官能小説得意な方! へのコメント(No.326

  • No.326 慎吾ママ

    13/12/17 00:45:18

    「しんご、お願い……しんごっっ」


    まだ外気が残っていたのか、私の体は小刻みに震えていた。ハッとしたようにしんごの表情が変わり、座り込んでしまった私から少し離れた。

    ようやく落ち着いてくれたのか…

    ホゥ…と小さく息を吐いた。

    「ごめん…」

    私の前で、両手で作った拳を床につき、しんごは下を向く。

    「俺…今ゆりをめちゃくちゃにしようとした…。大事にしたいのに。急に何かがぶっ飛んだ。ごめん………」


    頭を垂れたまましんごが謝る。

    下を向いたまま顔を上げずに謝るしんごを見ていると、私の母性本能がくすぐられた。そっとしんごの頭を両腕で包み、自分の胸にあてる。

    「いいよ。しんごにならめちゃくちゃにされても。めちゃくちゃにして欲しい」

    胸の中でしんごが顔を上げ、私を見つめる。しんごの瞳が潤んでいるように見えた。

    「寒いから温まろう、ね?お風呂入ろう。」


    「…ん……」

    二人で立ち上がり、しんごは目を閉じてメガネを外す。それをテーブルの上に置いて、しんごは服を脱ぎながら露天風呂の方へ行った。私は洗面所に向かい、そこで衣服を脱いでバスタオルを体に巻き、しんごの分のバスタオルを取って彼の方に向かった。

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