- 下話
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>>926
シ「やっと笑った。」
シンゴの手が頬に触れる。
シ「ごめんね。こんなに泣かせちゃった。」
少し悲しそうな顔で、涙を拭う。
シ「ゆりさん」
右手を首に当てそっとキスをする。
シンゴの舌がゆっくりと入ってきた。
優しい舌使いに胸がキュンとする。
チュッチュ
ゆ「んっはぁ」
キスだけでこんなにドキドキするなんて。
シ「ベットいく?」
少し迷った。もしかしたら、うまく言いくるめられただけで、私はシンゴにとってセフレなのかもしれない。
ゆ「………はい」
不安だった。シンゴを100%信用できない。このままこの関係を続けても傷つくのは目に見えている。
でも断れない。
抱きしめてほしい。
甘い声でささやいてほしい。
愛してほしい。
私はシンゴにどっぷりハマってしまった。
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14/01/15 21:55:27