官能小説得意な方!

  • 下話
    • 1749
    • ゆり
      14/09/20 15:46:22

    どんどん激しくなるキスに、興奮と共に動揺を隠せなくなる。
    思わずさっき落とした自分の荷物が足に当たる。


    カラン‥


    「カラン‥?」


    私の言葉にしんごが唇を離す。


    しんごが私の荷物を拾い上げ、中を見る。


    「ゆりー何これ!ビールの空き缶!」


    「やだちょっと見ないで!」


    「ねぇ、なんで空き缶持ち歩いてんの(笑)おかしいでしょ(笑)」


    「違うの!それはさっき友達と飲んでて捨てる場所がなかったというか‥」


    「んも~もういいよ、とりあえず中入ろ。」


    そう言って私の落ちたバッグを拾い上げ、しんごは部屋に入った。


    私は空き缶の入った荷物を抱きかかえながら、小さくおじゃましますと言いながらしんごの後に続いた。


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