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13/03/28 22:32:30
>>547 ■3.日露戦争の世界史的意義■ 日露戦争の真実は、ロシアの南下をくい止めて、当時の帝国主義時代に、日本が国家の安全と独立を保った、という点にあるが、そればかりではない。 当時の国際社会で、この日露戦争がどのように受け止められたか、を以下に見てみよう。 ・中国の国父孫文 どうしてもアジアは、ヨーロッパに抵抗できず、ヨーロッパの圧迫からぬけだすことができず、永久にヨーロッパの奴隷に ならなければならないと考えたのです。(中略) ところが、日本人がロシア人に勝ったのです。 ヨーロッパに対してアジア民族が勝利したのは最近数百年の間にこれがはじめてでした。 この戦争の影響がすぐ全アジアにつたわりますとアジアの全民族は、大きな驚きと喜びを感じ、とても大きな希望を抱いたのであります。 ・インド・初代首相ジャワハルラル・ネルー 日本の戦捷(せんしょう)は私の熱狂を沸き立たせ、新しいニュースを見るため毎日、新聞を待ち焦がれた。(中略) 五月の末に近い頃、私たちはロンドンに着いた。 途中、ドーヴァーからの汽車の中で対馬沖で日本の大勝利の記事を読み耽りながら、私はとても上機嫌であった。 ・フィンランド大統領パーシキピ 私の学生時代、日本がロシアの艦隊を攻撃したという最初のニュースが到着した時、友人が私の部屋に飛ぴ込んできた。 彼はすばらしいニュースを持ってきたのだ。 彼は身ぶり手ぶりをもってロシア艦隊がどのように攻撃されたかを熱狂的に話して聞かせた。 フィンランド国民は満足し、また胸をときめかして、戦のなりゆきを追い、そして多くのことを期待した。 ・トルコ 昭和四十四年に、山口康助氏(現・帝京大学教授)がトルコの古都ブルサに泊った時、ある古老が片言の日本語を混えて、 「ジャポン! ニチロ、アラガート(日本の人たちよ! 日露戦争に勝ってくれて有難う)」と、呼びかけてきました。 続いて古老は、日本が日露戦争に勝った時、トルコ人は狂喜して、息子や孫に「トーゴー」「ノギ」の名前をつけ、イスタンブールの街には、「東郷通り」「乃木通り」ができた事など、語ったそうであります。 続く
13/03/28 22:39:27
>>548 ・ポーランド 大戦後、私(加瀬俊一氏)がヨーロッパの大使をしていた時に、東ヨーロッパの状態を見たいと思い、ポーランドを自動車で視察したことがあります。(中略) それで、道を尋ねるためにある教会に立ち寄ったんです。 年輩の上品な神父が出て来てね、日本人だと言うと、「ああ、いらっしゃい。日本の車があちこち走っているって聞いてました」 そういって喜んでお茶を出してくれたんです。 そうしたら傍らに、小さい男の子が来てね。 それで私は、「君の名前はなんていうの」って聞くと、「ノギ」って言うの。 「えっ。ノギ?」 すると神父さんが言うんです。 「ノギ」というのは乃木大将のノギですよ。ノギとかトーゴーとかこの辺はたくさんいましてね。ノギ集まれ、トーゴー集まれっていったらこの教会からはみだしますよ。」 「トーゴー」はもちろん東郷平八郎に因んでのことです。 ポーランドはロシアの悪政に反抗して、独立闘争に多くの血を流した歴史をもっているんです。 そのロシアを打ち倒した英雄に因んで名前をつけるわけです。 なるほどと思いました。 ・アメリカの黒人 日露戦争当時、黒人新聞各紙は、西洋帝国主義の重圧に苦しむ日本人を「アジアの黒人」と呼び、白人に挑む東郷艦隊を声援したり、一部の黒人社会では驚くことに、日本ブームが起きて、日本の茶器や着物も流行。 さらには、黒人野球チームの中から、「ジャップ」(当時、この言葉は日系人に対する侮蔑語ではなかった)を自称するチームも出ていたという。 日露戦争は非白人が本格的な近代戦で白人をうち負かし、世界中の抑圧されていた人々の希望に火を灯した。 20世紀は、世界の諸民族が自由と独立を勝ち取った世紀として、世界史に記述される。 日露戦争での日本の勝利は、まさにその夜明けを告げる鶏鳴であったのである。 続く
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13/03/28 22:45:24
>>549 ■ 4.自らの来歴を知れば志が育つ■ 欧米の国際派エリートが、冒頭の文章のように大英帝国の偉業を誇るなら、国際派日本人はこうした日本の来歴を語らねばならない。 それでこそ、政治的独立を勝ち取った世界の諸民族が、今後はさらに経済的にも自立してやっていけるように支援していく事を志す国際派日本人も現れるであろう。 前章で紹介した歴史教科書では、乃木も東郷も出てこない。 日本人がどんな思いで戦ったのか、それを世界の人々がどう受けとめたのか、まったく書かれていない。 ここには歴史の事実はあっても、 真実はない。 こういう教科書では、自らの来歴に誇りを持ち、使命感を持って国際社会で活躍しようという志を持った国際派日本人は育たないであろう。 日本が成し遂げた世界史的偉業は、日露戦争だけではない。 この「国際派日本人養成講座」では、これからも折にふれて、将来の国際派日本人が知るべき具体的な史実を提供していくので、それらを通じて、「自分は何者なのか」を探求して欲しい。 [参考] 1.「新しい日本の歴史が始まる」 新しい歴史教科書をつくる会編 幻冬社、平成9年 2,Churchill's History of the English-Speaking Peoples (編集者による序文を抄訳) 3.「こんな『歴史』に誰がした」 渡部昇一・谷沢永一 クレスト社、平成9年 4,大正13年12月3日~I6日「大阪毎日新聞」連載 「大アジア主義」 5.ネルー自伝、上 6.SUOMEN KUVALEHTI、1985年3月号 「日本海海戦八十周年特集」 7.「世界に生きる日本の心」 名越二荒之助 展転社、昭和62年 (「中近東の旅」、山口康助氏より) 8.「大東亜会議とバンドン会議」 加瀬俊一郎、祖国と青年 平成6年9月号 9.「20世紀の日本人アメリカ黒人の日本人観1900-1945」 レジナルド・カーニー、山本伸訳 五月書房 10,「記念艦三笠とニミッツ提督」 アメリカ海軍ニミッツ提督は尊敬する東郷元帥を記念するために戦艦三笠の保存を主張した。
13/03/28 22:49:00
国際派日本人養成講座 No.789政治的ウソの見分け方 >>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467 No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488 NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518 No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529 No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538 地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争)>>546>>547>>548>>549>>550
14/03/09 00:46:11
国際派日本人養成講座 No.789政治的ウソの見分け方 >>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467 No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488 NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518 No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529 No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538 地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争) >>546>>547>>548>>549>>550 「孤立化路線」か「日米同盟路線」か ~ 北野幸伯『プーチン最強講義』を読む>>612>>613>>614>>615
14/05/25 22:35:44
国際派日本人養成講座 No.789政治的ウソの見分け方 >>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467 No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488 NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518 No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529 No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538 地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争) >>546>>547>>548>>549>>550 「孤立化路線」か「日米同盟路線」か ~ 北野幸伯『プーチン最強講義』を読む >>612>>613>>614>>615 最近の動きまとめ>>626
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上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。
No.548 続き
13/03/28 22:32:30
>>547
■3.日露戦争の世界史的意義■
日露戦争の真実は、ロシアの南下をくい止めて、当時の帝国主義時代に、日本が国家の安全と独立を保った、という点にあるが、そればかりではない。
当時の国際社会で、この日露戦争がどのように受け止められたか、を以下に見てみよう。
・中国の国父孫文 どうしてもアジアは、ヨーロッパに抵抗できず、ヨーロッパの圧迫からぬけだすことができず、永久にヨーロッパの奴隷に ならなければならないと考えたのです。(中略)
ところが、日本人がロシア人に勝ったのです。
ヨーロッパに対してアジア民族が勝利したのは最近数百年の間にこれがはじめてでした。
この戦争の影響がすぐ全アジアにつたわりますとアジアの全民族は、大きな驚きと喜びを感じ、とても大きな希望を抱いたのであります。
・インド・初代首相ジャワハルラル・ネルー
日本の戦捷(せんしょう)は私の熱狂を沸き立たせ、新しいニュースを見るため毎日、新聞を待ち焦がれた。(中略)
五月の末に近い頃、私たちはロンドンに着いた。
途中、ドーヴァーからの汽車の中で対馬沖で日本の大勝利の記事を読み耽りながら、私はとても上機嫌であった。
・フィンランド大統領パーシキピ
私の学生時代、日本がロシアの艦隊を攻撃したという最初のニュースが到着した時、友人が私の部屋に飛ぴ込んできた。
彼はすばらしいニュースを持ってきたのだ。
彼は身ぶり手ぶりをもってロシア艦隊がどのように攻撃されたかを熱狂的に話して聞かせた。
フィンランド国民は満足し、また胸をときめかして、戦のなりゆきを追い、そして多くのことを期待した。
・トルコ
昭和四十四年に、山口康助氏(現・帝京大学教授)がトルコの古都ブルサに泊った時、ある古老が片言の日本語を混えて、
「ジャポン! ニチロ、アラガート(日本の人たちよ! 日露戦争に勝ってくれて有難う)」と、呼びかけてきました。
続いて古老は、日本が日露戦争に勝った時、トルコ人は狂喜して、息子や孫に「トーゴー」「ノギ」の名前をつけ、イスタンブールの街には、「東郷通り」「乃木通り」ができた事など、語ったそうであります。
続く
No.549 続き
13/03/28 22:39:27
>>548
・ポーランド
大戦後、私(加瀬俊一氏)がヨーロッパの大使をしていた時に、東ヨーロッパの状態を見たいと思い、ポーランドを自動車で視察したことがあります。(中略)
それで、道を尋ねるためにある教会に立ち寄ったんです。
年輩の上品な神父が出て来てね、日本人だと言うと、「ああ、いらっしゃい。日本の車があちこち走っているって聞いてました」
そういって喜んでお茶を出してくれたんです。
そうしたら傍らに、小さい男の子が来てね。
それで私は、「君の名前はなんていうの」って聞くと、「ノギ」って言うの。
「えっ。ノギ?」
すると神父さんが言うんです。
「ノギ」というのは乃木大将のノギですよ。ノギとかトーゴーとかこの辺はたくさんいましてね。ノギ集まれ、トーゴー集まれっていったらこの教会からはみだしますよ。」
「トーゴー」はもちろん東郷平八郎に因んでのことです。
ポーランドはロシアの悪政に反抗して、独立闘争に多くの血を流した歴史をもっているんです。
そのロシアを打ち倒した英雄に因んで名前をつけるわけです。
なるほどと思いました。
・アメリカの黒人
日露戦争当時、黒人新聞各紙は、西洋帝国主義の重圧に苦しむ日本人を「アジアの黒人」と呼び、白人に挑む東郷艦隊を声援したり、一部の黒人社会では驚くことに、日本ブームが起きて、日本の茶器や着物も流行。
さらには、黒人野球チームの中から、「ジャップ」(当時、この言葉は日系人に対する侮蔑語ではなかった)を自称するチームも出ていたという。
日露戦争は非白人が本格的な近代戦で白人をうち負かし、世界中の抑圧されていた人々の希望に火を灯した。
20世紀は、世界の諸民族が自由と独立を勝ち取った世紀として、世界史に記述される。
日露戦争での日本の勝利は、まさにその夜明けを告げる鶏鳴であったのである。
続く
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No.550 続き
13/03/28 22:45:24
>>549
■ 4.自らの来歴を知れば志が育つ■
欧米の国際派エリートが、冒頭の文章のように大英帝国の偉業を誇るなら、国際派日本人はこうした日本の来歴を語らねばならない。
それでこそ、政治的独立を勝ち取った世界の諸民族が、今後はさらに経済的にも自立してやっていけるように支援していく事を志す国際派日本人も現れるであろう。
前章で紹介した歴史教科書では、乃木も東郷も出てこない。
日本人がどんな思いで戦ったのか、それを世界の人々がどう受けとめたのか、まったく書かれていない。
ここには歴史の事実はあっても、 真実はない。
こういう教科書では、自らの来歴に誇りを持ち、使命感を持って国際社会で活躍しようという志を持った国際派日本人は育たないであろう。
日本が成し遂げた世界史的偉業は、日露戦争だけではない。
この「国際派日本人養成講座」では、これからも折にふれて、将来の国際派日本人が知るべき具体的な史実を提供していくので、それらを通じて、「自分は何者なのか」を探求して欲しい。
[参考]
1.「新しい日本の歴史が始まる」
新しい歴史教科書をつくる会編
幻冬社、平成9年
2,Churchill's History of the English-Speaking Peoples
(編集者による序文を抄訳)
3.「こんな『歴史』に誰がした」
渡部昇一・谷沢永一
クレスト社、平成9年
4,大正13年12月3日~I6日「大阪毎日新聞」連載 「大アジア主義」
5.ネルー自伝、上
6.SUOMEN KUVALEHTI、1985年3月号
「日本海海戦八十周年特集」
7.「世界に生きる日本の心」
名越二荒之助
展転社、昭和62年
(「中近東の旅」、山口康助氏より)
8.「大東亜会議とバンドン会議」
加瀬俊一郎、祖国と青年
平成6年9月号
9.「20世紀の日本人アメリカ黒人の日本人観1900-1945」
レジナルド・カーニー、山本伸訳
五月書房
10,「記念艦三笠とニミッツ提督」
アメリカ海軍ニミッツ提督は尊敬する東郷元帥を記念するために戦艦三笠の保存を主張した。
No.551 まとめ
13/03/28 22:49:00
国際派日本人養成講座
No.789政治的ウソの見分け方
>>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467
No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488
NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518
No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529
No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538
地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争)>>546>>547>>548>>549>>550
No.616 匿名
14/03/09 00:46:11
国際派日本人養成講座
No.789政治的ウソの見分け方
>>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467
No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488
NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518
No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529
No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538
地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争) >>546>>547>>548>>549>>550
「孤立化路線」か「日米同盟路線」か ~ 北野幸伯『プーチン最強講義』を読む>>612>>613>>614>>615
No.627 匿名
14/05/25 22:35:44
国際派日本人養成講座
No.789政治的ウソの見分け方
>>461>>462>>463>>464>>465>>466>>467
No.787 皇太子殿下の祈り >>482>>483>>484>>485>>486>>487>>488
NO.790 コメが鍛えた日本人 >>513>>514>>515>>516>>517>>518
No.738 歴史の嘘の見破り方 >>522>>523>>524>>525>>526>>527>>528>>529
No.734 歴史教科書読み比べ(1) ~ なぜ歴史を学ぶのか? >>532>>533>>534>>535>>536>>537>>538
地球史探訪:国際派日本人に問われるIdentity(日露戦争) >>546>>547>>548>>549>>550
「孤立化路線」か「日米同盟路線」か ~ 北野幸伯『プーチン最強講義』を読む >>612>>613>>614>>615
最近の動きまとめ>>626