- 下話
-
>>987
どれぐらいたったのか。
私はカトリさんの胸で泣いていた。
「ゆり。落ち着いた?」
「うん。ごめん。飲み直そうか!」
体を起こして、ビールを取りに行こうとしたら。
「だーめっ!」
カトリさんはいたずらっぽく、大きな口を開けてニカッと笑うと、私を抱きしめたまま、くるっと向きを変えた。
カトリさんが私の上に覆いかぶさるような体制になる。
「きゃぁー!きゃぁー!」
緊張で酔いが醒め、恥ずかしくなって思わず声を上げる。
「シッ!慎吾が起きちゃうじゃん。」
カトリさんはそう言うと、声を上げる私の口を唇でふさぐ。
「…!」
大きな唇。
私の唇を味わうようにゆっくりと動き、舌が入ってきた。
「ん…。」
「ゆり、がっちがちじゃん。力抜いてよ(笑)」
緊張する私の手を握りながら、唇は顎を通り、首すじ、耳もとを這うように下りてくる。
「はぁ……あっ…」
思わず声をあげると、その度にキスで唇をふさぐ。
「声だしちゃだめだってば」
大きな手が優しく服をまくりあげ、ブラの上から胸を撫でるように、焦らすように撫でられていた。
「だから、力抜いてってば(笑)」
元夫と離婚してから、子育て一筋、仕事一筋。
彼氏も作らず、自慢じゃないが、純潔(?)を守り通してきた。
やり方なんて、忘れていた。
ブラの中に手が入って、乳首に触れた、
「きゃ…はぁ…あんっ」
「ゆり、かわいい…」
乳首を指で転がしながら、服を首もとまで上げて、上半身があらわになった。
「やん…だめ…」
唇で優しく乳首を挟む。
そして、強弱をつけながらゆっくり舌で転がす。
「あっ…ああん…やっ…!」
「ゆり、シーだよ。」
また、いたずらっぽく笑うと、手を下に這わせ、そっとパンツに手を入れた。
「ゆり…ぐちょぐちょ…」
「やっ…だめ…」
声を上げないようにするのが精一杯だった。
クチュクチュ音を立てている。
「きゃ…あん…あ…」
濡らした指で敏感な部分を撫で上げる。
自然と声が大きくなってしまう。
「もー。ゆり、エッチだな。」
声がでないように、キスで唇を塞がれ、
そのままパンツを膝まで下ろされた。
「ん…ん…」
声が出せない。
ゆっくりゆっくり、カトリさんが入ってきた
「あっ!ダメ…あ……ああん…!」
もう我慢できない。
「ゆり…あったかい…」
切なそうな声で囁く。
体を密着させたまま、カトリさんが動くと、敏感な部分を刺激される。
「ゆりの中、熱くなってる。」
「あっ…はぁ…ダメ…!」
動きがだんだん早くなってくる。
膝を持ち上げ、大きく足を開かれる。
「やぁん…あ…」
「ゆりのエッチなとこ、もっと見せてよ…」
そう言うと、私の手を、クリに導く。
「自分でいじってみ。」
「や…やん…恥ずかしいよ…」
言い終わる前にカトリさんの動きが早くなる。
「あん…ひぁ…」
自分でも驚いてしまうぐらい、大胆に敏感な部分をいじってしまう。
止まらない。
「あ…もぅ…だめ。」
「ゆり…イッて…。」
「ああん…やん…だめぇ…!!イッ…ちゃ…あ…!」
「ゆり…」
熱いものがおへそのあたりにこぼれてきた。
カトリさんの…
「ゆり…」
優しくキスされて、ぼんやりとカトリさんを見つめた。
- 0
14/01/17 02:44:39