官能小説得意な方! へのコメント(No.260

  • No.260 慎吾ママ

    13/12/12 02:02:03

    「ママー、いわし&SMAbやってるよー」

    子供がテレビの前から呼んでくれている。

    「んー。」

    私は夕飯の片付けを済ませ、コーヒーを入れてテーブルの椅子に座った。


    子供はテレビの前のソファーに腰かけ、リモコンで音量を少し上げてくれた。毎年クリスマスの時期にやっている、お笑いの大御所とSMAbの生放送バラエティー番組だ。

    何だかキムタクに続いてナカイ君まで直視出来ないわ(>_<)

    私は心の中でもう一度ナカイ君に陳謝した。

    そんな心の内を知るはずもなく、テレビの中ではいわしとメンバーが恋愛話で盛り上がっている。ゲストの中にあのモデルはいない。少しホッとした。

    「そう言えばママ、最近SMAbの番組とか見なくなった?前は録画してまで見てたのに。もうファンやめたの?」

    ドキっとした。子供ってよく見てるな。

    「ううん。ほら、今年末で何かと忙しいから」


    ……………嘘。

    私は意識的にしんごの出る番組を避けていた。あの日から。
    あの日からもうすぐ2週間が過ぎようとしていた。

    あの日…あの濃密な夜の後、しんごとは連絡先も教えてもらえず、聞かれもせず別れた。そういえばしんごは芸能人同士でも全然携帯番号を教えないと有名だったな、と自分を慰めたけど正直寂しかった。

    2~3日はただ嬉しくて人妻ということも忘れて浮かれていた。思い出して一人でシたりもした。

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