎー。最高です。ありがとうございます!
No.329 匿名
13/12/17 12:10:44
>>327
慎吾ママさん、慎吾に飽きたらキスマイのも書いてほしいです。
No.339 早く
13/12/18 09:35:44
>>327続きを
No.361 慎吾ママ
13/12/19 00:46:27
お待たせしましたm(__)m
>>327
続き
「そんなに長いこと見ててくれてたんだ、俺達のこと」
「そうだよー。昔は部屋の天井にもしんごのポスター貼ってたんだから(笑)」
少し顔が上気してきて、頭をしんごの鎖骨辺りに預ける。たった一杯のグラスワインが効いてきてるのかな。
「今は?」
もたれた私の頭に顔を寄せ、会話は続く。
「んー?」
「今はどうなの?実際こうしてて、イメージ変わった?」
「変わったよ。良い意味で(笑)テレビの向こう側の人達って、無機質というかどこか現実のモノじゃない気がしてたのね。コンサートで生で見ると、今度は無機質ではないんだけど、圧倒的なエネルギーを発するメンバーが全く違う世界の人達に見えてた。」
「うん、うん」
「こうして身近にいると、一人の男性。子供っぽかったり、感情的にもなったり、とても優しかったり……すごく素敵な男性」
言ってて少し恥ずかしくなってきた。こりゃ完全にワインが回ってきたわ。
「テレビの中の無機質はこんな事しないもんね(笑)」
湯船の中、私のお腹の前で組まれていた手がほどけ、両胸を包む。包みながら指と指の間で先端をちょっと挟む。
「やっやだ…エッチ」
「エッチだよ、俺。」
首筋をぺろりと舐められる。
No.477 慎吾ママ
13/12/25 01:47:07
まとめました。こうして見ると本当に長いです。お付き合いいただいた方々、ありがとうございましたm(__)m
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☆プロローグ >>256>>257>>258>>259
☆慕情 >>260>>261>>267>>268>>273
☆会いたい >>274>>275>>284>>286>>287
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