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親が生活できないと仕送りを要求された
13/03/24 22:37:09
>>534 ■5.「これから皆さんは、歴史の旅を始めます」 育鵬社版のアプローチは、まるで違っている。まず冒頭の口絵から「日本の美の形」と題し、古代から江戸時代までの芸術作品が、美しいカラー写真で、何ページにもわたって、てんこ盛りで紹介されている。 琴を引く埴輪の可愛らしい姿、青空を背にすっくと立つ法隆寺五重塔、金剛力士像の憤怒の表情、朝焼けに染まった雄大な赤富士の浮世絵。 新学年になって、真新しいこの教科書を開いた中学生が、心をときめかせながら、ページをめくる姿が思い浮かぶ。 その後で、「歴史の旅を始めよう」と題して、次のように語りかける。 __________ これから皆さんは、歴史の旅を始めます。 この旅の途中で、いろいろな歴史の風景に出会うことでしょう。 その際に、注目して欲しいことがあります。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ として、まず漢字からひらがな、カタカナを創り上げた日本語の例をあげて、「海外からさまざまな文化を取り入れながらも、それを独自のものにつくりあげてきた長い伝統があることに注目してください」と述べる。 __________ 次に、この旅では、さまざまな文化遺産と出会えるでしょう。 穏やかな仏像や力強い仏像、華やかな絵巻や動きが伝わるような絵画、そして美しい庭園や建物・・・。 このようなみごとな文化を築くことができたのはなぜでしょうか。 そうした視点で日本列島にある各時代の「文化の宝庫」を見ていけば、歴史の旅は数倍も楽しくなるでしょう。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 冒頭の見事な口絵に心動かされた中学生にとっては、これからの「歴史の旅」に期待を抱くだろう。 続く
13/03/24 22:39:42
>>535 ■6.「たくましいランナーになるために」 続いて、こう述べる。 __________ 何百年、何千年という長い時間の中で、私たちの先人が積み重ねてきた分厚い地層のような歴史には、さまざまな「成功や失敗の教訓」がぎっしりとつまっています。 この「経験の宝庫」を学んでいくと、歴史の登場人物の中に、数多くの尊敬できる人を見いだすことができるでしょう。 皆さんがこれからの人生で、困難に直面し判断に迷ったとき、それらの人物の行動から、大きなヒントを得ることができればと思っています。 そして、歴史の旅を進めていくと、私たちが住んでいる日本という国は、古代に形作られ、今日まで一貫して継続していることに気がつくと思います。 その理由は何なのか考えてみてください。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 歴史は、さまざまな「成功や失敗の教訓」がぎっしりと詰まった「経験の宝庫」である。 そこで尊敬する人物を見出したり、自分の人生での大きなヒントが得られるかもしれない。 すなわち、歴史とは「生き方」を学ぶ場だ、と捉えているのである。 この後で、次の印象的な結びを迎える。 __________ いよいよ歴史の旅が始まります。 先人が築いてきた歴史のバトンを受けつぎ、これからの歴史をつくっていく、たくましいランナーになるための、旅の始まりです。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ここに何のために歴史を学ぶのかが、簡潔明瞭に述べられている。 一人ひとりの生徒が、先人からバトンを受け継いで、これからの歴史をつくっていく「たくましいランナー」になることである。 続く
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13/03/24 22:44:42
>>536 ■7.歴史学研究と歴史教育の違い 「なぜ歴史を学ぶのか」というスタートラインだけでも、これだけの違いがある。 東京書籍版(①)は「現在のことが大切なら、その歴史にも意味があるのではないでしょうか」と、知的、抽象的に述べ、育鵬社版(②)は「先人が築いてきた歴史のバトンを受けつぎ、これからの歴史をつくっていく、たくましいランナーになるために」と、生き方のレベルで説く。 なぜこんな差が出るのか。 弊誌が邪推するに、東京書籍版の著者たちは戦後長らく歴史学界を風靡してきたマルクス主義の影響下で研究してきた人々ではないか。 マルクス主義は「労働者階級と資本家階級の階級闘争が歴史を形成してきた」というような理論的、抽象的な見方をする。 そこには歴史上の人物が志を抱いて、自分の人生を何事かに掛けて生きていった、というような個人の「生き方」は捨象されてしまう。 したがって歴史の中に尊敬する人物を見つけるという、心躍らせる醍醐味は味わえない。 味わえるのは、歴史のメカニズムを理論的に解明する知的興味だけである。 これはマルクス主義に限らず、専門的な専門的な歴史研究では概ねこうなってしまう。 こういう姿勢で、長年、歴史を研究してきた人々には、歴史学で知的興味を満たすことはあっても、手に汗握る歴史物語を読んだり、尊敬する人物の伝記から生きる元気をもらったり、という経験はあまり持ち得ない。 歴史学の専門研究者ならそれでも良い。 しかし、そうした人々が専門研究を離れて、中学生になぜ歴史を勉強するのか、と説こうとすると、「現在のことが大切なら、その歴史にも意味があるのではないでしょうか」などという気の抜けたセリフになってしまう。 続く
13/03/24 22:50:24
国際派日本人養成講座 No.789政治的ウソの見分け方 >>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467 No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488 NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518 No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529 No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか?>>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538
13/03/28 22:49:00
国際派日本人養成講座 No.789政治的ウソの見分け方 >>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467 No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488 NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518 No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529 No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538 地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争)>>546>>547>>548>>549>>550
14/03/09 00:46:11
国際派日本人養成講座 No.789政治的ウソの見分け方 >>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467 No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488 NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518 No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529 No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538 地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争) >>546>>547>>548>>549>>550 「孤立化路線」か「日米同盟路線」か ~ 北野幸伯『プーチン最強講義』を読む>>612>>613>>614>>615
14/05/25 22:35:44
国際派日本人養成講座 No.789政治的ウソの見分け方 >>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467 No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488 NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518 No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529 No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538 地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争) >>546>>547>>548>>549>>550 「孤立化路線」か「日米同盟路線」か ~ 北野幸伯『プーチン最強講義』を読む >>612>>613>>614>>615 最近の動きまとめ>>626
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上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.535 続き
13/03/24 22:37:09
>>534
■5.「これから皆さんは、歴史の旅を始めます」
育鵬社版のアプローチは、まるで違っている。まず冒頭の口絵から「日本の美の形」と題し、古代から江戸時代までの芸術作品が、美しいカラー写真で、何ページにもわたって、てんこ盛りで紹介されている。
琴を引く埴輪の可愛らしい姿、青空を背にすっくと立つ法隆寺五重塔、金剛力士像の憤怒の表情、朝焼けに染まった雄大な赤富士の浮世絵。
新学年になって、真新しいこの教科書を開いた中学生が、心をときめかせながら、ページをめくる姿が思い浮かぶ。
その後で、「歴史の旅を始めよう」と題して、次のように語りかける。
__________
これから皆さんは、歴史の旅を始めます。
この旅の途中で、いろいろな歴史の風景に出会うことでしょう。
その際に、注目して欲しいことがあります。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
として、まず漢字からひらがな、カタカナを創り上げた日本語の例をあげて、「海外からさまざまな文化を取り入れながらも、それを独自のものにつくりあげてきた長い伝統があることに注目してください」と述べる。
__________
次に、この旅では、さまざまな文化遺産と出会えるでしょう。
穏やかな仏像や力強い仏像、華やかな絵巻や動きが伝わるような絵画、そして美しい庭園や建物・・・。
このようなみごとな文化を築くことができたのはなぜでしょうか。
そうした視点で日本列島にある各時代の「文化の宝庫」を見ていけば、歴史の旅は数倍も楽しくなるでしょう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
冒頭の見事な口絵に心動かされた中学生にとっては、これからの「歴史の旅」に期待を抱くだろう。
続く
No.536 続き
13/03/24 22:39:42
>>535
■6.「たくましいランナーになるために」
続いて、こう述べる。
__________
何百年、何千年という長い時間の中で、私たちの先人が積み重ねてきた分厚い地層のような歴史には、さまざまな「成功や失敗の教訓」がぎっしりとつまっています。
この「経験の宝庫」を学んでいくと、歴史の登場人物の中に、数多くの尊敬できる人を見いだすことができるでしょう。
皆さんがこれからの人生で、困難に直面し判断に迷ったとき、それらの人物の行動から、大きなヒントを得ることができればと思っています。
そして、歴史の旅を進めていくと、私たちが住んでいる日本という国は、古代に形作られ、今日まで一貫して継続していることに気がつくと思います。
その理由は何なのか考えてみてください。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
歴史は、さまざまな「成功や失敗の教訓」がぎっしりと詰まった「経験の宝庫」である。
そこで尊敬する人物を見出したり、自分の人生での大きなヒントが得られるかもしれない。
すなわち、歴史とは「生き方」を学ぶ場だ、と捉えているのである。
この後で、次の印象的な結びを迎える。
__________
いよいよ歴史の旅が始まります。
先人が築いてきた歴史のバトンを受けつぎ、これからの歴史をつくっていく、たくましいランナーになるための、旅の始まりです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ここに何のために歴史を学ぶのかが、簡潔明瞭に述べられている。
一人ひとりの生徒が、先人からバトンを受け継いで、これからの歴史をつくっていく「たくましいランナー」になることである。
続く
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No.537 続き
13/03/24 22:44:42
>>536
■7.歴史学研究と歴史教育の違い
「なぜ歴史を学ぶのか」というスタートラインだけでも、これだけの違いがある。
東京書籍版(①)は「現在のことが大切なら、その歴史にも意味があるのではないでしょうか」と、知的、抽象的に述べ、育鵬社版(②)は「先人が築いてきた歴史のバトンを受けつぎ、これからの歴史をつくっていく、たくましいランナーになるために」と、生き方のレベルで説く。
なぜこんな差が出るのか。
弊誌が邪推するに、東京書籍版の著者たちは戦後長らく歴史学界を風靡してきたマルクス主義の影響下で研究してきた人々ではないか。
マルクス主義は「労働者階級と資本家階級の階級闘争が歴史を形成してきた」というような理論的、抽象的な見方をする。
そこには歴史上の人物が志を抱いて、自分の人生を何事かに掛けて生きていった、というような個人の「生き方」は捨象されてしまう。
したがって歴史の中に尊敬する人物を見つけるという、心躍らせる醍醐味は味わえない。
味わえるのは、歴史のメカニズムを理論的に解明する知的興味だけである。
これはマルクス主義に限らず、専門的な専門的な歴史研究では概ねこうなってしまう。
こういう姿勢で、長年、歴史を研究してきた人々には、歴史学で知的興味を満たすことはあっても、手に汗握る歴史物語を読んだり、尊敬する人物の伝記から生きる元気をもらったり、という経験はあまり持ち得ない。
歴史学の専門研究者ならそれでも良い。
しかし、そうした人々が専門研究を離れて、中学生になぜ歴史を勉強するのか、と説こうとすると、「現在のことが大切なら、その歴史にも意味があるのではないでしょうか」などという気の抜けたセリフになってしまう。
続く
No.539 まとめ
13/03/24 22:50:24
国際派日本人養成講座
No.789政治的ウソの見分け方
>>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467
No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488
NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518
No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529
No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか?>>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538
No.551 まとめ
13/03/28 22:49:00
国際派日本人養成講座
No.789政治的ウソの見分け方
>>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467
No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488
NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518
No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529
No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538
地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争)>>546>>547>>548>>549>>550
No.616 匿名
14/03/09 00:46:11
国際派日本人養成講座
No.789政治的ウソの見分け方
>>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467
No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488
NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518
No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529
No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538
地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争) >>546>>547>>548>>549>>550
「孤立化路線」か「日米同盟路線」か ~ 北野幸伯『プーチン最強講義』を読む>>612>>613>>614>>615
No.627 匿名
14/05/25 22:35:44
国際派日本人養成講座
No.789政治的ウソの見分け方
>>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467
No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488
NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518
No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529
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「孤立化路線」か「日米同盟路線」か ~ 北野幸伯『プーチン最強講義』を読む >>612>>613>>614>>615
最近の動きまとめ>>626