【ネタバレ】朝ドラ「とと姉ちゃん」

匿名

モフルン

16/04/03 15:53:13

2016年4月からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のネタバレトピです

主人公・小橋常子のモデルは生活総合雑誌『暮しの手帖』
および出版元の暮しの手帖社の創業者・大橋鎭子(写真左)
そして編集者・花森安治(写真右・ドラマでは花山伊佐次)との雑誌出版の軌跡をモチーフに「当たり前の暮らしを大切にすること」をモットーに「戦後の女性の暮らしの復興」に明かりをともす希望の物語を描くフィクションのドラマオリジナル作品
物語は「戦前編」と「戦後編」に分かれた構成

☆大橋鎭子
1920年(大正9年)東京・麹町に生まれる
父・武雄は日本製麻の社員,母・久子は女子美術学校の出身
1歳で父の転勤で北海道に移住 
父の肺結核で東京に戻り療養所を求めて伊東,鎌倉,大森など転々とし大井町で落ち着く
武雄は大正15年に日本製麻を退職して静養しているのでドラマと相違してる
1930年(昭和5年)小学5年の時に父が死去 11歳で喪主を務める
1937年(昭和12年)東京府立第六高等女学校(現・東京都立三田高等学校)卒業
日本興業銀行に入行 調査課に勤務するが3年後に退行
1940年(昭和15年)20歳で日本女子大学に入学 入学後半年で肺結核になり学業断念
1941年(昭和16年)大学中退 静養後、日本読書新聞に入社
戦時中に日本出版文化協会秘書室に出向もしていた
編集長や編集部員の召集で日本読書新聞が休刊し大橋一家は東京で空襲を受け自宅も取り壊され強制疎開の中で鎭子は「戦後は雑誌を売ってお金もちになり家族を幸せにしよう」と考えていた
戦後、編集部員が揃い日本読書新聞が復刊して復帰した鎭子は編集長・田所太郎から新聞のイラスト挿絵担当で雇われた花森安治を紹介される 
昭和20年11月 新聞社を退社
1946年(昭和21年)三姉妹(鎭子,晴子,芳子)と花森と横山啓一(経理担当)で
衣装研究所を銀座で設立し鎭子は社長になる
雑誌「スタイルブック」創刊
1948年(昭和23年)花森を編集長として「美しい暮らしの手帖」創刊
1951年(昭和26年)社名を「暮らしの手帖社」に変更
1953年(昭和28年)第22号から雑誌名を「暮らしの手帖」に変更
1968年(昭和43年)隔月刊に変更
1969年(昭和44年)エッセイ「すてきなあなた」を連載
1978年(昭和53年)花森が死去 編集長になる
2004年(平成16年)横山泰子(妹の息子の妻)に社長を譲る
2013年(平成25年)3月 品川の自宅で肺炎のため死去 享年93歳

☆大橋3姉妹で結婚したのは次女の晴子だけ
晴子は会社設立のとき経理担当した横山啓一と結婚した
晴子と啓一の息子の妻が横山泰子(2代目社長)
☆鎭子が結婚しなかったのは花森から結婚のことを聞かれて「今は仕事で精一杯でこれからも仕事を続けたいから」と言い花森に「生涯結婚しない」と誓ってしまったかららしい
☆三女・芳子も生涯独身で晩年も暮らしの手帖社の取締役を務め2014年89歳で死去
☆叔父・小橋鉄郎のモデルは宮原満吉
ドラマでは父・竹蔵の弟だが、満吉は母・久子の父~娘と孫の三姉妹を支援して鎭子の学費も支援した
満吉は北海道に住んでいた。昭和13年 鎭子の卒業式を見届けたあとに脳溢血で死去
☆祖母・青柳滝子のモデルは大橋きん
ドラマでは母・君子の母だが、きんは父・武雄の養子先の養母(深川の材木商なのは同じ)

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

  • No.1

    16/04/03 15:56:41

    普通のトピはないね

  • No.2 モフルン

    16/04/03 15:58:55

    第1週「常子、父と約束する」(前半)

    4月4日(月)
    昭和5年。静岡県遠州地方。
    主人公・小橋常子(内田未来)は、きれいなものが大好きな好奇心旺盛で行動力のある三姉妹の長女。
    染工会社で働く家族思いの父・竹蔵(西島秀俊)を「とと」おっとりしている母・君子(木村多江)を「かか」と呼び、家族仲良く暮らしている。
    小橋家には家訓があり、月に一度家族全員でおでかけすることを習いとしていた。しかし突然、竹蔵にお得意先の接待が入り初めて家訓が破られることになる…。
    ☆ドラマ冒頭は昭和33年「あなたの暮らし」編集部で働く小橋常子からはじまる
    ●竹蔵は綿織物を製造する遠州浜松染物工の営業部長
    ●常子は「綺麗なものを書く」という宿題をするため町の景色を一望出来る7mある物干し台に上り騒ぎを起こす 竹蔵は常子の行動に叱らずに褒めた
    ☆小橋家の家訓
    1 朝の食事は全員でとる
    2 自分の服は自分で畳む
    3 月に1度は家族全員でおでかけすること

    4月5日(火)
    とと(父)・竹蔵(西島秀俊)が初めて破った「月に一度皆でお出かけする」という家訓。
    すねた次女・鞠子(須田琥珀)と三女・美子(川上凛子)は竹蔵のお得意先の大迫(ラサール石井)が持ってきた絵に落書きをしてしまう
    。困る常子(内田未来)の前に現れたのは風来坊の叔父・鉄郎(向井理)だった。
    鉄郎の出現により汚した絵がバレてしまう。「本物だ」と動揺する鉄郎。竹蔵は常子が今まで見たことのない表情になる…。
    ●竹蔵はお得意様の西洋紡の専務・大迫の引越しの手伝いを頼まれ断ることができなかったから家訓を破った
    ●大迫は酔って絵画を竹蔵にあげたが、酔いがさめて「絵画を返して欲しい」と言い出した

    4月6日(水)
    「自分が責任をとる」という竹蔵(西島秀俊)。
    常子(内田未来)は私たちも謝りたいと大迫(ラサール石井)のところへ向かう。事情を説明し謝る常子たち三姉妹と竹蔵。汚した絵を買い取りたいと竹蔵は申し出る。
    「世間的には価値がなくても、とと(=父)にとっては三人が力を合わせた傑作だから」という竹蔵の言葉に鉄郎(向井理)はあきれるも常子たちは嬉しくなる。
    しかし、無理が重なった竹蔵は、突然結核に倒れてしまう…
    ●土下座をする竹蔵に大迫は大笑いした その問題の絵画は贋作だったのでバレると困るから返してもらったから だが竹蔵はその贋作の弁償に10円で買い取る
    その10円は竹蔵が姉妹たちが力をあわせてなんとかしようとした思いにつけた値段である
    ●竹蔵の提案でその翌日、小橋家は浜名湖に紅葉狩りの「お出かけ」をした


    ☆史実の父親・大橋武雄は大正15年に会社を退職してこの頃は静養生活していたのでドラマと違う 
    ☆大橋一家は静岡の遠州地方(現・遠江)に住んではいない(トピ文参照)

  • No.3 モフルン

    16/04/03 16:02:34

    >>2
    第1週「常子、父と約束する」(後半)

    4月7日(木)
    家で療養することになったとと(=父)・竹蔵(西島秀俊)。
    少しでもそばにいたい気持ちを抱えつつ家族にうつってしまわないよう離れて生活していた。
    常子(内田未来)はそんなととの気持ちを察して気丈に振る舞っていた。
    そんな中、正月を迎え常子は今日だけはととの近くにいたいと百人一首を持ち出す。強すぎるかか(=母)・君子(木村多江)を尻目に常子が一枚だけとれた札は自分の名前の由来となったものだった…。
    ●昭和6年になる 
    常子の名前の由来「世の中の様子がいつまでも変わらずあって欲しいものだ」という常子がとった百人一首の札の短歌からきていた 
    「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ 海人の小舟の 網てかなしも」
    小橋家の家訓に込められた竹蔵の思いが自分の名前の由来になっていることを聞いた常子は感激する

    4月8日(金)
    一向に病状が良くならない竹蔵(西島秀俊)。
    常子(内田未来)たちは、誰もそのことを口にせず明るく振る舞っていた。
    そんなとき再び叔父・鉄郎(向井理)が小橋家に現れる。
    常子は鉄郎から竹蔵が毎年家族で行く花見を楽しみにしていることを聞くも、その時期はとっくに過ぎ桜は散ってしまっていた。「花咲かじいさんじゃなきゃ無理だ」と諦める妹たち。
    だが、常子はあることをひらめき竹蔵が働いていた染工会社へと向かう…
    ●結核の症状がひどくなる竹蔵と遊べない三姉妹は明るく振舞うも、学校では同級生の茂雄と正雄は結核が感染すると言って三姉妹を避け始める
    ●常子のアイデア(竹蔵の会社の仲間が布と作業場を提供してもらい三姉妹と鉄郎が手作りした桜の花が桜の木にたくさん付けられている)で竹蔵は花見をすることができ感激した

    4月9日(土)
    花見を終えた夜、興奮して眠れない常子(内田未来)は台所で水を飲んで子ども部屋に戻ろうとすると書斎で寝ているはずの竹蔵(西島秀俊)から声をかけられる。
    そこで常子は竹蔵からある大切な願いを託される。
    そして、その数日後、竹蔵は息を引き取る。
    皆が悲しむ中、ひとり涙を見せない常子。次女の鞠子(須田琥珀)から冷たいと罵られる。
    何も言わず家を飛び出す常子。涙を流さないのは父と交わした約束があった…。
    ●竹蔵から常子に遺言を残す
    「自分の死後の家族を心配だから自分が死んだら常子がととの変わりに父親として家族を支えてほしい」と竹蔵から頼まれた常子は涙ながらに約束を守ると応える
    ●竹蔵の葬儀の日、常子は気丈に振舞うも涙があふれて耐え切れず外に出てしまう
    追いかけてきた母・君子に父との約束を話した常子は君子に抱きしめてもらい、君子から「ととになるのは明日からでいいから今日は娘のままでいて…」と言われた常子は思いっきり泣き尽くす
    ●竹蔵の葬儀の翌日常子は母と妹2人に「自分は今日から家族を守るととになる」と宣言した  
    それを聞いた美子から「つん姉ちゃんがととになったら「とと姉ちゃん」でしょ?」と無邪気に言われた

  • No.4

    16/04/03 16:06:37

    ネタバレじゃないとぴも作ればいいのに

  • No.5 木の実

    16/04/03 17:09:49

    >>4
    もうあるよ

  • 広告
  • No.6 木の実

    16/04/03 17:12:30

    前回のトワさんかしら?
    ブリキュア見ないんで違っていたらすみません
    とと姉ちゃんもありがとうございます
    明日から楽しみです

  • No.7

    16/04/03 17:13:25

    >>5私立てた。サーチしてもないし普通のトピ

  • No.8 モフルン

    16/04/03 17:28:12

    >>6 はい「あさが来た」ネタバレトピのトワですよ
    モフルンは今の魔法使いプリキュアのクマのぬいぐるみのキャラだモフ~
    どういたしまして これからよろしくモフ♪

  • No.9

    ぴよぴよ

  • No.10 モフルン

    16/04/10 17:17:39

    >>3
    第2週「常子、妹のために走る」(前半)

    4月11日(月)
    クラスになじめない三女・美子(根岸姫奈)のため美子の学校に乗り込む常子(高畑充希)。
    しかし、その行動が裏目にでてしまい、ますます仲間外れに…。
    そんな中、近所で火事が発生。常子は男性陣に交じりバケツリレーに加わるも、全く役に立てず邪魔者扱いされてしまう。
    何かと因縁をつけてくる玉置三兄弟にばかにされる常子。
    美子は、その様子を見てますますとと(=父)が恋しくなり常子に八つ当たりをしてしまう。
    ●昭和10年(1935年)常子は高等女学校4年生になる 
    鞠子が高等女学校三年生 美子が尋常小学校4年生
    ●美子の担任渡辺が小橋家にやってきて美子が友達を作ろうとせず様子がおかしいと告げる
    ●美子が孤立しているのは父親がいない寂しさであり、同級生たちからの父親の話を聞いているとつらくなり誰とも話せなくなっていた

    4月12日(火)
    美子(根岸姫奈)の教室にたどりついた常子(高畑充希)はそこで一人ぼっちの美子を見てしまう。
    一計を案じた常子は、ともだちに美子の魅力を伝えようと一芝居うつが、見事に失敗。逆に美子の信頼を失ってしまう。
    その夜火災が発生、火消しにでた常子だったが、男たちの迫力に気おされ、ろくに役に立つこともできなかった。
    常子は父親代わりがなにひとつできないことに落ち込む。
    ●小学校に乗り込んだ常子はクラスの子供たちに家での美子が面白い少女だと力説するが空回りして終わり、美子は常子を教室から追い出すことに
    常子の話のせいで同級生たちはますます美子を敬遠する

    4月13日(水)
    美子(根岸姫奈)のことで悩む常子(高畑充希)のもとに突然、ふらりと叔父の鉄郎(向井理)が現れる。
    鉄郎は小橋家が大切に食べてきた米を食べ尽くし、再び逃げてしまう。
    困り果てたとき常子は一枚のチラシを見つける。そこには運動会の二人三脚で一位になれば、米が一俵もらえると書かれていた。「これだ!」と母・君子(木村多江)と二人で早速、練習し始める。
    しかし運動会前日、君子は手首にけがをして走れなくなってしまう…。

    4月14日(木)
    運動会当日。母・君子(木村多江)の代わりに常子と二人三脚を組むことになった次女・鞠子(相楽樹)。
    運動音痴の鞠子は、練習するも常子と全く息が合わない。その様子見て玉置兄弟(大内田悠平、加藤諒)が「人生は諦めが肝心」と笑う。
    一方、三女・美子(根岸姫奈)は頼りにならない常子にいらだちを隠せない。元気のない美子を励ますためにも、優勝して賞品の米一俵を勝ち取るためにも、どうしても一位を狙いたい常子たちだが…。
    ●二人三脚に消極的な鞠子に常子は「いつも1位を目指していた父のように戦う姿を美子に見せて元気づけたい」と説得する
    ●玉置兄弟のヤジで父親のことも悪く言われ挑発されて鞠子はやる気を出して、小橋姉妹は玉置兄弟を追い抜かして3位をとり米5升をゲットしその夜美味しいご飯を食べられ、常子と鞠子の運動会の活躍の話題で同級生とも話せるよになり美子からの常子の信頼も回復する

  • No.11 モフルン

    16/04/10 17:20:03

    >>10
    第2週「常子、妹のために走る」(後半)

    4月15日(金)
    笑顔を取り戻した美子(根岸姫奈)に安どする常子(高畑充希)。
    だがその喜びもつかの間、竹蔵の元上司・杉野(田山涼成)に「援助を打ち切らせてほしい」と告げられる。
    途端に生活が苦しくなる中、三女・美子(根岸姫奈)が風邪で倒れ込んでしまう。かか(=母)・君子(木村多江)を心配させたくないと我慢していたのだ。
    そんな小橋家の危機を察したのか叔父・鉄郎(向井理)が舞い戻ってきて、事態は思わぬ方向へと向かう…。
    ●会社では竹蔵以外にも結核で死亡した社員もでており小橋家だけ特別扱い出来なくなったので援助は打ち切られた
    ●美子は風邪がひどくなり高熱が出てしまい常子と鞠子は医者を呼びに走る

    4月16日(土)
    生活の為に、かか(=母)君子(木村多江)が妾になってしまう…と焦る常子(高畑充希)は、お金を稼ごうと仕事を探すが見つからない。
    ふと、叔父・鉄郎(向井理)が「ハトを売ればお金になる」と言っていたことを思い出し三姉妹でハトを捕まえるも結局一銭も稼げずじまい。
    家に帰ると君子の姿はなく、よそ行きの着物がなくなっている。必死に近所を探す常子たち。
    その先で語られてこなかった君子の秘密を知ることになって…
    ●君子がお金に困っているときいた大家が妾の話をもちだして、それを常子と鞠子が知ってしまい、妾をさせないように自分たちで稼ごうとする
    ●三姉妹は公園で捕まえたハトを肉屋に売ろうとしたが、「肉用のハトはキジバトだけだ」と拒否された
    ●肉屋からの帰り途中で三姉妹は身だしなみを整えた君子が出かけていくのを目撃してしまい、妾の要件で出かけたのだと思ってしまう
    ●君子が出かけたのは妾のことではなく、三姉妹の転校の手続きだった
    竹蔵と君子の結婚がきっかけで絶縁中の母(三姉妹の祖母)・滝子と和解をして支援してもらうことになったのだ 
    三姉妹には滝子はすでに死んだと聞かされていたのでびっくり
    小橋家は滝子の営む材木屋がある東京・深川に引っ越すことになる

    ☆史実ではモデル大橋家は遠州(浜松あたり)に住んでおらず、父の療養で伊豆や鎌倉などを転々として最後は東京の大井町に定住した
    深川の材木屋は史実では父の養子先の家であり、そこには三姉妹たちは住んではいない


  • No.12 食パン(はちみつ付)

    16/04/10 18:31:27

    ほぅ、主人公は生涯独身だったのか。ドラマでもそうなるのかな。

  • No.13 食パン(はちみつ付)

    16/04/12 10:26:37

    あさが来たはネタバレは絶対見ないようにしてたけど、今回は見ても平気なので来ました~また来ます(^^)

  • No.14 モフルン

    16/04/12 11:16:36

    >>12 史実通りたぶん独身設定だよね

    >>13 ありがとう また来てね♪

  • No.15 モフルン

    16/04/17 21:45:29

    >>11
    第3週「常子、はじめて祖母と対面す」(前半)

    4月18日(月)
    母・君子(木村多江)の突然の告白により祖母の存在を初めて知る常子(高畑充希)。
    祖母・滝子(大地真央)は東京・深川の製材問屋「青柳商店」の大女将で、とても厳しい人だという。
    竹蔵(西島秀俊)との結婚に反対された君子は滝子と絶縁し浜松にやってきたのだった。
    しかし竹蔵亡き今、自分の稼ぎだけでは三人の娘を育てることが難しくなってしまった。君子は常子たちに、東京に行き滝子の元で暮らすことを提案する
    ●君子の父は11歳の時に他界している
    ●君子の連絡を受けて滝子は東京の実家に暮らすように勧めてくれた
    ●祖母と暮らすことに抵抗がある三姉妹だが、女学校に進学させることが竹蔵の悲願だったため引越しを決める

    4月19日(火)
    東京・深川に引っ越すことになった小橋家。
    常子(高畑充希)たちは最後にもう一度物干し台にのぼり、思い出の詰まった浜松に別れを告げる。
    そしてやってきたのは所狭しと木が並び男たちの活気であふれる木場の町。
    常子は母・君子(木村多江)の実家「青柳商店」の豪勢な造りに驚く。
    店前で番頭の隈井(片岡鶴太郎)と出会い座敷に案内される。
    生まれて初めての祖母の滝子(大地真央)との対面に緊張する常子たちだが…。
    ●玉置三兄弟らの幼馴染たちと別れのあいさつをして小橋家は汽車で東京に出発
    ●小橋家の引越しを聞いた鉄郎は慌てて小橋家ついていき深川に到着
    出迎えた隅井は君子を小さい頃から知っている

    4月20日(水)
    初めて祖母・滝子(大地真央)と対面した常子(高畑充希)は、その風格と強い目力に圧倒される。
    しかし常子たちの緊張をよそに滝子は「よく来たね」と優しく迎え入れてくれたのだった。
    君子(木村多江)も昔とは違う母の穏やかな姿に安どする。
    そんな中、常子は一人の青年に声をかけられる。それは君子がいない間に青柳家の養子となった青柳商店の若旦那・清(大野拓朗)だった。
    新たな出会いに胸の高鳴りを覚える常子だが…。
    ●清は常子をじっと見つめて「思ってた以上に綺麗だ」と言われて常子はときめく
    ●滝子は君子が出て行ってから自分以外の意見も耳を傾けるようになったと語る

    4月21日(木)
    働き口を探し回る君子(木村多江)。だが、断られてばかりでなかなか見つけられずにいた。
    心配する常子(高畑充希)だが清(大野拓朗)のことが頭にちらつき勉強に身が入らない。しかし清は、わざとらしくため息をついては苦労話にかこつけて自慢をしたがるナルシストだった。
    思っていた人と違う…と思い始める常子だが清との会話の中で君子の助けになるヒントを得る。
    常子は急いで祖母・滝子(大地真央)の部屋に向かう…。
    ●常子と鞠子は東京の女学校の編入試験の勉強に取り組む

  • No.16 モフルン

    16/04/17 21:48:38

    >>15
    第3週「常子、はじめて祖母と対面す」(後半)

    4月22日(金)
    祖母・滝子(大地真央)の仕事に同行することになった常子(高畑充希)。
    滝子の広い人脈から母・君子(木村多江)の働き口を見つけたいと思ったのだ。
    客との何気ない会話から仕事の先行きを判断する滝子の姿に常子は感銘を受ける。
    そうやって滝子は女性でありながら二百年続く老舗を守ってきたのだ。
    一方で、滝子は常子が情報収集のことを鋭く見抜いたことに感心していた。そしてある夜、滝子は常子のことで君子を呼び出す。
    ●滝子は常子を外回りにの際には連れ出すようになる
    東京は不況で住む家も失くなってる人々も溢れかえっていた 滝子は「家とは人々にとって大切な場所だからその場所を失わないように良質の木材で頑丈な家を建ててもらいたいものだ」と常子に語り、常子は父・竹蔵が自分に託した名前の由来からの父の考えが滝子と重なり感激する


    4月16日(土)
    君子(木村多江)は滝子(大地真央)に呼び出され思わぬことを聞かされる。
    滝子は常子(高畑充希)の中にあるおかみの資質を感じ取り、常子を清(大野拓朗)の嫁にし、青柳商店を継がせたいと考えていた。
    昔と同様に家を優先して自分の考えを押し付けようとする母に君子は激しく反発、再び家を出て行く決心をする。
    理由も分からぬまま、君子に連れられ常子たちがやってきたのは青柳家のすぐ裏にある仕出し屋『森田屋』だった…。
    ●常子を清の嫁にしようとする滝子の考え(他者の人生まで自分で勝手に決めてしまう悪い癖)が昔から変わってないことに君子は怒る
    これに滝子は怒り「だったら出て行きな!」と言い放ち、君子は娘たちと家を出ると求人の張り紙を見つける それが森田屋の住み込みの女中の募集だった
    ●森田屋の森田まつ(秋野暢子)は受け入れて小橋一家は森田屋で住み込むことになった
    ●小橋一家は、まつに呼び出され、台所で森田屋のメンバー(ピエール瀧,平岩紙,川栄李奈,浜野謙太)に睨まれてしまう
    ●まつと滝子とは犬猿の仲でいつもギスギスしている

  • No.17 モフルン

    16/04/24 12:56:02

    >>16
    第4週「常子、編入試験に挑む」(前半)

    4月25日(月)
    君子(木村多江)と滝子(大地真央)との対立により、急きょ仕出し屋「森田屋」に居候することになった常子(高畑充希)たち。
    そこで出会ったのは、女将・森田まつ(秋野暢子)、大将の宗吉(ピエール瀧)、妻・照代(平岩紙)、娘・富江(川栄李奈)と板前の長谷川(浜野謙太)という個性的な面々。
    常子と鞠子(相楽樹)は慣れない弁当作りや配達の仕事に励みながら編入試験に向けて勉強を始める。一方君子は浮かない様子で…
    ●森田屋では、まつと宗吉が口喧嘩、宗吉と照代の夫婦仲が悪く仕事場の雰囲気を殺伐とさせている
    ●小橋家に対して宗吉は厳しい態度、照代は笑顔だがなんか笑顔が不自然、富江は冷たい態度、長谷川はいい加減な男だと感じられた
    ●隈井(片岡鶴太郎)から常子たちの学費を出してくれることになった

    4月26日(火)
    仕出し弁当配達の帰り常子(高畑充希)は、お寺で植物の実験をしている帝大生の星野(坂口健太郎)に出会う。「苛酷な状況で育てた植物は順応して生命力を高めるのだ」という。
    森田屋に戻ると慣れない仕事に手こずる母・君子(木村多江)の姿があった。星野の言葉を思い出し君子を励ます常子。
    そんなある日、常子たちは弁当の種類を間違えて配達してしまう。「もう頼まない」と激怒する得意客が押しかけ一大事へと発展する…。
    ●星野は富岡八幡宮の境内で地面に横たわり植物に水を与えない実験をしていた 鞠子は星野の話に興味があるが常子はドン引きして鞠子の手を引いて星野から逃げ去る
    ●君子は森田屋で何も役に立ててない自分に悩んで自分を責めていた

    4月27日(水)
    弁当を間違えて配達してしまった常子(高畑充希)たち。
    「味」と「信用」を守るため、常子や鞠子(相楽樹)、君子(木村多江)たちは一軒一軒謝罪して回る。
    途中、長谷川(浜野謙太)から慰めに言われた一言から高い弁当を配った客にも謝り始める常子。「別に来なくても」と不思議がる客たち。
    だが、まつ(秋野暢子)は、その心意気を褒める。そして祖母・滝子(大地真央)は、ますます常子を跡継ぎにしたいと思いを強くする…。
    ●長谷川のミスで仕出し弁当の「松」と「竹」を取り違えてしまった まつと宗吉は激怒
    ●常子の提案で「松」を届けてしまった(本当は「竹」)客にも誤りにはかわりないから謝罪をすることに それにも宗吉はまた激怒する 
    まつは、そんな行動をした常子から事情を聴いて「こちらが損になる目に遭っても間違った筋は通してはいけない、それが長く店を続ける上で大切」と滝子から感じ取った老舗の心意気だと常子から聞いて、まつは感心する

  • No.18 モフルン

    16/04/24 12:58:03

    >>17
    第3週「常子、編入試験に挑む」(後半)

    4月28日(木)
    仕事の合間で勉強していた常子(高畑充希)と鞠子(相楽樹)は無事に編入試験に合格し女学校に通い始める。
    しかし、新たな学校生活で待ち受けていたのはクラスメイトの冷たい反応だった。
    孤立している時、常子は一人で読書にふける中田綾(阿部純子)を見つける。「私は一人で平気だから」と取り付く島のない綾。
    うまくいかず悩む常子の前に、以前配達の帰りに出会った植物学を学ぶ珍妙な帝大生・星野(坂口健太郎)が現れる。
    ●森田屋の生活から1ヶ月経過
    ●常子は浜松の学校で着ていたセーラー服で登校してそのセーラー服をクラスメイトたちから馬鹿にされて仲間はずれにされ始める
    ●再会した星野は今度はヒマワリの観察をしていた

    4月29日(金)
    常子(高畑充希)のことを思い出せないという星野(坂口健太郎)だが、悩む常子に「ヒマワリのように堂々としていなさい」とトンチンカンな助言をされ、常子は少し気が晴れる。
    が、翌日教室で噂になり、カンニングの疑いまでかけられてしまう。
    落ち込む常子だが早く仕事を覚えようと懸命に頑張る母・君子(木村多江)の姿を見て自分を励ます。
    そんな中、叔父・鉄郎(向井理)が現れカンニングの疑惑を晴らすヒントを得る…。
    ●「ヒマワリは花をつけると東を向いたまま決して動かない」~そんな星野の話から「自分もヒマワリのようにいつもおひさまに向かって胸を張って生きていこう」と決め星野から元気をもらった
    ●常子が星野と会っていたのをクラスメイトに目撃されクラスメイトたちは常子を冷やかし、さらにクラスメイトの悪意で常子がカンニングをしたと嘘の騒ぎを起こして嫌がらせがエスカレートする
    ●綾は「くだらない言い合いで試験が中断されるのは時間の無駄だから再試験をしてはいかがでしょう?」と提案して常子をかばうことになる 
    これを機会に綾は常子の生涯の親友となる

    4月30日(土)
    綾(阿部純子)に勉強を教えてほしいと頼む常子(高畑充希)。
    一番になるには一番詳しい人から教わるのが最良だからと、歯に着せぬ発言をする常子にどこかおかしみを感じて綾は勉強を教えることを了承する。
    宗吉(ピエール瀧)はその事情を聞き、悪態を付きながらも常子を応援し、勉強に専念させる。
    そして、再試験当日。常子は試験で挽回し好成績を収める。しかし、またカンニングの疑惑は晴れず、再び孤立してしまう…。
    ●常子は綾の自宅を訪問し、綾の自宅が豪邸で驚かされる
    ●逆に綾は常子たちの暮らす狭い部屋に来るが、家族との距離が近い常子の暮らしが素敵だと褒めた
    ●再試験のことが森田屋でも知れ渡り彼らは心の中で常子を応援する
    ●テストの結果は 綾が1位 常子が2位

  • No.19 モフルン

    16/04/24 13:05:44

    >>18 
    第4週「常子、編入試験に挑む」(後半)です

  • No.20 モフルン

    16/05/02 00:12:46

    >>19
    第5週「常子、新種を発見する」(前半)

    5月2日(月)
    鞠子(相楽樹)の制服が突然なくなってしまう。
    常子(高畑充希)は鞠子と一緒にあちこち探すも、見つからない。
    翌朝、常子は富江(川栄李奈)の部屋の前で見慣れないボタンを拾う。
    学校で級友・綾(阿部純子)の制服を見て、常子は事情を察する。
    配達帰りの富江に尋ねる常子。富江は衝動で着てみた拍子に裏側が破れてしまい誰にも言えず黙っていたのだと告白する。
    常子は富江の思いをくみ、森田屋の皆に内緒で直そうと決める。
    ●制服がみつからない鞠子は中学生のときのセーラー服で登校することに

    5月3日(火)
    富江(川栄李奈)のために、破れた鞠子(相楽樹)の制服を直すと決めた常子(高畑充希)。君子(木村多江)のミシンが壊れていたため、滝子(大地真央)のを借りる。
    滝子に突然「青柳を継ぐ気はないか?」と尋ねられ、「考えたこともない」と答える常子だが初めて将来について意識する。
    制服を直して帰ると富江が制服を盗んだことが知れ渡っていた。激怒する宗吉(ピエール瀧)たち。かばおうとする常子だが、富江は真相を話し始めて…。
    ●ミシンを借りようと青柳商店では清が滝子の許可がないと貸せないと拒むが、常子が言葉巧みに説得してミシンを使い制服を修繕した
    ●宗吉は君子に「家で働き詰めで富江は友達がいない」と心配事を打ち明ける
    ●清が口を滑らせたせいで森田屋に富江が制服を隠したことが知れ渡る

    5月4日(水)
    振り上げた拳を下ろし、富江(川栄李奈)の代わりに土下座する宗吉(ピエール瀧)。
    常子(高畑充希)も富江をかばい女学校に行きたい余り制服を着たのだと弁明する。ただ着たかっただけと常子の言葉を覆す富江だが、まつ(秋野暢子)や照代(平岩紙)は秘めた思いがあると感じ一日限りの休日を楽しむようすすめる。
    常子と外出する富江だが、気もそぞろで落ち着かない。
    一方、宗吉たちもどこか浮つき仕事が手に付かずにいて…。
    ●常子と外出する富江は喫茶店では料理の値段や店員の接客態度が気になり楽しむことができない 
    ついには家に帰ると言い出す~幼い頃から富江が担当していた家のぬか床の事が気になり外で遊ぶどころではないという 富江は自分が本当に家業が好きなのだと再認識した

  • No.21 モフルン

    16/05/02 00:14:32

    >>20
    第5週「常子、新種を発見する」(後半)

    5月5日(木)
    富江(川栄李奈)と自分との距離が縮まったように、君子(木村多江)と滝子(大地真央)の仲も修復できないかと悩む常子(高畑充希)。
    ある時、以前に出会った植物を研究する帝大生・星野武蔵(坂口健太郎)と再会する。研究に夢中でロクに食べていない星野は常子を抱きしめるように倒れてしまう。
    介抱しようと森田屋に連れてくる常子だが深川をうろつく星野に押し売りや泥棒などの怪しいうわさが立っていて警戒されてしまう
    ●新種を発見して実家の飛騨高山の両親に恩返しをしたい(新種の名前を両親の名前にしたい)という星野に宗吉は感動する

    5月6日(金)
    日本初の発見を目指して、深川で植物を探す星野(坂口健太郎)の熱意に賛同する常子(高畑充希)たち。
    探しているキノコを見たことがあると常子は青柳に星野を案内する。いぶしがる隈井(片岡鶴太郎)を説得し生えていた場所に行くとすでに採取されてしまった跡だけに。
    聞くと、清(大野拓朗)が朝帰りのバツとして掃除し、たき火にかけようとしているらしい。燃やされる前に何とか阻止しようと追いかける常子と星野だが…
    ●森田屋にお礼に来た星野のスケッチブックには研究者たちが探している新種の植物たちの絵で埋め尽くされていた その絵の中にあるキノコが青柳商店で見たと常子が気づく
    ●青柳商店で探していたキノコは新種ではなかった

    5月7日(土)
    キノコ騒動の傍らで星野(坂口健太郎)は新発見となる植物を見つける。常子(高畑充希)たちも喜び祝賀会を企てる。
    しかし翌日、鞠子(相楽樹)が既に発見された記事がある古新聞を見つけてしまう。星野以外全員が知っている事実をどう伝えるべきか。両親に恩返しができると喜ぶ星野に誰も言い出せない。
    そんな時、星野がこぼしてしまったお茶を拭こうと焦った長谷川(浜野謙太)がその記事が載る古新聞を使ってしまい…。
    ●星野は青柳商店の材木置き場の片隅で新種の花を見つけた
    だが新聞記事によれば、その花は別の研究者により発見され登録も完了していた
    ●長谷川が使った古新聞が星野の目にとまり、新種発見を両親に報告をしてしまった星野はすでに発見された花だと知りショックで貧血をおこし落胆するが、森田屋の面々は心から星野を励ます 
    ●常子は飛騨高山の味噌で味噌汁を作り星野に飲ませ「ちゃんとご飯を食べて元気に研究することが両親に対して大事なのではないか?」と言い、星野は決意を新たにして気力を取り戻した

  • No.22 モフルン

    16/05/08 15:04:41

    >>21
    第6週「常子、竹蔵の思いを知る」(前半)

    5月9日(月)
    森田屋に居候し始めて3か月。
    常子(高畑充希)や鞠子(相楽樹)たちは少しずつその生活になじんでいった。
    しかし母・君子(木村多江)と祖母・滝子(大地真央)の関係は変わらず険悪なままで、君子はその真相を話そうとはしない。君子と同じく森田屋のまつ(秋野暢子)と息子の宗吉(ピエール瀧)も卵焼きをめぐり親子けんかが絶えない。
    何とか関係を修復させようと悩む常子だが、ふとしたことから滝子の秘密を知ってしまう
    ●常子と鞠子は森田屋のまかないを作れるほど料理の腕前を上げる
    ●滝子が路上でまつから滝子の皮肉「あんないい孫を追い出すなんでひどい人もいるもんだ」と言われた隈井は怒りのあまり滝子が学費を払っていることを口にしたのをそばにいた常子と星野に聞かれてしまう

    5月10日(火)
    学費を援助していたのは隈井(片岡鶴太郎)ではなく、祖母・滝子(大地真央)だった。
    常子(高畑充希)は次女の鞠子(相楽樹)と同級生の綾(阿部純子)に相談し母・君子(木村多江)の気持ちを考え秘密にしておくことにする。
    そんなある日、君子は隈井に学費を返そうと居酒屋に向かう。酔っ払った隈井は酒の勢いもあって「おかみさんに返す」とつい口にしてしまう。
    真相を知った君子は一人で滝子の元へ駆け込むのだが…
    ●真相を知らなかった君子は滝子からの援助なしで家族を養えてきたのが誇りに思っていた だが真相を知り君子は滝子からの援助を断った
    ●綾は両親から結婚をするように言われていて常子に相談する

    5月11日(水)
    どこまでも認めようとしない滝子(大地真央)に怒り援助を断る君子(木村多江)。自分ひとりの力で常子(高畑充希)たちを養おうと昼夜問わず働く君子に常子と鞠子(相楽樹)たちは心配するばかり。
    そんな折、浜松で世話になった染工会社社長の杉野(田山涼成)が青柳商店を訪ねてくる。
    君子や滝子の内情になぜか詳しい杉野。常子がその理由を聞くと杉野は今まで伏せていた父・竹蔵(西島秀俊)の秘密を語り始める…。
    ●君子との絶縁中でも滝子に美子が甘えてお菓子をもらっていた だが君子の援助拒否の件以来、滝子は美子も追い返してしまうようになる
    ●滝子からの支援を断った君子は常子たちの通う女学校に行き学費支払い延期を懇願する さらに学費を自分の力で稼ごうと君子は内職を増やす
    ●杉野は事情を知らずに小橋家が青柳商店にいると思い青柳商店に入ろうとするのを常子たちが引き止め事情を話す


  • No.23 モフルン

    16/05/08 15:08:44

    >>22
    第6週「常子、竹蔵の思いを知る」(後半)

    5月12日(木)
    杉野(田山涼成)から聞かされた秘密とは、父・竹蔵(西島秀俊)のことだった。
    かつて竹蔵も君子(木村多江)と滝子(大地真央)を仲直りさせたいと考え、月に一度、家のことをつづった手紙を送っていたのだという。
    それで滝子は自分たちの好みを知っていたのか…。竹蔵の思いを知った常子(高畑充希)は青柳商店へと駆け込む。もう会わないとそっけない滝子。常子は土下座して君子ともう一度話をして欲しいと説得するが…
    ●竹蔵は常子が生まれて間もない頃一人で青柳商店を訪れ君子と滝子の仲直りをさせようとしていた
    ●門前払いする滝子に常子は青柳商店の店先で座り込みをしてしまう
    ●常子は滝子が清の嫁にしようと願ったことや君子が滝子からの援助拒否したのは常子の自由を守るためだと知ってしまう

    5月13日(金)
    滝子(大地真央)の元に届けられていた竹蔵(西島秀俊)からの手紙。
    それは小橋家のささいな日常をつづったものだった。
    滝子は手紙のおかげで君子(木村多江)への気持ちが変わり「自分が間違っていたことに気づいたのだ」と告げる。
    常子(高畑充希)から竹蔵の手紙を受け取った君子は「今まで母の言動が自分の思い過ごしだった」と悟る。
    和解しようとしたやさき、川べりで一人きりで遊ぶ美子(根岸姫奈)が誤って水に落ちてしまう
    ●滝子と君子が自分のために対立していたんだと知った常子は泣き出してしまい、そんな常子に心揺らいだ滝子は竹蔵からの手紙を常子に渡し、君子宛の伝言をする
    ●竹蔵の滝子宛の手紙「小橋家通信」を読んだ君子は涙する
    ●常子は滝子からの伝言「君子ともう一度話す機会をくれないか?富岡八幡宮で待っている」を君子に伝えた 君子は滝子のもとに向かう


    5月14日(土)
    川に飛び込み、溺れる美子(根岸姫奈)を間一髪で助けた常子(高畑充希)。
    居場所がなかったと告白する美子に常子たちは謝る。
    ふとしたことから(青柳商店で)百人一首をすることになり常子はかつて父・竹蔵(西島秀俊)と遊んだ記憶を思い出していると、隈井(片岡鶴太郎)が君子(木村多江)の名は別の札から取ったのだと告げる。
    それは滝子(大地真央)が自分の命を賭してでも我が子を産みたいという深い愛情が込められた句だった…。
    ●美子は滝子と会えなくなってからお菓子をもらえなくなったことで友達と遊んでくれなくなったから一人ぼっちで川で遊ぶようになっていた
    ●美子の川の転落を機に君子と滝子は仲直りする
    ●君子はこれからも森田屋で仕事を続けるため今までどおり小橋家は森田屋で住み込みながら滝子の援助を受けることになる

  • No.24 モフルン

    16/05/15 12:43:27

    >>23
    第7週「常子、ビジネスに挑戦する」(前半)

    5月16日(月)
    昭和11年春。
    常子(高畑充希)は女学校最高学年の五年生(16歳)となる。クラスの同級生の大半が嫁いでいく中で家族の食いぶちを稼ぐため少しでも給料の高い仕事を探していた。
    そんな折、新たな担任としてやってきた東堂チヨ(片桐はいり)に出会う。「女性とはこうあるべき」という固定観念に捕われず、自分の気持ちに正直に挑戦する大切さを教わる。
    一方、鞠子(相楽樹)は進学したい思いを誰にも相談できず、深いため息をつく…。

    5月17日(火)
    どこか元気のない鞠子(相楽樹)を心配し常子(高畑充希)は東堂(片桐はいり)から借りた「青鞜」を渡す。
    感銘を受けた二人は、女性だからという理由だけで尻込みせず挑戦することが大切だと東堂から助言され何かを始めたい気持ちが湧き上がる。
    一方、時代は次第にきな臭くなり青柳や森田屋も不況の波が押し寄せ自粛ムードが漂っていた。
    そんな折、鉄郎(向井理)が森田屋に現れ、どんちゃん騒ぎが始まってしまい…。
    ●東堂に会いたい鞠子は常子とともに青鞜を返しに東堂に会いに行く
    ●対面した東堂は鞠子と常子に「青鞜が男女平等の社会を目指す女性たちが発行した書籍で、編集長の平塚らいてうが女性たちに様々な挑戦を促している」と語る
    ●東堂から「これから挑戦したいことはありませんか?」と問われた鞠子は口ごもり答えることができなかった

    5月18日(水)
    一獲千金を得るには事業しかない。常子(高畑充希)は片ときの事業で成功を収めた鉄郎(向井理)に感化され、早速学校の帰り道や配達の途中に何が人の興味を引いているのか探し始める。
    しかし、商機を見つけるのは簡単ではない上に同じ商売であれば困っている人を助けたいと思い始める。
    星野(坂口健太郎)から「自分の目で見て自分が必要だと思うものを感じれば人の為に役立つのでは?」と助言され常子はあることを思いつく
    ●鉄郎から「需要と供給の関係を見極めて商売しろ」と聞かされた常子は繁華街や露天商を調査し尽くし、流行りものより困ってる人の問題に解決できるものを売りたいと考える そんな調査に奔走する常子を見ていた鞠子は元気になる

  • No.25 モフルン

    16/05/15 12:48:00

    >>24
    第7週「常子、ビジネスに挑戦する」(後半)

    5月19日(木)
    常子(高畑充希)は、綾(阿部純子)の母が歯槽のう漏で苦しむ姿を見かけ、多くの女性が同じ病気で悩んでいることを知る。
    これを商売にしようと、星野(坂口健太郎)にレシピを聞き練り歯磨きを自作し始める。メモ通り作った歯磨きを森田屋の面々に試してもらうが出来上がりはイマイチ。
    それでも諦めない常子を見て鞠子(相楽樹)は手伝うことを決め書きなぐられたメモを読み返してみると不足している材料が見つかり…。
    ●綾の母と同様に森田屋のまつも歯槽膿漏に苦しんでいた
    ●星野の母も歯槽膿漏に悩んでいたが歯医者から教わって作った練り歯磨きで症状が治まったのを聞いた常子は星野から道具を借りて練り歯磨きの制作にとりかかる

    5月20日(金)
    欠けていた材料の正体は、薄荷(はっか)だった。
    三姉妹で力を合わせ自作の歯磨きを完成させる常子(高畑充希)たち。これをどうやって売るべきか考えていると、再び叔父の鉄郎(向井理)が現れ、森田屋の弁当に添えるのが最良だと提案する。
    弁当の後味が変わってしまうと断固反対する宗吉(ピエール瀧)を説得する鉄郎。弱みをチラつかせられた宗吉はしぶしぶ賛同することに。
    得意先に配られる常子の歯磨き、果たしてその評判は…?
    ●練り歯磨きの試作品を同級生たちに配り評判は良かった
    ●鞠子は平塚らいてうのような女流作家になりたいと考えるが、大学進学が必要となり鞠子は大学の学費のことで家族に言い出せないと相談を受けた東堂から聞かされた常子は鞠子の望みを叶えようと練り歯磨きの販売に意欲を増す

    5月21日(土)
    小橋常子(高畑充希)の頭文字を取った「KT歯磨き」。
    鉄郎(向井理)がどこからか集めた資金を元手に大量生産されることに。
    鉄郎の達者な口上おかげで、常子の練り歯磨きは飛ぶように売れていく。笑いが止まらない常子たちの前に、強面の男たちが現れる。
    彼らは鉄郎の借金取り立てだった。肩代わりに不当な値段で練り歯磨きを引き取るという男たち。
    サッと行方をくらます鉄郎。
    残された常子たちは、再び窮地に追い込まれることに…。
    ●鉄郎は仕事仲間からお金を持ち逃げされて借金を背負ってしまっていた
    ●路上販売での鉄郎の商売人としての腕前の良さで練り歯磨きは飛ぶように売れて常子は鉄郎を感心する
    ●その路上販売の様子を見ていた借金とりたての男たちが鉄郎の目の前にやってきて練り歯磨きの売り上げを奪ってしまう「これだけじゃ足りねえな!」と言われた鉄郎は「練り歯磨きを大量生産して借金を返す」と口約束する
    ●借金取りたちは「1個30銭の練り歯磨きを10個1銭で買い取る」と言い出す
    彼らは常子から安く買い入れて自分たちで売りさばいて一儲けする魂胆だ
    1週間後までに大量に練り歯磨きを作るように借金取りたちに命令された常子と鉄郎は打開策もないまま途方に暮れる
    翌朝、鉄郎は姿を消してしまう


    ☆史実でも常子のモデル大橋鎭子は14歳のときに練り歯磨きを売っていた
    母・久子が歯槽膿漏で悩んでいたが、久子が通っていた陸軍病院の医者が満州に言ってしまうので自分で作れるように鎭子に渡した歯槽膿漏を治す処方箋をもとに練り歯磨きを作り久子の歯槽膿漏は治り、クラスメイトの母親にも練り歯磨き使ってもらい治った
    クラスメイトの母親から「練り歯磨きを売ってみたらどうか?」と助言をもらい、鎭子は深川の資材置き場の権利を売ったり、祖父の満吉が貸家を売ったお金などで1000円集めて起業した
    その練り歯磨きの名前は「OC歯磨き」で大橋鎭子の頭文字からとっていた
    容器はチューブにしてみたが破裂してしまう問題がでて瀬戸物に容器を変更
    して売り始めるが、出資予定だったクラスメイトの家が出資できなくなり、練り歯磨きもほとんど売れずにこの練り歯磨きの販売は失敗した

    史実の鎭子には鉄郎のような身内の存在はいない(一応、鉄郎のモデルは祖父の満吉だけどトラブルメーカーではなく金銭面はしっかりサポートとしてた)
    もちろん借金取りとのトラブルも無くドラマの作り話である

  • No.26 モフルン

    16/05/22 16:50:42

    >>25
    第8週「常子、職業婦人になる」(前半)

    5月23日(月)
    鉄郎(向井理)の借金を肩代わりするため、二束三文の値段で練り歯磨きを作るはめになった常子(高畑充希)。
    星野(坂口健太郎)の助言から絵の具を入れるアルミ製のチューブに歯磨きを入れることを思いつく。更には、借金取りには従来の紙包みの歯磨きを渡し、チューブ製の改良品を隠して出し抜こうというのだ。
    一週間後、森田屋を訪れる借金取り。常子たちのどこか不自然な様子を見破られ作戦はたちまち失敗してしまうが…。
    ●借金取りたちは裏庭に隠したチューブ入りの歯磨きを見つけられてしまう

    5月24日(火)
    滝子(大地真央)のおかげで危機を脱した常子(高畑充希)たち。
    だが、改良したチューブ入り歯磨きが突然爆発し始め、事業は失敗に終わる。
    一方、鞠子(相楽樹)は勇気を振り絞り君子(木村多江)に大学に進学したいと打ち明ける。人が喜ぶことにやりがいを覚えた常子は経済的な理由で反対する君子を説得し自分が就職して鞠子を支えると誓う。
    少しでも高給取りになるため、常子は急きょタイピストを目指すことになる
    ●常子たちを脅す借金取りたちは滝子に啖呵をきられ木場の男たちに囲まれて恐れをなして逃げ出した
    ●チューブ製のアルミが酸やアルカリと反応したガスが発生して破裂するものらしいと星野は説明する
    ●練り歯磨きの事業は失敗したが、みんなで力をあわせて過ごした時間に常子は満足する
    ●鉄郎が戻ってくる 友人たちから借金返済のためのお金を集めて持ってきた
    ☆史実の練り歯磨きもチューブが破裂してしまったのは事実だが、それから瀬戸物容器に変えて販売をした 
    だが売上不振で事業は失敗している(詳細については前レスに説明あり) 

    5月25日(水)
    常子(高畑充希)は鞠子(相楽樹)の大学進学という夢をかなえるため、当時、女性が就職できる高収入の職業・タイピストを目指すことに。
    しかし、東堂(片桐はいり)から並大抵の努力では習得できないと警告される。和文タイプの盤は全部で2273字。そこから一文字ずつを選ぶ難解な仕組み。
    悪戦苦闘する常子だが星野(坂口健太郎)に励まされ、やれる限りの努力をする。
    そして、就職試験当日。果たして常子の運命はいかに?
    ●綾は医大生との結婚が決まるが見知らぬ男性との結婚に戸惑う
    ●星野の弟が出征してしまった

  • No.27 モフルン

    16/05/22 16:52:32

    >>26
    第8週「常子、職業婦人になる」(後半)

    5月26日(木)
    タイピストの入社試験当日、常子(高畑充希)は面接で張り切るも面接官の山岸(田口浩正)たちの失笑を買うばかりで熱意は空回り。
    さらに、肝心のタイプの実技試験は行われず手応えを全く感じられぬまま試験を終える。
    鞠子(相楽樹)の大学進学という夢をかなえられなかったと落ち込む常子。数日後、合否を伝えるハガキが届く…。
    そして、3月。常子は卒業式を迎え、級友の綾(阿部純子)や東堂(片桐はいり)に別れを告げる
    ●入社試験に常子は袴姿で行ってしまい会場で浮いてしまう
    ●入社試験のタイプライターの実技試験はこの年から廃止していた
    ●美子が切れ端を使って飾り付けた筆箱に滝子は感心し美子の才能を見出し始める
    ●試験を受けた商社に合格~入社が決まる

    5月27日(金)
    森田屋で就職祝いを受けることになった常子(高畑充希)は滝子(大地真央)や隈井(片岡鶴太郎)綾(阿部純子)に星野(坂口健太郎)なども集まり盛大な宴会となる。
    常子は今まで支えてきてくれた人々に感謝し職業婦人となれたことを喜ぶ。しかし、初出勤の日、タイピストとしてしっかりと役目を果たしたいと意気込む常子の前に現れたのは早乙女(真野恵里菜)を中心とする一癖も二癖もありそうな職業婦人たちだった…。
    ●昭和12年3月に常子が卒業した 
    同級生の綾は卒業と同時に結婚することになった 
    常子は綾とその後再会するようだが、再会まで長い時間と過酷な試練があったらしい…

    5月28日(土)
    張り詰めた空気が漂う、タイピストの職場。
    常子(高畑充希)は自己紹介もそぞろに自席での待機を言い渡される。が、一向に仕事が回ってくる気配がない。
    慌てなくても大丈夫とまつ(秋野暢子)や宗吉(ピエール瀧)に慰められるが、いくら待っても仕事は来ない。
    リーダーの早乙女(真野恵里菜)や課長の山岸(田口浩正)に訴えるも現状は変わらず仕事を探して各部署を訪ね歩く。そんな常子の様子を見た早乙女に呼び止められ…。
    ●常子が星野に会社での相談をして心が軽くなったことで星野といると、とてもくつろいでいる自分に気づき始めた
    ●早乙女からやっと初仕事を任せられ常子は5時までにタイピングを仕上げるためにタイプを始めるが…早乙女は冷たい視線を常子に送っていた

  • No.28 モフルン

    16/05/28 21:53:23

    >>27
    第9週「常子、初任給をもらう」(前半)

    5月30日(月)
    タイピストとして働き始めた常子(高畑充希)。
    だが、リーダー・早乙女(真野恵里菜)の思惑もあり、一向に仕事が回ってこない。
    一方、帝大生の星野(坂口健太郎)は急に常子を女性として意識し始め、会話はしどろもどろ。しかし、肝心の常子はその真意に全く気づかない。
    そんな折、男性社員が書類整理を手伝って欲しいと駆け込んでくる。
    他のタイピストたちに白い目で見られながら、常子は初めて依頼された仕事に一人で取り組み始めるが…。
    ●常子は早乙女からの約束期限の10分前までにタイピングを完成していたが、すでに常子より1時間早く早乙女が完成させていた 常子のタイピングの遅さとタイピングミスを指摘した早乙女はそれが常子に仕事をさせない理由だという
     
    5月31日(火)
    初めて仕事を任された常子(高畑充希)。心配する君子(木村多江)やまつ(秋野暢子)たちをよそに一睡もせずに書類をまとめる。
    翌日、職場でタイプライターを使おうとすると、他の業務に支障がでるからと早乙女(真野恵里菜)に使用を禁止される。〆切まであと数時間。
    常子は手書きで清書し始める。何とか間に合わせた書類を持って、男性社員の所に駆け込むと「置いといて」とそっけない態度。
    常子は驚き、がく然とする…。
    ●任された書類整理は残業しても終えられなかった常子は家に持ち帰り徹夜で整理した

    6月1日(水)
    「男性社員は、女性社員をただの雑用係だとしか思っていない」
    早乙女(真野恵里菜)の言葉が常子(高畑充希)の心に突き刺さる。
    別の社員から雑用に近い仕事を言い渡される度、常子は同僚の女性たちとますます決裂していく。
    早乙女たちは男性社員の不当な言い分を跳ねのけ正確な業務をこなすことで、タイピストとしての女性の地位を保持してきたのだ。悩む常子。
    その足取りは自然と滝子(大地真央)の方を向いていた…。
    ●早乙女たちの視線を気にして常子は別の男性社員の雑用を断ろうとするが「あいつの資料が作れて僕のはできない道理がないだろう!」と言われ断れなくなった
    ●常子に見かねた早乙女は山岸課長に常子の単独行動でタイプ室の秩序が乱れるから手書きの清書を禁じるルールを作るように掛け合う

  • No.29 モフルン

    16/05/28 22:02:26

    第9週「常子、初任給をもらう」(後半)

    6月2日(木)
    「この世は所詮、男と女しかいない。だったらうまくやっていくしかない」という滝子(大地真央)の言葉に常子(高畑充希)は感銘を受ける。
    迷いが吹っ切れた常子は男性からの仕事を快諾する。早乙女(真野恵里菜)に止められると雑用でも必要とされるのであれば受けるべきだと反論する。
    諦めずに手伝っていれば、いつか女性も評価を受けると力強く説得する。
    そんな折、常子が待ち望んでいた給料日がとうとうやってきて…。
    ●常子は山岸課長に手書き清書禁止ルールを取り消してもらい、再び男性社員からの仕事を請け負う そんな常子に「男性にいいように使われてるのだ」と早乙女が反論して、さらにルール解除した山岸を問い詰める 再度手書き清書が禁止になる


    6月3日(金)
    初任給を得て常子(高畑充希)は滝子(大地真央)に「名実ともに一家の大黒柱となった」と言われる。
    仏前に給料袋を供え竹蔵(西島秀俊)に報告する君子(木村多江)。
    常子はこの機会に、ととが作った家訓「月に一度皆でお出かけをする」を復活させたいと申し出る。
    そして、一年がたち、昭和13年4月。
    鞠子(相楽樹)は大学に無事合格を果たし、美子(杉咲花)も女学生に。
    三姉妹はそれぞれ新たな道を歩き始めることになる。
    ●部長の佃は常子のところにやってきて「営業のやつらから手書きの清書を見せられたが、手書きの効率は悪いが見やすさはタイプに劣っていない」と褒める
    そんな佃部長の発言に山岸は手のひらを返して常子を褒める
    ●佃部長のおかげで早乙女は常子にタイプライターの使用を認め、徐々に仕事を常子に回すようになる
    ●常子は初任給の一部を滝子に立て替えてもらっていた学費の返済をした
    ●初任給の日に小橋家はすき焼きで祝った
    ☆佃部長の役は、たぶん斉藤暁

    5月28日(土)
    タイピストとなって一年半、常子(高畑充希)は確かな戦力として認められるようになっていた。
    鞠子(相楽樹)は大学の文学研究会で充実した日々を過ごし、美子(杉咲花)も得意の裁縫の腕前を発揮し青柳で重宝される存在となっていた。
    そんな中、毎週甘味どころで互いのことを報告してきた帝大生の星野(坂口健太郎)は、常子にある想いを伝えられずにいた。
    その帰り、二人は突然男に呼び止められ不謹慎だととがめられてしまうが…
    ●昭和14年10月になる
    ヨーロッパでは第二次世界大戦が始まり日本では政府が決めた価格でしか物の売買ができない「価格等統制令」が出され森田屋や青柳商店にも経営が困難になり始める
    ●鞠子が入学したのは早稲田大学

  • No.30 モフルン

    16/05/28 22:19:53

    >>29 日付間違えたモフ…
    ×5月28日(土)
    ○6月4日(土)


    新たなキャスト

    ①お竜(田所竜子)
    キャスト:志田未来
    6月14日登場
    常子がタイピストの同僚と行ったビアホールで出会う不良少女。
    そのとき、常子のピンチを助けた後、戦時中の東京で再会。
    常子が戦後「女性のための雑誌」をつくり出そうと考えるきっか
    けを与える。

    ②花山三枝子
    キャスト:奥貫薫
    7月11日登場
    天才編集者・花山伊佐次の貞淑で意思の強い妻。
    夫の才能を信じ、どんな夫の選択にも黙ってついていく。お互いに深く信頼しあっている。
    戦争直後、一旦はペンを握らないと言った夫に、もう一度ペンを握ってもらいたいと考えている。

    ③梢
    キャスト:佐藤仁美
    7月19日登場
    綾がつとめるカフェ「浪漫」のリーダー的存在。
    戦争未亡人で子どもを養うためにカフェの店員となる。
    「あなたの暮し」創刊第1号の取材がきっかけで常子たちと懇意になり、
    のちに「読者」代表として、さまざまなの特集記事を手伝うことになる。

  • No.31 モフルン

    16/06/05 16:15:08

    >>29
    第9週のネタバレで鞠子が入学したのが帝都女子大学で、早稲田の文学研究会にも加入しているということだったモフ
    キャスティングで佃部長は斉藤洋介で、斉藤暁は給仕係の坂田ということだったモフ


    第10週「常子、プロボーズされる」(前半)

    6月6日(月)
    タイピストとして確かな収入を得られるようになった常子(高畑充希)は、かつて父・竹蔵(西島秀俊)が作った「月に一度皆でお出かけ」の家訓を再開する。
    しかし鞠子(相楽樹)も美子(杉咲花)もお年頃。それぞれ忙しくなり、あまり乗り気がしない。
    そんな折、美子は滝子(大地真央)から奉公人のお仕着せの仕立てを手伝ってほしいと頼まれる。しかしその日は常子が決めたお出かけの日。美子は、友人と勉強するとうそをつき…
    ●今週は昭和14年12月~昭和15年1月頃の出来事である

    6月7日(火)
    友達と勉強をするとうそをつき青柳で裁縫に没頭する美子(杉咲花)。
    寒空の下待ち続ける常子(高畑充希)たちだが、美子が現れる気配はない。心配して森田屋に戻るとまだ帰ってないという。暗くなる前に探そうと総出で表に出ると美子が戻ってくる。
    うそがバレ、なぜ滝子(大地真央)の駄賃欲しさに大切なお出かけをすっぽかしたのかと問い詰める常子。「それほどまでに家訓が大事なのか?」と反論する美子に常子は怒りをあらわにする
    ●再開したお出かけ当日は、鞠子が早稲田の文学研究会の朗読会に参加するから合流するということに、美子も合流するということで小橋家は美子を待ちぼうけしてしまうことになる

    6月8日(水)
    仲たがいした常子(高畑充希)と美子(杉咲花)との溝は埋まらないままでいた。そんなある日、美子は滝子(大地真央)に誘われ洋装店で働くことに。
    鞠子(相楽樹)に相談し、常子の許可を得ようとするも、忙しいからと取り合わない。
    一方で、常子は大量の仕事を抱えるあまり寝過ごし朝食を皆で食べるという家訓を破ってしまう。
    「仕事なら許されるのか?」と嫌味を言う美子。
    常子が反論しようとすると、君子(木村多江)の手が出て…
    ●常子の勤務先では同僚の道子が上司との不倫でクビになる
    上司(男性社員)が処分なしということに早乙女は課長に抗議するが一蹴されてしまい、一人の欠員でさらにタイピストの仕事が多忙になる
    ●裁縫や洋品店の手伝いしたお駄賃をもらったことを常子に報告して仲直りしようとする美子だったが、逆効果となり「そんなにお金が欲しいのか?」と言う常子と美子はケンカになった
    ●美子は常子がすべて給料や時間を家族のためにだけ使うことに心配し「とと姉の本当にしたいようにして欲しい」という気持ちがあった

  • No.32 モフルン

    16/06/05 16:18:53

    >>31
    第10週「常子、プロボーズされる」(後半)

    6月9日(木)
    急きょ、大阪の研究室に行くという星野(坂口健太郎)は常子(高畑充希)に「僕と結婚してほしい」とプロポーズする。
    突然の告白にぼう然とする常子。柄にもなく熱を出し寝込んでしまう。「自分が家族のためにしていることはうっとうしいことなのか?このまま結婚もせず自分を犠牲にする人生でよいのか?」布団の中でしゅん巡する常子。
    そんな折、見舞いに訪れた早乙女(真野恵里菜)から「妹たちの面倒を見るべきだ」と言われ迷いはさらに深くなる
    ●星野の研究の成果が認められて大阪の大学に勤務が決まった
    ●星野がプロポーズを急いだ理由は引越し以外に自分もそのうちに徴兵されるかもしれない危機を感じてそれまで一緒に暮らして欲しい気持ちもあった
    ●早乙女は常子が妹2人を嫁に出すという目標に感心していた

    6月10日(金)
    「もう少し自分のことを優先してもよいのでは?」と君子(木村多江)から言われた常子(高畑充希)。
    そんな折、滝子(大地真央)から美子(杉咲花)が駄賃にこだわっていたのは学費を少しでも返したいという家族を思う気持ちからだったことを聞かされ常子は、美子に頭を下げる。
    美子は常子に手編みのマフラーを渡し「私も悪かった」と謝る。
    やはり、自分にとっては家族が一番大切だと感じた常子は決心を固め、星野のところに向かう…。

    6月11日(土)
    「今は結婚できません」常子(高畑充希)は星野(坂口健太郎)からのプロポーズを断る。
    「自分を後回しにして他人のために全力で走る性格だから、結婚よりも家族を選ぶと思っていた。でも、そんな常子さんだからひかれたのだ」と感謝を伝え、星野は常子と別れる。
    出発当日、星野は大学の友人に見送られ、列車に乗り込む。そこに常子の姿はない。
    列車が鉄橋にさしかかろうとする時、星野は車窓から遠くで一人たたずむ常子の姿を見つける…
    ●常子は深く頭を下げて涙ながらに手を振って星野の乗っている列車を見送った
    帰宅した常子は部屋で一人声を出さずに泣いていたところに君子がやって来た
    星野のプロポーズで結婚か?家族とともにいるか?悩んでいたことを誰にも相談できなかった常子は君子にやっと星野との件の話をして、それを知った君子に抱きしめられた常子は声をだして泣き続けた

  • No.33 モフルン

    16/06/11 16:46:47

    >>32  10週の最後で常子が列車を見送ったときに手は振らなかったモフ~


    第11週「常子、失業する」(前半)

    6月13日(月)
    昭和15年10月。
    戦争が長期化する中で常子(高畑充希)たちの会社は次第に閑散としていく。
    青柳商店も森田屋も例外ではなく、宗吉(ピエール瀧)は「給金をしばらく待って欲しい」と、君子(木村多江)たちに頭を下げる。仕入れがままならず注文も売上も減少の一途だという。
    そんな折、常子は多田(我妻三輪子)に相談にのってほしいと言われビアホールに行く。
    そこで突然、時世を憂う男たちに不謹慎だと絡まれてしまい…。
    ●アメリカとの取引で輸出をしていた常子の務める商社もアメリカへの輸出が禁止で窮地になる 日中戦争が長期化になり政府は価格統政令を出したことで森田屋は食材の仕入れが困難になっていた

    6月14日(火)
    酔客に絡まれ、美子(杉咲花)からもらった大切なマフラーを踏みにじられる常子(高畑充希)。
    その窮地を救ったのは、偶然通りかかった少女・お竜(志田未来)。
    警察が乱入し、事情を聞かれた常子は勤め先をポロリと口にしてしまう。
    翌朝出社すると、突然の解雇宣告を受ける。人員削減したい会社側の思惑と不祥事が重なり、多田(我妻三輪子)が保身のため、常子にすべての責任を押しつけたのだ。
    常子は上司に激しく抵抗するが…
    ●酔っ払いにからまれた常子は羽交い締めにされ、多田は逃げ出してしまった 
    ●森田屋は仕入れもできなくなりお得意様も倒産が続き宗吉は飲んだくれになる
    ●和文タイピストの常子か多田をどちらかクビにしようとしていたことを知った多田は山岸課長に「警察沙汰になったのは小橋さんが男性客に因縁をつけたのが原因です」と密告したせいで常子はクビになった

    6月15日(水)
    突然の解雇宣告を受けた常子(高畑充希)は、力なく会社を後にする。
    一方、滝子(大地真央)も心労がたたり突然倒れてしまう。病身を押して寄り合いに行く滝子。
    時世に逆らえず多くの材木商が店を畳むと告げる中、照代(平岩紙)が「森田屋も店を畳む」と公言する。宗吉(ピエール瀧)も合わせて説得するが、まつ(秋野暢子)は頑として聞き耳を持たない。
    そんな折、富江(川栄李奈)にも秘密があると告げ森田屋は大騒動となる
    ●常子が失業したことを知った鞠子と美子は「学校を辞めて働く」と言ってしまうのをなだめた常子は滝子に仕事の紹介をしてもらおうと青柳商店に来たときに滝子が倒れる
    ●軍からの通達で青柳商店に軍用資材の材木を統制価格の半額で提供する命令が出る~これが滝子が心労がたたった原因でもあった
    ●森田屋の移転先に決まったのが群馬県高崎市~軍事産業で好景気な土地だった

  • No.34 モフルン

    16/06/11 16:51:29

    >>33
    第11週「常子、失業する」(後半)

    6月16日(木)
    富江(川栄李奈)のおなかには長谷川(浜野謙太)の子が宿っていた。二人のことを初めて知り激昂する宗吉(ピエール瀧)。
    照代(平岩紙)は店の事情と娘たちのことも考え実家に一家で転居することが最善だとまつ(秋野暢子)を説得する。何も言えない常子(高畑充希)たち。
    一夜明け、まつは家族のために深川を離れる決断をする。そして、富江と長谷川のささやかな祝言を催すことに。厳しい食糧事情の中、準備は進められ…。
    ●食材が乏しい状況で、まつがかぼちゃを栗きんとんのように作り上げるなど老舗弁当屋の知恵に常子は感心した

    6月17日(金)
    富江(川栄李奈)と長谷川(浜野謙太)の祝言の日。常子(高畑充希)たちは宴会の配膳に忙しく立ち回る。
    「誰よりも早く起きて文句も言わず家事も店のことも全部やる。そんな母ちゃんみたいに私もなりたい」という富江の言葉に、常子(高畑充希)は仕事を失った一抹の不安を忘れ温かい気持ちになる。
    そして、引越しの日。湿っぽいのは嫌いだと明るく去る宗吉(ピエール瀧)たちにどこか励まされ常子は再出発を図ろうと奮起する。
    ●長谷川と富江のなれそめは、富江が鞠子の制服を盗んだ騒動で常子の提案でお出かけする際に制服を着たときに、それを見た長谷川が「鞠子よりも似合ってる」と褒めてくれて富江が喜んだのがきっかけだった

    6月18日(土)
    滝子(大地真央)のところに移った常子(高畑充希)たち。
    職を探して点々とするも、一向に見つかる気配がない。いよいよ手詰まりとなったその時、給仕の坂田(斉藤暁)からもらったキャラメルを包んでいた新聞紙から「事務員募集 男女問わず」の文字を見つける。
    男女分けずに募集していることに興味を持ち、訪ねる常子。
    駆け込んで来た五反田(及川光博)と編集長の谷(山口智充)に巻き込まれ、常子は出版の世界に足を踏み入れる
    ●面接で出版会社の甲東印刷にやってきた常子はあいさつをするやいなや五反田に印刷所の倉庫に連れてこられて仕事を手伝わされる
    数百冊ある雑誌が検問に引っかかり問題あるページを切り取る作業で、五反田と常子は締切時間までに作業が終えられた
    駆けつけた谷に常子は雇ってくれるように懇願し頭を下げ、谷は了承して甲東出版に再就職が決まる 
    これが常子と出版業界との大きな出会いとなった


    多田さんの裏切りと給仕の坂田さんが間接的に再就職となる助けとなるとは!

  • No.35 富士山

    16/06/11 16:56:38

    主さん、いつもありがとう。
    多田って隣の席の地味女だよね。華やかな中で地味な存在。
    ドラマの中でも実生活でも、そんなタイプが一番たち悪いのよねーw

  • No.36 モフルン

    16/06/11 17:30:46

    >>35 どういたしまして(´ω`)
    多田さんが会社では一番仲のいい味方だったはずが最後に大きく裏切るとはね~地味なタイプは怖い存在なのね
    逆に入社時にいじめてた早乙女さんが結局いい感じで常子の味方だったね

  • No.37 モフルン

    16/06/19 13:20:59

    >>34
    第12週「常子、花山伊佐次と出会う」(前半)

    6月20日(月)
    偶然、出版会社に就職した常子(高畑充希)は編集長の谷(山口智充)や記者の五反田(及川光博)に一から雑誌作りを教わることに。
    編集会議で男女関係なく自分の考えを出せという谷の考えに常子は深い感銘を受ける。
    一方、青柳商店は経営難から規模を縮小、滝子(大地真央)は心労がたたり、寝込む日が続いていた。
    寂しさもあり、常子は空き家となった森田屋の前を通る。そこに、綾(阿部純子)からの手紙が届けられて…。
    ●滝子の病名は再生不良性貧血

    6月21日(火)
    「夫が満州に行く」と伝える綾(阿部純子)の手紙。
    常子(高畑充希)の不安が募る中、暗い雰囲気を払拭しようと隈井(片岡鶴太郎)は近所の子どもを集めて木っ端で玩具を作る。笑わせるのが好きという隈井に触発され常子は雑誌で「笑い」を提供する特集が作れないかと提案する。
    そんな折、常子は内務省宣伝部で働くある男から挿入画をもらってくるよう頼まれる。
    その男の名は、花山伊佐次(唐沢寿明)。緊張の面持ちで向かう常子だが…。
    ●常子の案「読者を笑わせる」が会議で採用された~その企画のために花山に挿絵の原稿の依頼をすることになった
    ●鞠子は大学を卒業後、軍需工場に勤めることになった
    ●清は青柳商店を隈井に任せて木材統制する会社に就職した

    6月22日(水)
    「帰れ!」と常子(高畑充希)を一喝する花山(唐沢寿明)。
    その態度に憤慨し、常子が立ち去ろうとすると、「今度はどんな手を使っても原稿や挿絵をもらうのが有能な編集者だ」と説教される。
    戸惑う常子だが「賭けをしませんか?」と持ちかける。
    一時間で花山が挿絵を描くか、常子は描かない方に賭けるという。まんまと一本取られた花山は赤い屋根の家を描く。喜び勇んで会社に戻ると、編集長の谷(山口智充)が警察に捕まったと知らされ…。
    ●常子の策略により賭けは常子が勝ち花山が描きあげた原稿は花山の性格とは想像できないほど優しく伸びやかな作品だった 花山は絵と文才が認められて内務省に採用されているが、街中にある戦争に意欲を高めるポスターも花山の作品だと聞かされた

  • No.38 モフルン

    16/06/19 13:23:02

    >>37
    第12週「常子、花山伊佐次と出会う」(後半)

    6月23日(木)
    常子(高畑充希)が提案した新しい企画が検閲にかかり、谷(山口智充)が警察に捕まってしまう。
    五反田(及川光博)は会社を守るため発売直前の雑誌を回収しようと動き出す。
    一方、常子たちが暮らす青柳では、清(大野拓朗)が受けた仕事をめぐり滝子(大地真央)と対立していた。「普段通りの暮らしを守れない作りは青柳の名に恥じる」と反対する滝子に対し、「今の時世どんな仕事を受けてでも店を守るのが大切なのだ」と清も譲らない。
    ●清がとってきた仕事は予算制限により安い材木で建てる工場宿舎(四畳半の狭い部屋)の建築~滝子はそこで暮らす工場の人の気持ちを考えていないと怒るが、清の説得で折れた滝子は清に経営を任せる
    ●笑いの企画が不謹慎だと判断した検閲官に谷が反発して検閲官を怒らせた原因で谷は逮捕された~警察から谷が帰ってきたが、雑誌の発売は許可されるが笑いの企画のページ削除が許可の条件だった

    6月24日(金)
    昭和17年。
    米英との戦争が本格化し、常子(高畑充希)たちの出版社は政府から厳しい検閲や締めつけを受けていた。滝子(大地真央)の容態は回復せず、君子(木村多江)は参拝を繰り返していた。
    そんな中、青柳の営業停止を待って工場の事務所として借用したいと、軍より通達があったと隈井(片岡鶴太郎)から聞かされる。
    数か月後に材木商の個人営業も禁止されることが決まり看板を守り抜きたい滝子の心は大きく揺れ始める…。
    ●物資不足で出版の紙の質も悪くなり出版業界は悩んでいた
    ●材木商の個人営業が禁止となり、陸軍の下請けか廃業の選択を青柳商店に迫られていた~滝子は陸軍の統制下になることを選ぶ

    6月25日(土)
    滝子(大地真央)は、清(大野拓朗)に青柳の看板を下ろすと宣言する。
    晩節を汚す前に身を引くという滝子に隈井(片岡鶴太郎)は自分も着いて行くと告げる。
    「離れるのは嫌だ」と抵抗する美子(杉咲花)。「戦争が終われば深川に戻って青柳を始める」と説得する滝子。そのまなざしを見て常子(高畑充希)は全てを悟る。
    一か月後、青柳商店の看板が外される。常子は去っていく滝子の姿を目に焼き付け新居で家族を守る誓いを新たにする
    ●青柳商店は陸軍の統制下になって軍からの請負う仕事が質の低い仕事ばかりで滝子は耐えられずに廃業の道を選ぶ
    ●青柳商店は陸軍の宿舎に貸出して、滝子は清とともに木曽の療養所に行き、隈井は息子夫婦の家に行き、小橋家は目黒の借家を紹介してもらって移住した
    ●滝子は自分の死期が迫っていることを悟っていた「戦争が終われば深川に戻り青柳を始める」という言葉は美子を慰める悲しい嘘だと常子も鞠子も君子も分かっていた
    ●「植えて数十年後に商品になる木材用ように今は利益にならないことでも次世代に生きる人たちのことも考えて行動して欲しい」という言葉を残して滝子は去っていった

  • No.39 モフルン

    16/06/26 17:36:40

    >>38
    第13週「常子、防空演習にいそしむ」(前半)

    6月27日(月)
    昭和19年。
    戦況はますます悪化し、常子(高畑充希)たちは物々交換で農作物をもらうため、なけなしの着物を手に農村へと向かう。
    「孫が喜ぶおもちゃとなら交換してもいい」と言われ滝子(大地真央)からもらったママゴト道具はどうかと美子(杉咲花)に聞くが「自分の食糧を減らしてでも替えたくない」と言われ交換を断念する。
    一方、常子の勤める甲東出版では五反田(及川光博)だけが召集されず細々と雑誌作りをしていた。
    ●房総の農家にまで出向いて物物交換しようとする常子と鞠子だが、どの農家も応じなかったが、ままごと道具の交換にやっと応じた

    6月28(火)
    滝子(大地真央)からもらった玩具と食料を物々交換した美子(杉咲花)。
    「戦争は思い出までも奪うのか」と常子(高畑充希)と鞠子(相楽樹)の胸で泣く。
    数か月後、常子と五反田(及川光博)が編集作業をしていると、突然防空警報が鳴り響く。急いで避難するも君子(木村多江)たちのことが心配でならない。
    常子は、これ以上戦争をたたえる雑誌は作れないと五反田に訴えると「もう雑誌は作らなくていい」と突然告げられ困惑する
    ●祖母の滝子は木曽の療養所に引っ越してから半年後に他界した

    6月29日(水)
    詳細「赤紙が来た」と五反田(及川光博)は常子(高畑充希)に告げる。
    常子が家族を支え続けられるようにと甲東出版を貸本屋として経営すれば勤労動員をかけられずにすむと助言する。お礼を言う常子に「生きて戻ったら、その時は心から作りたい雑誌を作ろう」と約束し去ってゆく。
    何とかここうをしのぎながら、毎日を暮らす常子たち。しかし、ある防空演習で人をかばったことから組合長の三宅(有薗芳記)に目をつけられてしまい…
    ●君子は毎日花を活けて、鞠子は夜にわずかな光で読書をし、美子はモンペに切れ端を飾り付け、常子は何かにつけて笑わせようと日々を楽しむ小橋家を三宅は面白く思わなかった

  • No.40 モフルン

    16/06/26 17:38:23

    >>39
    第13週「常子、防空演習にいそしむ」(後半)

    6月30日(木)
    組合長の三宅(有薗芳記)に目をつけられた常子(高畑充希)は金属供出を理由に家の中を物色される。壁に掛けられた家訓を見つけ、「不謹慎だ!」と畳に投げる。
    怒りを隠せない常子の言葉を遮り、鞠子(相楽樹)が理路整然と反論する。
    君子(木村多江)の提案で誕生日のお祝いに夜通しで小豆を煮込み、おはぎを作り始める。
    しかし、深夜突然の空襲警報が鳴る。慌てて避難する常子たちはしちりんに僅かな火を残したままにしてしまい…
    ●君子がどこからか小豆を入手してきた

    7月1日(金)
    東京に大規模な空襲があった翌日、焼け出された人々の中に常子(高畑充希)はお竜(志田未来)を見かける。お竜は去年の空襲で父親を亡くし年の近い仲間を兵隊に取られ、女手一つで幼い妹たちの面倒を見ていた。
    自宅に招き食事をともにする常子。それまでの張り詰めていた緊張が溶ける。
    ふと、戦争が終わったら何がしたいかという話題になり、常子は思わず「女性が自由にやりたいことを実現できる雑誌を作りたい」と口にする。
    ●昭和20年3月10の東京大空襲で幸いにも目黒の小橋家の家は焼かれずに済んだ
    ●お竜と妹たちは川崎の親戚の家に向かっていたところだった。戦後になったら何がしたい質問にお龍の妹たちは上野動物園に行くこと、鞠子は作家になること、美子はかわいい洋服を作って着たいと話す

    7月2日(土)
    昭和20年夏。
    常子(高畑充希)たちは限界に近づいていた。
    鞠子(相楽樹)は栄養不足から体を弱らせ、美子(杉咲花)は絶えず空腹に苦しんでいた。そんな折、近所で空き巣が流行しているという噂を聞く。空襲で避難している最中に食料を盗んでいくのだという。防空ごうに避難していたある日、常子は家から物音がするのを聞く。
    目を凝らすと男らしき姿があり、強盗だとおびえる。常子たちに気づいたのか、男は徐々に近づいて…。
    ●小橋家の空き巣の正体は叔父の鉄郎 年齢の問題で出征は免れており、鉄郎との生活で小橋家は明るさを取り戻した
    ●昭和20年8月15日 玉音放送で戦争が終わることを知り、戦後の日本がアメリカに占領されるのでは?と不安を抱く鞠子と美子に常子は「これからは思うように生きることができる」と抱きつき、常子はこれから好きな雑誌が作れる喜びがあふれる
    次週から戦後編になる

  • No.41 モフルン

    16/07/02 23:38:33

    >>40
    第14週「常子、出版社を起こす」(前半)

    7月4日(月)
    昭和21年2月。
    長かった戦争が終わり、闇市は食料や職を求める人々でごった返していた。
    常子(高畑充希)は、貸本業を続けながら甲東出版を守っていたものの大学出の鞠子(相楽樹)ですら勤め先はなく君子(木村多江)と美子(杉咲花)は縫い物などでわずかな収入を得ていた。
    そんな折、カストリ雑誌が爆発的に売れている光景を目の当たりにする。娯楽に飢えている今、雑誌を作れば必ず売れると鉄郎(向井理)からあおられるが。

    7月5(火)
    甲東出版に谷(山口智充)や五反田(及川光博)が戻ってきた。
    雑誌作りを再開する常子(高畑充希)たちだが、鉄郎(向井理)に「自分で雑誌を作ればもっともうかる」と言われてしまう。
    そんな折、綾(阿部純子)が常子を訪ねてくる。聞けば戦争中に夫を亡くし、実母と息子と3人で何とか暮らしているという。何もしてやれず、常子は落ち込む。
    そんな常子を鉄郎は闇市に連れだし「女性でもやりたいことができる時代が来た」とはげます。
    ●綾は夫が戦死してからは名古屋の義母に邪魔者扱いされて実家の東京に逃げてきた
    すでに綾は学生時代の良家の令嬢の面影はなく子供のオムツの木綿を買うことができない状態だった
    ●闇市では女性が必要な商品を手に入れるため男性とつかみ合いをしている姿を鉄郎は感心して常子を励ます

    7月6日(水)
    綾(阿部純子)の実家を訪ねる常子(高畑充希)。綾の惨めな暮らしを目の当たりにする。
    綾の日々のつらい気持ちを支えてるのは大切にしまわれた「青鞜(せいとう)」だった。
    「いつの日か私も太陽となって明るさを取り戻したい」という綾の言葉に常子は一つの決意を固める。
    それは「女の人の役に立つ雑誌」を作ること。戦争が終わっても毎日の生活に困窮する女性たちのため手助けとなる雑誌を作りたいと常子は谷(山口智充)に辞職を願い出るが…
    ●常子は甲東出版を退職することになる

    ☆中田綾のモデルは中野家子
    大橋鎮子が東京府立第六高等女学校(現・都立三田高校)のときの同級生
    卒業後すぐに結婚するものの夫は戦死してしまい、
    戦後に鎭子と再会後、「スタイルブック」の大反響で人手が足りなかったのもあり家子は鎭子の出版社を手伝う
    家子は裁縫が得意なのを活かして服装デザイン講座の講習会での衣裳を担当した
    「暮しの手帖」になっても制作に長年携わり80歳過ぎても鎭子の会社で仕事をした

  • No.42 モフルン

    16/07/02 23:40:35

    >>41
    第14週「常子、出版社を起こす」(後半)

    7月7日(木)
    家族の後押しを受け雑誌を作ることになった常子(高畑充希)。
    おしゃれをテーマに、鞠子(相楽樹)に文章を任せ、美子(杉咲花)に絵と裁縫の知識を借り、三姉妹で力を合わせて街中の目新しいファッションを取り上げた雑誌作りにとりかかる。
    鉄郎(向井理)と共に闇市で紙を探す常子は粗悪な紙を高値で押しつけられそうなところに、露天商組合で働く水田(伊藤淳史)が偶然助けてくれる。そうして、雑誌は完成へと近づくが…。
    ●闇市で先花紙が800枚で500円の値段で常子は売りつけられそうになるが、水田の忠告でそれは本来の価格の十倍の値段だと知らされる

    7月8日(金)
    水田(伊藤淳史)のおかげで、安い紙を仕入れることができた常子(高畑充希)たち。
    鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)の三姉妹で力を合わせて作った雑誌は構想から二か月ようやく完成する。
    『スタアの装ひ』と名付けたその雑誌を、常子たちは闇市で販売することに。
    君子(木村多江)も加わり家族全員で呼びこみを始める。これで大金持ちになれるかもしれないと期待が膨らむ常子たちだが、数日後見た光景は予想外なものだった…。
    ●五反田は花山と闇市の食堂で再会し、新世界の再刊に向けて小説の挿絵の依頼をするが花山は断った 花山は「出版に関わる仕事から身を引く」と言う
    ●『スタアの装ひ』は本屋では売ってもらえずに闇市で売ることになったがその日のうちに300部が完売した

    7月9日(土)
    大成功を収めた常子(高畑充希)の雑誌『スタアの装ひ』。増刷をかけ闇市に出かけると、そこには似たような名前の雑誌であふれかえっていた。
    焦って売る常子たちだが類似品よりも値段が高く紙質も悪いため、大量の在庫を抱えることに。
    落ち込む常子たちに、鉄郎(向井理)は「もう一度頑張れ」と促して去る。
    常子は失敗の原因を探るため、谷(山口智充)を訪れると「かつて内務省にいた花山(唐沢寿明)に聞いてみたら?」と助言される。
    ●甲東出版はついに「新世界」の再発行ができて再出発ができた
    ●花山は元帝大新聞の編集長も勤めていたので編集者としても才能があるらしい

  • No.43 モフルン

    16/07/10 16:31:55

    >>42
    第15週「常子、花山の過去を知る」(前半)

    7月11日(月)
    常子(高畑充希)たちが作った「スタアの装ひ」。
    最初こそ完売したものの、類似品が闇市に出回り、増版は大量に売れ残ってしまう。
    失敗の原因を探るため常子はかつて挿絵をもらった花山(唐沢寿明)を訪ねる。
    妻の三枝子(奥貫薫)は優しいが、肝心の花山はダメ出しばかり。しかし、その全てが的確な指摘で、常子は深い感銘を受ける。聞けば業界で知らないものはいない程の才能があるにも関わらず、ペンを折ったというのだが…。
    ●スタアの装ひは外国人や一部の裕福な家庭の令嬢しか着ないものばかりでそんな服のつくり方を掲載してもこのご時勢では服の材料すら手に入らないし、現実離れしたテーマも皆無だと花山の指摘に深く納得した常子は花山に「編集長になってもらいたい」とお願いする

    7月12(火)
    常子(高畑充希)は花山(唐沢寿明)の働くバラックの喫茶店を訪ね、編集の道を諦めた理由を尋ねる。
    しかし花山は「何も話す気はない」と店を飛び出す。
    残された常子にコーヒーを出す関元(寺田農)。戦争で息子を失ったという関元は、息子の戦友だった花山について語り始める。
    一方、鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)は売れ残った「スタアの装ひ」を何とかしようと闇市に店を構えるも「場所代を払え」とこわ面なやからに絡まれてしまう…
    ●戦争中満州にいた花山は結核となり戦友(関山の息子たち)を置いて日本に戻ったことを気に病んでいた

    7月13日(水)
    「花山(唐沢寿明)さんは君が追いかけてくるのを待っている」と、常子(高畑充希)は五反田(及川光博)に説得される。
    再び喫茶店を訪れ「ペンを折った真意を聞かせてほしい」と迫る。常子の熱意に心打たれる花山だが編集の道には戻らないと誘いを断る。立ち去る常子。が、大切なはずの財布を店内に忘れてしまう。捨てる訳にもいかず、花山は家まで届ける。
    しかし、君子(木村多江)に天井の修理に来た大工と間違われてしまい…。
    ●花山の母親は夫が早くに亡くなり女手ひとつで自分たち兄弟を育て上げたが、苦労の耐えなかった母が「青鞜」に載せてある詩を読んで元気をもらっていた 
    そんな母を見て花山は言葉の力を知り言葉を使う仕事を従事するが、戦争中は戦いを鼓舞する言葉を原動力で多くの人々を戦場に駆り立ててしまい言葉の力の怖さを気づいたから断筆している理由だと言う

  • No.44 モフルン

    16/07/10 16:34:39

    >>43
    第15週「常子、花山の過去を知る」(後半)

    7月14日(木)
    常子(高畑充希)はがく然とする。君子(木村多江)たちが花山(唐沢寿明)を天井の修理に来た大工だと勘違いしてしまったのだ。
    その日、花山は学生時代の友人から開発事業に誘われ、「女の人の役に立つ雑誌を作りたい」といった常子の言葉がよぎる。このまま編集の道に戻らないでいいのか自問する花山。
    翌日、常子は財布を届けてくれたお礼と大工と間違えてしまったおわびに三度喫茶店を訪ねると、花山から予期せぬ言葉が来て…
    ●君子の勘違いにより、花山に屋根の雨漏りの修理をさせてしまった
    ●花山は常子たちの雑誌の次号だけという条件で手伝ってもいいと告げた
    ●水田が鞠子に惚れている理由もあってか水田のおかげで「スタアの装ひ」は闇市の一つの店で売ることができた

    7月15日(金)
    花山(唐沢寿明)が一度きりの約束で、常子(高畑充希)たちの雑誌作りに参加することになる。
    喜ぶ常子たちだが、それもつかの間。花山は『スタアの装ひ』にダメ出しをしていく。
    美子(杉咲花)の挿絵もダメ。鞠子(相楽樹)の文章に至っては単語しか残らない始末。簡潔に、なるべく挿絵で表現しろと指導する花山に素直に従う常子たち。
    早速作業にかかろうとすると、一番肝心な核がまだだと指摘され常子たちは顔を見合わせる…
    ●雑誌に載せる服を決める前に女性たちが洋服用の下着を持っていない問題点を花山が指摘して三姉妹は洋服用の下着の研究を始める

    7月16日(土)
    花山(唐沢寿明)から助言をもらい常子(高畑充希)たちは本格的に雑誌作りに取りかかる。完成した新しい雑誌は大好評で、飛ぶように売れていく。
    一度きりの約束は果たしたという花山。引き続き編集長にと常子たちが懇願するも、花山の決意は固い。しかし、常子は花山の中に新しい雑誌の構想があることに気づく。
    バラックで苦しい生活を続ける人々の姿を見つめる花山。常子は声をかける。花山が描く理想の雑誌をともに作りたいと
    ●「スタアの装ひ」第2号が初版の1000部があっという間に売り切れた
    ●花山は今後同じことを続けていても雑誌は売れなくなるから誰にも真似されない独創的な雑誌を目指さなければならないと告げる
    ●常子が考え抜いて決めた雑誌のテーマは「日々の暮らしの知恵を具体的に伝える情報」だった

  • No.45 モフルン

    16/07/16 21:47:13

    >>44
    第16週「“あなたの暮し”誕生す」(前半)

    7月18日(月)
    昭和21年。
    終戦から一年が過ぎても、国民の生活は困窮したままだった。
    常子(高畑充希)と花山(唐沢寿明)は庶民の目線を持って暮らしを変えようと、まずは衣服に関する企画を創刊号の目玉として取り上げることにする。
    一方、鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)は読者の信頼を得るため、銀座で事務所探し。
    しかし、肝心の花山は知恵の輪に夢中で一向に考える気配がない。常子たちが困惑していると、綾(阿部純子)が訪ねてきて…。
    ●事務所の場所に銀座を提案したのは花山

    7月19(火)
    綾(阿部純子)が常子(高畑充希)のところに金策に来る。
    事情を知った常子は金を工面し、後日、綾の元を訪ねる。
    職場にいるからと案内された先は、何とカフェ。
    綾は苦しい生活を支えるため、派手な衣装を身にまとい男性客に接客していたのだ。
    花山(唐沢寿明)に綾のことを伝えると、なぜカフェの女性たちに取材しないのかと叱られる。
    常子は綾に頼み込み、鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)を連れて、カフェの部屋裏に潜入するが…。
    ●綾は家賃も払えないほど金に困窮していた
    ☆当時のカフェはキャバクラのような風俗店だった
    ●綾は源氏名「雅」を名乗って接客をしていた
    ●水田は常子たちの事務所にやってきて「経理担当として雇って欲しい」と懇願した
    ☆史実では鎭子たちの事務所は銀座の一番はずれたところで新橋に近かった(新橋駅そばの現在のリクルートのビルがあるところにあった)

    7月20日(水)
    カフェで働く梢(佐藤仁美)たちから常子(高畑充希)は思いがけないヒントをもらう。
    (高価で)布がないのはもちろんだが、洋裁学校で特別な技術を学ばなければ作ることもできないというのだ。
    一方、洋裁学校を取材していた花山(唐沢寿明)も高価なミシンや布地でしか教えていない現状を知る。特別な技術や知識が無くても洋服が作れればと試行錯誤する常子たち。そんな折、花山が娘の散髪で使っていた新聞紙から洋服作りの発想を得る。
    ●花山は日の出洋裁学校の校長に取材をして授業も見学した 講師が一着の洋服を作るのに多くの端切れを用いて複雑な洋服作りをしてたのに花山は着目する

  • No.46 モフルン

    16/07/16 21:51:11

    >>45
    第16週「“あなたの暮し”誕生す」(後半)

    7月21日(木)
    花山(唐沢寿明)が思いついたのは、「直線裁ち」という方法だった。型紙も難しい技術もいらないこの方法は着物をほどいた布から洋服を作ることができる画期的なやり方だった。
    この企画を目玉に創刊号を作ろうという常子(高畑充希)たち。できるだけ写真を交えて掲載した方がよいという花山のアイデアを採用し、常子は鞠子(相楽樹)や綾(阿部純子)と自らがモデルとなる。
    常子たちの作る雑誌は少しずつ完成へと近づいていた…
    ●花山は女性たちがタンスの中にしまったままの反物を使ってワンピースを仕立て上げる方法を思いつく 直線裁ちにより反物1反から6着のワンピースも作る事ができる
    ☆史実でも「スタイルブック」では花森が直線裁ちを提案して紹介していた

    7月22日(金)
    「いろいろなことがここに書きつけてあります。この中のいくつかは、すぐにあなたの暮しに役立ち、この中のいくつかは、すぐには役に立たないように見えて、やがていつの日か、あなたの暮し方を変えてしまうかもしれない。そんなふうにいつでもこの一冊はあなたの暮しに寄り添って息づいています…。」
    そんな冒頭で始まる雑誌を、常子(高畑充希)たちはようやく完成させる。それこそが、『あなたの暮し』という雑誌の始まりだった…。
    ●「あなたの暮らし」の創刊号は花山のイラストで前書きも花山が執筆した
    ●出版社の社名も「あなたの暮らし社」に決定
    ●創刊号を宣伝するため新聞に広告を載せてその効果もあり注目を集めて注文が殺到 
    手に入れることが難しい地域の人々は現金書留で注文をしてきた

    7月23日(土)
    好評を博した『あなたの暮し』創刊号。
    常子(高畑充希)はもっと雑誌の売り上げをのばすために、直線裁ちの講座を開くことにする。雑誌だけで十分だと考える花山(唐沢寿明)はあまり気乗りしないが、常子は話題作りのためだと計画を推し進める。
    一方、常子たちの仕事を支えたいと入ってきた水田(伊藤淳史)も全面的に協力し講座当日を迎える。会場内に新聞記者とカメラマンを呼びこむ常子。しかし、そこで見た光景は意外なもので…
    ●講座の受講希望者が殺到して席はすぐに埋まってしまった
    ●受講者に送る案内ハガキ発送に水田も手伝うがミスをしてしまい鞠子は苛立つ
    ●講座会場に受講者が1人も来なかった
    …そこに直線裁ちを面白く思わない洋裁学校の校長がやって来る

  • No.47 モフルン

    16/07/16 22:27:12

    ☆今後の新たな出演者

    真野響子
    平塚らいてう役(19週 8/9から)
    「あなたの暮らし」に寄稿してもらうように鞠子にお願いされる。

    筧利夫
    水田国彦役(19週 8/11から)
    水田の父親 山梨で農家をしている。

    上杉柊平
    南大昭役(20週 8/16から)
    森田家が経営する「キッチン森田屋」のコック
    美子と恋仲になる

    古田新太
    赤羽根憲宗役(22週 8/30から)
    電器製品メーカー アカバネ電器製造社長
    「あなたの暮らし」で自社製品が評価を低くされ激怒する

    矢野聖人
    酒井秀樹役(22週 8/31から)
    赤羽根の甥で赤羽根の部下

    野間口徹
    村山健太郎役(22週 8/31から)
    赤羽根の側近

    石丸幹二
    国実恒一役(22週 9/1から)
    大東京新聞の記者「あなたの暮らし」の商品試験に興味をもつ

    吉本美憂
    水田たまき役(25週 9/22から)
    鞠子と水田の娘
    「あなたの暮らし社」に入社する 性格は常子と似ている

  • No.48 揚げパン

    16/07/16 22:53:24

    >>47
    まゆこと水田が結婚するのー?

  • No.49 モフルン

    16/07/16 22:57:53

    >>48
    そのようになるはず
    史実でも次女と経理の男性と結婚するからね
    史実では次女の子供は男の子、ドラマでは女の子にするんだね

  • No.50 食パン(はちみつ付)

    16/07/17 10:31:48

    ドラマでは美子も結婚するのかなぁ?
    ととねえちゃんの目標だったもんね…妹たちを結婚させること。

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