• No.42 モフルン

    16/07/02 23:40:35

    >>41
    第14週「常子、出版社を起こす」(後半)

    7月7日(木)
    家族の後押しを受け雑誌を作ることになった常子(高畑充希)。
    おしゃれをテーマに、鞠子(相楽樹)に文章を任せ、美子(杉咲花)に絵と裁縫の知識を借り、三姉妹で力を合わせて街中の目新しいファッションを取り上げた雑誌作りにとりかかる。
    鉄郎(向井理)と共に闇市で紙を探す常子は粗悪な紙を高値で押しつけられそうなところに、露天商組合で働く水田(伊藤淳史)が偶然助けてくれる。そうして、雑誌は完成へと近づくが…。
    ●闇市で先花紙が800枚で500円の値段で常子は売りつけられそうになるが、水田の忠告でそれは本来の価格の十倍の値段だと知らされる

    7月8日(金)
    水田(伊藤淳史)のおかげで、安い紙を仕入れることができた常子(高畑充希)たち。
    鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)の三姉妹で力を合わせて作った雑誌は構想から二か月ようやく完成する。
    『スタアの装ひ』と名付けたその雑誌を、常子たちは闇市で販売することに。
    君子(木村多江)も加わり家族全員で呼びこみを始める。これで大金持ちになれるかもしれないと期待が膨らむ常子たちだが、数日後見た光景は予想外なものだった…。
    ●五反田は花山と闇市の食堂で再会し、新世界の再刊に向けて小説の挿絵の依頼をするが花山は断った 花山は「出版に関わる仕事から身を引く」と言う
    ●『スタアの装ひ』は本屋では売ってもらえずに闇市で売ることになったがその日のうちに300部が完売した

    7月9日(土)
    大成功を収めた常子(高畑充希)の雑誌『スタアの装ひ』。増刷をかけ闇市に出かけると、そこには似たような名前の雑誌であふれかえっていた。
    焦って売る常子たちだが類似品よりも値段が高く紙質も悪いため、大量の在庫を抱えることに。
    落ち込む常子たちに、鉄郎(向井理)は「もう一度頑張れ」と促して去る。
    常子は失敗の原因を探るため、谷(山口智充)を訪れると「かつて内務省にいた花山(唐沢寿明)に聞いてみたら?」と助言される。
    ●甲東出版はついに「新世界」の再発行ができて再出発ができた
    ●花山は元帝大新聞の編集長も勤めていたので編集者としても才能があるらしい

  • No.43 モフルン

    16/07/10 16:31:55

    >>42
    第15週「常子、花山の過去を知る」(前半)

    7月11日(月)
    常子(高畑充希)たちが作った「スタアの装ひ」。
    最初こそ完売したものの、類似品が闇市に出回り、増版は大量に売れ残ってしまう。
    失敗の原因を探るため常子はかつて挿絵をもらった花山(唐沢寿明)を訪ねる。
    妻の三枝子(奥貫薫)は優しいが、肝心の花山はダメ出しばかり。しかし、その全てが的確な指摘で、常子は深い感銘を受ける。聞けば業界で知らないものはいない程の才能があるにも関わらず、ペンを折ったというのだが…。
    ●スタアの装ひは外国人や一部の裕福な家庭の令嬢しか着ないものばかりでそんな服のつくり方を掲載してもこのご時勢では服の材料すら手に入らないし、現実離れしたテーマも皆無だと花山の指摘に深く納得した常子は花山に「編集長になってもらいたい」とお願いする

    7月12(火)
    常子(高畑充希)は花山(唐沢寿明)の働くバラックの喫茶店を訪ね、編集の道を諦めた理由を尋ねる。
    しかし花山は「何も話す気はない」と店を飛び出す。
    残された常子にコーヒーを出す関元(寺田農)。戦争で息子を失ったという関元は、息子の戦友だった花山について語り始める。
    一方、鞠子(相楽樹)と美子(杉咲花)は売れ残った「スタアの装ひ」を何とかしようと闇市に店を構えるも「場所代を払え」とこわ面なやからに絡まれてしまう…
    ●戦争中満州にいた花山は結核となり戦友(関山の息子たち)を置いて日本に戻ったことを気に病んでいた

    7月13日(水)
    「花山(唐沢寿明)さんは君が追いかけてくるのを待っている」と、常子(高畑充希)は五反田(及川光博)に説得される。
    再び喫茶店を訪れ「ペンを折った真意を聞かせてほしい」と迫る。常子の熱意に心打たれる花山だが編集の道には戻らないと誘いを断る。立ち去る常子。が、大切なはずの財布を店内に忘れてしまう。捨てる訳にもいかず、花山は家まで届ける。
    しかし、君子(木村多江)に天井の修理に来た大工と間違われてしまい…。
    ●花山の母親は夫が早くに亡くなり女手ひとつで自分たち兄弟を育て上げたが、苦労の耐えなかった母が「青鞜」に載せてある詩を読んで元気をもらっていた 
    そんな母を見て花山は言葉の力を知り言葉を使う仕事を従事するが、戦争中は戦いを鼓舞する言葉を原動力で多くの人々を戦場に駆り立ててしまい言葉の力の怖さを気づいたから断筆している理由だと言う

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  • No.44 モフルン

    16/07/10 16:34:39

    >>43
    第15週「常子、花山の過去を知る」(後半)

    7月14日(木)
    常子(高畑充希)はがく然とする。君子(木村多江)たちが花山(唐沢寿明)を天井の修理に来た大工だと勘違いしてしまったのだ。
    その日、花山は学生時代の友人から開発事業に誘われ、「女の人の役に立つ雑誌を作りたい」といった常子の言葉がよぎる。このまま編集の道に戻らないでいいのか自問する花山。
    翌日、常子は財布を届けてくれたお礼と大工と間違えてしまったおわびに三度喫茶店を訪ねると、花山から予期せぬ言葉が来て…
    ●君子の勘違いにより、花山に屋根の雨漏りの修理をさせてしまった
    ●花山は常子たちの雑誌の次号だけという条件で手伝ってもいいと告げた
    ●水田が鞠子に惚れている理由もあってか水田のおかげで「スタアの装ひ」は闇市の一つの店で売ることができた

    7月15日(金)
    花山(唐沢寿明)が一度きりの約束で、常子(高畑充希)たちの雑誌作りに参加することになる。
    喜ぶ常子たちだが、それもつかの間。花山は『スタアの装ひ』にダメ出しをしていく。
    美子(杉咲花)の挿絵もダメ。鞠子(相楽樹)の文章に至っては単語しか残らない始末。簡潔に、なるべく挿絵で表現しろと指導する花山に素直に従う常子たち。
    早速作業にかかろうとすると、一番肝心な核がまだだと指摘され常子たちは顔を見合わせる…
    ●雑誌に載せる服を決める前に女性たちが洋服用の下着を持っていない問題点を花山が指摘して三姉妹は洋服用の下着の研究を始める

    7月16日(土)
    花山(唐沢寿明)から助言をもらい常子(高畑充希)たちは本格的に雑誌作りに取りかかる。完成した新しい雑誌は大好評で、飛ぶように売れていく。
    一度きりの約束は果たしたという花山。引き続き編集長にと常子たちが懇願するも、花山の決意は固い。しかし、常子は花山の中に新しい雑誌の構想があることに気づく。
    バラックで苦しい生活を続ける人々の姿を見つめる花山。常子は声をかける。花山が描く理想の雑誌をともに作りたいと
    ●「スタアの装ひ」第2号が初版の1000部があっという間に売り切れた
    ●花山は今後同じことを続けていても雑誌は売れなくなるから誰にも真似されない独創的な雑誌を目指さなければならないと告げる
    ●常子が考え抜いて決めた雑誌のテーマは「日々の暮らしの知恵を具体的に伝える情報」だった

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