特攻隊、貴重映像 へのコメント(No.130

  • No.129 つづき

    13/03/23 22:33:21

    >>128
    ■7.「日本中が声もなく、しーんと静まり返り」

     そして、運命の昭和20年8月15日が巡ってくる。
    __________

     必勝の信念を持ち、信州不滅を信じながらも一億玉砕を覚悟、眦(まなじり)を決していた私達でした。

    昭和20年8月15日正午に、天皇陛下の初めての玉音放送があるといふので、家中を清めてラヂオの前に端座しました。

    きっと全国民最後の一人となる迄戦ひ抜けとのお励ましのお言葉を頂戴するものと信じてゐましたのに、無条件降伏とは...。

     こみ上げる嗚咽を抑えることが出来ませんでした。

    日本中が声もなく、しーんと静まり返り、全ての努力が水泡に帰してしまった空しさに、虚脱状態に陥りました。

    ひとり忙しいのは蝉しぐればかり、あの時ばかりは蝉が羨ましうございました。

     駅のホームでも立っている人は一人もありませんでした。

    皆一様に黙りこくってしゃがみ込んで居ました。

    翌日は皇居前広場に馳せ参じ、土下座して大泣きしました。

    力の及ばなかった事を陛下にお詫びし、陛下の御前で共に泣きたかったのです。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    アメリカは懐柔政策に出るでせう。

    子供達はアメリカの都合のよい様に教育されるでせう。

    我々はよほどしっかりしなければなりません。

    これからが本当の日米の戦いですよ。

    と、心ある人々は異口同音に言っていたという。
    __________

     アメリカは占領政策に成功しました。

    日本は伝来の大和魂を引き抜かれた愚劣な人間の集団となり、自らの国を口汚く罵る非国民のうようよ居る国になり下がりました。

    それ故に国歌国旗も否定する愛国心喪失の国柄は、外国から侮辱されても反発さえ出来ない情けない国となりました。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    つづく

  • No.130 つづき

    13/03/23 22:37:50

    >>129
    ■8.「日本の古きよき時代を精一杯、力の限り生き抜いた」

     しかし清水さんは自らの青春時代を後悔したり、反省したりはしない。
    __________

     私の青春は確かに華やかではありませんでした。

    然し一生のうちで最も生命力の旺盛な時期に、全身全霊を国と学問にぶつけたという事、安穏の世には得難い魂の燃焼であったと思います。

     敗戦という千載一遇の体験は誠に貴重な試練であり、戦時中に培はれた不撓不屈の精神に依り、極度の貧困も、「国と運命を共にした光栄ある貧乏」と胸を張り、明るく清く乗り越える事が出来ました。

     日本の古きよき時代を精一杯、力の限り生き抜いたといふ自負心、まさに「我が青春に悔なし」であります。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     齢70歳となった現在の清水さんのせめてもの願いは

    「昔の日本のように祝日には何処の家にも日の丸が翻り、君が代が津々浦々に谺(こだま)する美しく健全な姿に立ち還る」ことだという。

    (文責:伊勢雅臣)


    コピペ完


    これが正解ではありません。でも、こういう「気持ち」を持った人が私たちの先人にいた、ということです。今の私たちには全てを理解するのは難しい。でも、この気持ちを全否定することは間違いでもあります。

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