- 下話
-
しんごは自ら服を脱ぎ捨て、上半身裸になる。
その姿を見て、私はしんごに抱きついた。
「どうしたのゆり?」
「くっつきたくて。」
しんごはそっと優しく抱きしめてくれた。
「あったかい、しんご‥」
しんごを見上げながら言う。
しんごはニコニコしながらギューッと優しく抱きしめ、頭を私の首元に落とした。
「このまま時間が止まればいいのに‥」
私の口から思わず本音が出る。
しんごの抱きしめる力が強くなる。
「ゆりー」
「んー?」
「でもダメだ。
時間が止まったら、コイツはどうすんの?」
しんごはズボンの下で窮屈そうになったアレを私に押し当てる。
「もーしんごー」
「お楽しみはこれからだよ!」
そう言ってしんごは私をお姫さま抱っこし、ベッドへ降ろした。
私が嫌がるだろうと思ったんだろう、さり気なく電気を消してくれる。
暗闇にまだ目が慣れない中、上半身裸で私に被さってるしんごがすごくセクシーだなと思った。- 0
14/09/20 21:10:27