官能小説得意な方! へのコメント(No.306

  • No.306 慎吾ママ

    13/12/15 13:44:28

    車はファストフード店のドライブスルーに入った。外車用のマイクが無いので私が注文する。しんごの声を発するわけにもいかないのでちょうど良かった。


    『照り焼きバーガーマヨ多めね、あと…』


    しんごが小声で言付ける。本当にマヨ好きなんだ。

    「食べてる最中にマヨ垂れちゃうよ(笑)それともどこかで降りて食べる?」

    私はお金を払いながら聞く。

    綺麗な車内で食べるのも気が引ける。嫌がる人もいるよね。

    「時間が勿体ないから走りながらでいいよ。食べさせて。もうちょっとしたらね」


    間もなく車は郊外に出た。信号もあまり無いし、車外から見えることも無くなった。

    「はい」

    しんごは帽子とマスクを取り、メガネだけになった。視力は悪くないと思うんだけど、ダテかな?目だけ前に向けて大きく口を開ける。

    「はい、どうぞー」

    私はバーガーの包み紙を半分開けて、しんごの口元に差し出す。

    いただきます、と言いながら大きくかぶり付くと多めのマヨが溢れそうになり、私は何とか垂れないように両手で包み紙を覆う。


    「ふまい」

    口の中いっぱいのバーガーをモグモグしながら満足そうにしているしんごの口元にマヨが着いてる。

    「ほーらー(笑)」


    私は指でそのマヨを取ると、しんごがその指先もチュッと吸う。唇の感触にドキドキする。


    車内で二人でこうしてるだけでもうデート気分だった。すごく楽しい。かじられたバーガーの向きを変え、また食べさせる。たまにドリンクやポテトも口に入れ、あっという間に食べきった。

    「ごちそうさまー」

    「はーい」

    私は自分の分のパイを出し、さっきしんごに貰ったカフェオレと一緒に食べた。

    「ほんっと、甘いの好きだね。太るよ(笑)」

    「え?そ、そうかな?」

    私は思わず自分のお腹をさする。

    「うっそー。ちょうどいい。俺は好きだよ。ゆりの体。」

    しんごはぽんぽんと私の太ももを叩いた。

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