• No.3 モフルン

    16/04/03 16:02:34

    >>2
    第1週「常子、父と約束する」(後半)

    4月7日(木)
    家で療養することになったとと(=父)・竹蔵(西島秀俊)。
    少しでもそばにいたい気持ちを抱えつつ家族にうつってしまわないよう離れて生活していた。
    常子(内田未来)はそんなととの気持ちを察して気丈に振る舞っていた。
    そんな中、正月を迎え常子は今日だけはととの近くにいたいと百人一首を持ち出す。強すぎるかか(=母)・君子(木村多江)を尻目に常子が一枚だけとれた札は自分の名前の由来となったものだった…。
    ●昭和6年になる 
    常子の名前の由来「世の中の様子がいつまでも変わらずあって欲しいものだ」という常子がとった百人一首の札の短歌からきていた 
    「世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ 海人の小舟の 網てかなしも」
    小橋家の家訓に込められた竹蔵の思いが自分の名前の由来になっていることを聞いた常子は感激する

    4月8日(金)
    一向に病状が良くならない竹蔵(西島秀俊)。
    常子(内田未来)たちは、誰もそのことを口にせず明るく振る舞っていた。
    そんなとき再び叔父・鉄郎(向井理)が小橋家に現れる。
    常子は鉄郎から竹蔵が毎年家族で行く花見を楽しみにしていることを聞くも、その時期はとっくに過ぎ桜は散ってしまっていた。「花咲かじいさんじゃなきゃ無理だ」と諦める妹たち。
    だが、常子はあることをひらめき竹蔵が働いていた染工会社へと向かう…
    ●結核の症状がひどくなる竹蔵と遊べない三姉妹は明るく振舞うも、学校では同級生の茂雄と正雄は結核が感染すると言って三姉妹を避け始める
    ●常子のアイデア(竹蔵の会社の仲間が布と作業場を提供してもらい三姉妹と鉄郎が手作りした桜の花が桜の木にたくさん付けられている)で竹蔵は花見をすることができ感激した

    4月9日(土)
    花見を終えた夜、興奮して眠れない常子(内田未来)は台所で水を飲んで子ども部屋に戻ろうとすると書斎で寝ているはずの竹蔵(西島秀俊)から声をかけられる。
    そこで常子は竹蔵からある大切な願いを託される。
    そして、その数日後、竹蔵は息を引き取る。
    皆が悲しむ中、ひとり涙を見せない常子。次女の鞠子(須田琥珀)から冷たいと罵られる。
    何も言わず家を飛び出す常子。涙を流さないのは父と交わした約束があった…。
    ●竹蔵から常子に遺言を残す
    「自分の死後の家族を心配だから自分が死んだら常子がととの変わりに父親として家族を支えてほしい」と竹蔵から頼まれた常子は涙ながらに約束を守ると応える
    ●竹蔵の葬儀の日、常子は気丈に振舞うも涙があふれて耐え切れず外に出てしまう
    追いかけてきた母・君子に父との約束を話した常子は君子に抱きしめてもらい、君子から「ととになるのは明日からでいいから今日は娘のままでいて…」と言われた常子は思いっきり泣き尽くす
    ●竹蔵の葬儀の翌日常子は母と妹2人に「自分は今日から家族を守るととになる」と宣言した  
    それを聞いた美子から「つん姉ちゃんがととになったら「とと姉ちゃん」でしょ?」と無邪気に言われた

  • No.10 モフルン

    16/04/10 17:17:39

    >>3
    第2週「常子、妹のために走る」(前半)

    4月11日(月)
    クラスになじめない三女・美子(根岸姫奈)のため美子の学校に乗り込む常子(高畑充希)。
    しかし、その行動が裏目にでてしまい、ますます仲間外れに…。
    そんな中、近所で火事が発生。常子は男性陣に交じりバケツリレーに加わるも、全く役に立てず邪魔者扱いされてしまう。
    何かと因縁をつけてくる玉置三兄弟にばかにされる常子。
    美子は、その様子を見てますますとと(=父)が恋しくなり常子に八つ当たりをしてしまう。
    ●昭和10年(1935年)常子は高等女学校4年生になる 
    鞠子が高等女学校三年生 美子が尋常小学校4年生
    ●美子の担任渡辺が小橋家にやってきて美子が友達を作ろうとせず様子がおかしいと告げる
    ●美子が孤立しているのは父親がいない寂しさであり、同級生たちからの父親の話を聞いているとつらくなり誰とも話せなくなっていた

    4月12日(火)
    美子(根岸姫奈)の教室にたどりついた常子(高畑充希)はそこで一人ぼっちの美子を見てしまう。
    一計を案じた常子は、ともだちに美子の魅力を伝えようと一芝居うつが、見事に失敗。逆に美子の信頼を失ってしまう。
    その夜火災が発生、火消しにでた常子だったが、男たちの迫力に気おされ、ろくに役に立つこともできなかった。
    常子は父親代わりがなにひとつできないことに落ち込む。
    ●小学校に乗り込んだ常子はクラスの子供たちに家での美子が面白い少女だと力説するが空回りして終わり、美子は常子を教室から追い出すことに
    常子の話のせいで同級生たちはますます美子を敬遠する

    4月13日(水)
    美子(根岸姫奈)のことで悩む常子(高畑充希)のもとに突然、ふらりと叔父の鉄郎(向井理)が現れる。
    鉄郎は小橋家が大切に食べてきた米を食べ尽くし、再び逃げてしまう。
    困り果てたとき常子は一枚のチラシを見つける。そこには運動会の二人三脚で一位になれば、米が一俵もらえると書かれていた。「これだ!」と母・君子(木村多江)と二人で早速、練習し始める。
    しかし運動会前日、君子は手首にけがをして走れなくなってしまう…。

    4月14日(木)
    運動会当日。母・君子(木村多江)の代わりに常子と二人三脚を組むことになった次女・鞠子(相楽樹)。
    運動音痴の鞠子は、練習するも常子と全く息が合わない。その様子見て玉置兄弟(大内田悠平、加藤諒)が「人生は諦めが肝心」と笑う。
    一方、三女・美子(根岸姫奈)は頼りにならない常子にいらだちを隠せない。元気のない美子を励ますためにも、優勝して賞品の米一俵を勝ち取るためにも、どうしても一位を狙いたい常子たちだが…。
    ●二人三脚に消極的な鞠子に常子は「いつも1位を目指していた父のように戦う姿を美子に見せて元気づけたい」と説得する
    ●玉置兄弟のヤジで父親のことも悪く言われ挑発されて鞠子はやる気を出して、小橋姉妹は玉置兄弟を追い抜かして3位をとり米5升をゲットしその夜美味しいご飯を食べられ、常子と鞠子の運動会の活躍の話題で同級生とも話せるよになり美子からの常子の信頼も回復する

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  • No.11 モフルン

    16/04/10 17:20:03

    >>10
    第2週「常子、妹のために走る」(後半)

    4月15日(金)
    笑顔を取り戻した美子(根岸姫奈)に安どする常子(高畑充希)。
    だがその喜びもつかの間、竹蔵の元上司・杉野(田山涼成)に「援助を打ち切らせてほしい」と告げられる。
    途端に生活が苦しくなる中、三女・美子(根岸姫奈)が風邪で倒れ込んでしまう。かか(=母)・君子(木村多江)を心配させたくないと我慢していたのだ。
    そんな小橋家の危機を察したのか叔父・鉄郎(向井理)が舞い戻ってきて、事態は思わぬ方向へと向かう…。
    ●会社では竹蔵以外にも結核で死亡した社員もでており小橋家だけ特別扱い出来なくなったので援助は打ち切られた
    ●美子は風邪がひどくなり高熱が出てしまい常子と鞠子は医者を呼びに走る

    4月16日(土)
    生活の為に、かか(=母)君子(木村多江)が妾になってしまう…と焦る常子(高畑充希)は、お金を稼ごうと仕事を探すが見つからない。
    ふと、叔父・鉄郎(向井理)が「ハトを売ればお金になる」と言っていたことを思い出し三姉妹でハトを捕まえるも結局一銭も稼げずじまい。
    家に帰ると君子の姿はなく、よそ行きの着物がなくなっている。必死に近所を探す常子たち。
    その先で語られてこなかった君子の秘密を知ることになって…
    ●君子がお金に困っているときいた大家が妾の話をもちだして、それを常子と鞠子が知ってしまい、妾をさせないように自分たちで稼ごうとする
    ●三姉妹は公園で捕まえたハトを肉屋に売ろうとしたが、「肉用のハトはキジバトだけだ」と拒否された
    ●肉屋からの帰り途中で三姉妹は身だしなみを整えた君子が出かけていくのを目撃してしまい、妾の要件で出かけたのだと思ってしまう
    ●君子が出かけたのは妾のことではなく、三姉妹の転校の手続きだった
    竹蔵と君子の結婚がきっかけで絶縁中の母(三姉妹の祖母)・滝子と和解をして支援してもらうことになったのだ 
    三姉妹には滝子はすでに死んだと聞かされていたのでびっくり
    小橋家は滝子の営む材木屋がある東京・深川に引っ越すことになる

    ☆史実ではモデル大橋家は遠州(浜松あたり)に住んでおらず、父の療養で伊豆や鎌倉などを転々として最後は東京の大井町に定住した
    深川の材木屋は史実では父の養子先の家であり、そこには三姉妹たちは住んではいない


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