官能小説得意な方! へのコメント(No.993

  • No.992 ざらめ

    14/01/17 02:44:39

    >>987

    どれぐらいたったのか。
    私はカトリさんの胸で泣いていた。

    「ゆり。落ち着いた?」

    「うん。ごめん。飲み直そうか!」

    体を起こして、ビールを取りに行こうとしたら。

    「だーめっ!」

    カトリさんはいたずらっぽく、大きな口を開けてニカッと笑うと、私を抱きしめたまま、くるっと向きを変えた。

    カトリさんが私の上に覆いかぶさるような体制になる。

    「きゃぁー!きゃぁー!」
    緊張で酔いが醒め、恥ずかしくなって思わず声を上げる。

    「シッ!慎吾が起きちゃうじゃん。」

    カトリさんはそう言うと、声を上げる私の口を唇でふさぐ。

    「…!」

    大きな唇。
    私の唇を味わうようにゆっくりと動き、舌が入ってきた。

    「ん…。」

    「ゆり、がっちがちじゃん。力抜いてよ(笑)」

    緊張する私の手を握りながら、唇は顎を通り、首すじ、耳もとを這うように下りてくる。

    「はぁ……あっ…」

    思わず声をあげると、その度にキスで唇をふさぐ。

    「声だしちゃだめだってば」


    大きな手が優しく服をまくりあげ、ブラの上から胸を撫でるように、焦らすように撫でられていた。

    「だから、力抜いてってば(笑)」

    元夫と離婚してから、子育て一筋、仕事一筋。
    彼氏も作らず、自慢じゃないが、純潔(?)を守り通してきた。
    やり方なんて、忘れていた。

    ブラの中に手が入って、乳首に触れた、
    「きゃ…はぁ…あんっ」

    「ゆり、かわいい…」

    乳首を指で転がしながら、服を首もとまで上げて、上半身があらわになった。

    「やん…だめ…」

    唇で優しく乳首を挟む。
    そして、強弱をつけながらゆっくり舌で転がす。

    「あっ…ああん…やっ…!」

    「ゆり、シーだよ。」

    また、いたずらっぽく笑うと、手を下に這わせ、そっとパンツに手を入れた。

    「ゆり…ぐちょぐちょ…」

    「やっ…だめ…」

    声を上げないようにするのが精一杯だった。

    クチュクチュ音を立てている。
    「きゃ…あん…あ…」

    濡らした指で敏感な部分を撫で上げる。
    自然と声が大きくなってしまう。

    「もー。ゆり、エッチだな。」

    声がでないように、キスで唇を塞がれ、
    そのままパンツを膝まで下ろされた。

    「ん…ん…」
    声が出せない。

    ゆっくりゆっくり、カトリさんが入ってきた
    「あっ!ダメ…あ……ああん…!」

    もう我慢できない。

    「ゆり…あったかい…」

    切なそうな声で囁く。

    体を密着させたまま、カトリさんが動くと、敏感な部分を刺激される。

    「ゆりの中、熱くなってる。」

    「あっ…はぁ…ダメ…!」

    動きがだんだん早くなってくる。
    膝を持ち上げ、大きく足を開かれる。

    「やぁん…あ…」

    「ゆりのエッチなとこ、もっと見せてよ…」

    そう言うと、私の手を、クリに導く。

    「自分でいじってみ。」

    「や…やん…恥ずかしいよ…」

    言い終わる前にカトリさんの動きが早くなる。

    「あん…ひぁ…」
    自分でも驚いてしまうぐらい、大胆に敏感な部分をいじってしまう。
    止まらない。

    「あ…もぅ…だめ。」

    「ゆり…イッて…。」

    「ああん…やん…だめぇ…!!イッ…ちゃ…あ…!」

    「ゆり…」

    熱いものがおへそのあたりにこぼれてきた。
    カトリさんの…

    「ゆり…」

    優しくキスされて、ぼんやりとカトリさんを見つめた。



  • No.993 ざらめ

    14/01/17 03:21:25

    >>992
    続き。

    私とカトリさんは抱き合ったまま、いつの間にか眠ってしまっていた。

    ガタ!ガタ!
    和室から物音がする。慎吾が起きたようだ。
    服を着たままでよかった…

    「カトリくん!カトリくんは?!」

    起きてすぐ、カトリさんの姿をさがすなんて…
    いてくれて、よかった。

    「いーるよーぉ、慎吾、おは!」

    慎吾がカトリさんに飛びついた。

    私はなぜか、やましいことをしてしまったようで、慎吾を直視できなかった。

    「ママー。どうしたのー?」

    「なんでもないっ!朝ごはんにしよっか?」

    3人でテーブルを囲んで、コーンフレークを食べる。

    「カトリくん。今日もいるよね?ね?」

    「慎吾…カトリさんのこと困らせちゃだめだよ。」

    「やだよ!毎日いてよ!」

    私だって、そう思うよ、慎吾。

    「慎吾、さみしくなったらさ、僕のこと、父ちゃんだと思え。また、会えるからさ。」
    カトリさんは、慎吾の頭をくしゃくしゃっとすると、またニカッと笑う。

    私はもうパートに出る時間。
    慎吾を保育園に連れて行かなくちゃ。

    私たちは3人でアパートを出た。

    私は慎吾の手をひいて、いつもの道を歩き出した。
    慎吾は、何度も何度も振り返って、いつまでも手を振っている。



    あれから一週間。
    私は時々、カトリさんの感触を思い出す。
    鮮明に思い出すんだけど、夢だったんじゃないかと思ってしまう。
    連絡先すら知らない。聞けなかった。
    このまま、会えないのかもしれない。


    今日もくたくたになってパートを終え、慎吾と家に帰り、ご飯の支度をする。

    慎吾はわたしがご飯の支度をしている間、録画しているSMAqの番組を見ている。
    いつのまにか、慎吾のヒーローは、仮面ライダーからカトリさんになっていた。


    「ママー!携帯なってるー!」

    慎吾の所属事務所の佐久間さんからだった。

    「はい。」

    「お疲れ様ー。佐久間ですー。」

    「あ。どうも。お疲れ様です。」

    「次のクールで始まる月9、子役オーディションに慎吾くんご指名でオファーきてるんですよー!
    いやー、うちみたいな弱小プロにしたらとんでもないことですよ!

    あ。主演はSMAqのカトリさんで、演出は…」

    佐久間さんの話はそれ以上耳に入ってこなかった。
    また、会える!

    「カトリさんといえば、こないだシャイニーズ事務所のマネージャーに、そっちの連絡先聞かれたんだけど、
    慎吾くん、移籍なんでしないよね?どんな件だったの?」

    「いえっ…!別に…」

    なぜか見透かされたようで顔が紅潮してきた。

    「まぁ、いいや。
    じゃあ、詳細メールで送るんで、シクヨロー!」

    佐久間さんも浮かれていたのか、あまり突っ込まれないでよかった。

    また、会えるんだ。

    「慎吾!佐久間さんがね…」

    そうだ。私たちは繋がってる。
    また、会える。





    エロ要素、少なかったですね…

    寒いのにパンツ抜いでた方、ごめんなさい。
    また履いて、温かくしておやすみなさい☆
    お付き合いいただき、ありがとうございました。



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