• No.38 モフルン

    16/06/19 13:23:02

    >>37
    第12週「常子、花山伊佐次と出会う」(後半)

    6月23日(木)
    常子(高畑充希)が提案した新しい企画が検閲にかかり、谷(山口智充)が警察に捕まってしまう。
    五反田(及川光博)は会社を守るため発売直前の雑誌を回収しようと動き出す。
    一方、常子たちが暮らす青柳では、清(大野拓朗)が受けた仕事をめぐり滝子(大地真央)と対立していた。「普段通りの暮らしを守れない作りは青柳の名に恥じる」と反対する滝子に対し、「今の時世どんな仕事を受けてでも店を守るのが大切なのだ」と清も譲らない。
    ●清がとってきた仕事は予算制限により安い材木で建てる工場宿舎(四畳半の狭い部屋)の建築~滝子はそこで暮らす工場の人の気持ちを考えていないと怒るが、清の説得で折れた滝子は清に経営を任せる
    ●笑いの企画が不謹慎だと判断した検閲官に谷が反発して検閲官を怒らせた原因で谷は逮捕された~警察から谷が帰ってきたが、雑誌の発売は許可されるが笑いの企画のページ削除が許可の条件だった

    6月24日(金)
    昭和17年。
    米英との戦争が本格化し、常子(高畑充希)たちの出版社は政府から厳しい検閲や締めつけを受けていた。滝子(大地真央)の容態は回復せず、君子(木村多江)は参拝を繰り返していた。
    そんな中、青柳の営業停止を待って工場の事務所として借用したいと、軍より通達があったと隈井(片岡鶴太郎)から聞かされる。
    数か月後に材木商の個人営業も禁止されることが決まり看板を守り抜きたい滝子の心は大きく揺れ始める…。
    ●物資不足で出版の紙の質も悪くなり出版業界は悩んでいた
    ●材木商の個人営業が禁止となり、陸軍の下請けか廃業の選択を青柳商店に迫られていた~滝子は陸軍の統制下になることを選ぶ

    6月25日(土)
    滝子(大地真央)は、清(大野拓朗)に青柳の看板を下ろすと宣言する。
    晩節を汚す前に身を引くという滝子に隈井(片岡鶴太郎)は自分も着いて行くと告げる。
    「離れるのは嫌だ」と抵抗する美子(杉咲花)。「戦争が終われば深川に戻って青柳を始める」と説得する滝子。そのまなざしを見て常子(高畑充希)は全てを悟る。
    一か月後、青柳商店の看板が外される。常子は去っていく滝子の姿を目に焼き付け新居で家族を守る誓いを新たにする
    ●青柳商店は陸軍の統制下になって軍からの請負う仕事が質の低い仕事ばかりで滝子は耐えられずに廃業の道を選ぶ
    ●青柳商店は陸軍の宿舎に貸出して、滝子は清とともに木曽の療養所に行き、隈井は息子夫婦の家に行き、小橋家は目黒の借家を紹介してもらって移住した
    ●滝子は自分の死期が迫っていることを悟っていた「戦争が終われば深川に戻り青柳を始める」という言葉は美子を慰める悲しい嘘だと常子も鞠子も君子も分かっていた
    ●「植えて数十年後に商品になる木材用ように今は利益にならないことでも次世代に生きる人たちのことも考えて行動して欲しい」という言葉を残して滝子は去っていった

  • No.39 モフルン

    16/06/26 17:36:40

    >>38
    第13週「常子、防空演習にいそしむ」(前半)

    6月27日(月)
    昭和19年。
    戦況はますます悪化し、常子(高畑充希)たちは物々交換で農作物をもらうため、なけなしの着物を手に農村へと向かう。
    「孫が喜ぶおもちゃとなら交換してもいい」と言われ滝子(大地真央)からもらったママゴト道具はどうかと美子(杉咲花)に聞くが「自分の食糧を減らしてでも替えたくない」と言われ交換を断念する。
    一方、常子の勤める甲東出版では五反田(及川光博)だけが召集されず細々と雑誌作りをしていた。
    ●房総の農家にまで出向いて物物交換しようとする常子と鞠子だが、どの農家も応じなかったが、ままごと道具の交換にやっと応じた

    6月28(火)
    滝子(大地真央)からもらった玩具と食料を物々交換した美子(杉咲花)。
    「戦争は思い出までも奪うのか」と常子(高畑充希)と鞠子(相楽樹)の胸で泣く。
    数か月後、常子と五反田(及川光博)が編集作業をしていると、突然防空警報が鳴り響く。急いで避難するも君子(木村多江)たちのことが心配でならない。
    常子は、これ以上戦争をたたえる雑誌は作れないと五反田に訴えると「もう雑誌は作らなくていい」と突然告げられ困惑する
    ●祖母の滝子は木曽の療養所に引っ越してから半年後に他界した

    6月29日(水)
    詳細「赤紙が来た」と五反田(及川光博)は常子(高畑充希)に告げる。
    常子が家族を支え続けられるようにと甲東出版を貸本屋として経営すれば勤労動員をかけられずにすむと助言する。お礼を言う常子に「生きて戻ったら、その時は心から作りたい雑誌を作ろう」と約束し去ってゆく。
    何とかここうをしのぎながら、毎日を暮らす常子たち。しかし、ある防空演習で人をかばったことから組合長の三宅(有薗芳記)に目をつけられてしまい…
    ●君子は毎日花を活けて、鞠子は夜にわずかな光で読書をし、美子はモンペに切れ端を飾り付け、常子は何かにつけて笑わせようと日々を楽しむ小橋家を三宅は面白く思わなかった

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  • No.40 モフルン

    16/06/26 17:38:23

    >>39
    第13週「常子、防空演習にいそしむ」(後半)

    6月30日(木)
    組合長の三宅(有薗芳記)に目をつけられた常子(高畑充希)は金属供出を理由に家の中を物色される。壁に掛けられた家訓を見つけ、「不謹慎だ!」と畳に投げる。
    怒りを隠せない常子の言葉を遮り、鞠子(相楽樹)が理路整然と反論する。
    君子(木村多江)の提案で誕生日のお祝いに夜通しで小豆を煮込み、おはぎを作り始める。
    しかし、深夜突然の空襲警報が鳴る。慌てて避難する常子たちはしちりんに僅かな火を残したままにしてしまい…
    ●君子がどこからか小豆を入手してきた

    7月1日(金)
    東京に大規模な空襲があった翌日、焼け出された人々の中に常子(高畑充希)はお竜(志田未来)を見かける。お竜は去年の空襲で父親を亡くし年の近い仲間を兵隊に取られ、女手一つで幼い妹たちの面倒を見ていた。
    自宅に招き食事をともにする常子。それまでの張り詰めていた緊張が溶ける。
    ふと、戦争が終わったら何がしたいかという話題になり、常子は思わず「女性が自由にやりたいことを実現できる雑誌を作りたい」と口にする。
    ●昭和20年3月10の東京大空襲で幸いにも目黒の小橋家の家は焼かれずに済んだ
    ●お竜と妹たちは川崎の親戚の家に向かっていたところだった。戦後になったら何がしたい質問にお龍の妹たちは上野動物園に行くこと、鞠子は作家になること、美子はかわいい洋服を作って着たいと話す

    7月2日(土)
    昭和20年夏。
    常子(高畑充希)たちは限界に近づいていた。
    鞠子(相楽樹)は栄養不足から体を弱らせ、美子(杉咲花)は絶えず空腹に苦しんでいた。そんな折、近所で空き巣が流行しているという噂を聞く。空襲で避難している最中に食料を盗んでいくのだという。防空ごうに避難していたある日、常子は家から物音がするのを聞く。
    目を凝らすと男らしき姿があり、強盗だとおびえる。常子たちに気づいたのか、男は徐々に近づいて…。
    ●小橋家の空き巣の正体は叔父の鉄郎 年齢の問題で出征は免れており、鉄郎との生活で小橋家は明るさを取り戻した
    ●昭和20年8月15日 玉音放送で戦争が終わることを知り、戦後の日本がアメリカに占領されるのでは?と不安を抱く鞠子と美子に常子は「これからは思うように生きることができる」と抱きつき、常子はこれから好きな雑誌が作れる喜びがあふれる
    次週から戦後編になる

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