特攻隊、貴重映像 へのコメント(No.125

  • No.123 つづき

    13/03/23 22:15:26

    >>121
    ■2.「豈(あに)朕が志(こころざし)ならんや」

    「開戦の詔勅」は、こうした当時の日本国民の憤懣を表現したものだと言える。

    詔勅では、まず世界各国との友好・共栄関係を築くことが我が国の基本方針であるのに、今や米英との戦争に入らざるを得なかった事を述べている。
    __________

    ・・・而(しか)して列国との交誼(こうぎ)を篤くし、万邦共栄の楽 (たのしみ)を偕(とも)にするは、之亦(これまた)帝国が常に国交の要義と為す所なり。

    今や不幸にして米英両国と釁端( きんたん)を開くに至る。

    洵(まこと)に已(や)むを得ざるもの あり。

    豈(あに)朕が志(こころざし)ならんや。

    (現代語訳)
    ・・・そして各国との交流を盛んにし、万国と共栄の楽しみをともにすることは、日本の外交の基本方針とするところである。

    今や不幸にして米英両国と戦端を開くことにいたった。

    まことに、やむをえない事態である。どうして、これが私(昭和天皇)の志であろうか。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    「豈(あに)朕が志(こころざし)ならんや」という一節に、昭和天皇の「万邦共栄の志を遂げられなかった」という深い痛惜の念がが込められている。

    これほど悲痛な開戦宣言が歴史上、あっただろうか。

    ■3.「隠忍(いんにん)久しきに弥(わた)りたるも」

     続けて、詔勅は我が国がやむなく立ち上がった理由として、米英が経済封鎖により、日本を屈服させようと強硬な姿勢をとり続けたことを述べている。
    __________

     朕は政府をして事態を平和の裡(うち)に回復せしめんとし隠忍(いんにん)久しきに弥(わた)りたるも、彼は毫(ごう)も 交譲(こうじょう)の精神なく、徒(いたづら)に時局の解決を遷 延(せんえん)せしめて、此(こ)の間、却(かえ)って益々経済上、軍事上の脅威を増大し、以って我を屈従せしめんとす。

    現代語訳

    私は政府をして、事態を平和裡に解決させようと、長い間、隠忍したのだが、米英は少しも譲り合いの精神を持たず、むやみに事態の解決を先延ばしにし、その間にもますます、経済上・軍事上の脅威を増大させ、それによって我が国を屈服させようとしている。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    つづく

  • No.125 つづき

    13/03/23 22:21:07

    >>123
    「隠忍久しきに弥(わた)りたるも」、このままでは、日本の存立も危うくなるとして、ついに自存自衛のために立ち上がったことを述べている。

     清水さんの言う「隠忍自重の末、戦争に踏み切らざるを得なかった日本、積年の憤懣の爆発」とは、まさにこの詔勅の思いそのままを述べている。

    ■4.「宣戦の詔勅を拝して、泣かぬものがあったろうか」

     昭和16年12月8日、多くの国民が、この開戦の詔勅をラジオで聞き、涙を流した。

    何人もの作家、学者がその日の思いを記している。
    __________

    火野葦平(作家)

    私はラヂオの前で涙ぐんで、しばらく動くことができなかった。

    この感動は私ひとりではあるまい。

    全国民が一様に受けた感銘であろう。

    宣戦の詔勅を拝して、泣かぬものがあったろうか。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    __________

    坂口安吾(作家)

    僕はラヂオのある床屋を探した。

    やがて、ニュースが有る筈である。

    客は僕ひとり。

    頬ひげをあたっていると、大詔の捧読、つづいて、東條首相の講話があった。

    涙が流れた。

    言葉のいらない時が来た。

    必要ならば、僕の命も捧げねばならない、一兵たりとも、敵をわが国土に入れてはならぬ。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    __________

    清水幾多郎(社会学者)

    宣戦の大詔を拝して、私は凡(すべ)ての国民と同じように涙を禁ずることが出来なかった。

    日本がアメリカに勝つためには、日本の思想がアメリカの思想に勝たねばならぬ。

    ・・・私はこの仕事のために微力を儘(つく)すことを最高の義務と考えている。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     祖国が万邦共栄を求めながらも、ついに自存自衛をかけて、米英という世界最強国に戦いを挑まざるを得なくなった。「豈(あに)朕が志ならんや」との昭和天皇の悲痛なお言葉に、国民は涙したのである。

    つづく

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返信コメント

  • No.127 つづき

    13/03/23 22:26:03

    >>125
    ■5.一女子学生の戦い

     その涙から、国民一人一人が、祖国の生き残りのために自分の持ち場で国民としての義務を果たそうと立ち上がった。

    女子学生であった清水公子さんもその一人だった。
    __________

     私達は直接戦力とはなりませんが少しでも実力をつけ様と、学期間の休暇には各病院の各科に見学に行きました。

    また当時、貧困家庭への医療救済公的制度がありませんでしたので、気の毒なこれ等の人々を救うべく、夏休みを利用して周辺小学校を借り受け「無料診療所」を開設致しました。

    女子医専独特の年中行事でした。

     学生達は二交替で休暇の半分を返上して医局員に協力、貧しさ故に医療を受けられない人々に愛の手を差し延べ、同時に自分達の勉強ともなりました。

     日曜日には皇居前広場へ「もっこ担ぎ」に参りました。

    学校の名誉にかけてもと重い土運びに掛け声を掛けながら頑張りました。

    今の皇居前広場は当時の学生が汗を流して作ったのです。

     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     しかし、戦局は次第に劣勢となり、空襲が始まった。

    家の前に防火用水槽を作り、町会でたびたびバケツリレーなどの消化練習を行うが、敵は無数の爆弾を雨霰(あられ)と落とすので、逃げるのに精一杯だった。
    __________

     文字通り火の海の中を逃げ惑う民衆の上に、これでもかこれでもかと追い打ちをかけ、更に石油を撒くのです。

    阿鼻叫喚、すさまじい地獄絵さながら、悲惨さこの上もありません。

    石一つ投げられない無抵抗な女・子供・老人達に対し、敵は皆殺しを図ったのです。

    連日のあくなき無差別爆撃(軍事施設と民家の別なく)に多くの国民が命を落とし、傷つき、家を失い、みるみる焼け野原と化していきました。

     この様にされても国民は挫けませんでした。

    何回も空襲に遭い無一物になりながら、「何もかも無くなり、さっぱりしたよ」と、誠に意気軒昂でありました。
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    つづく

  • No.139 よく読んで

    13/03/24 09:57:32

    >>132
    国際派日本人教育講座より>>121>>123>>125>>127>>128>>129>>130

    特に>>130

    戦争に反対することと、日本を卑下することは全く別の視点。混同してはいけない。日本人が日本という国を国旗や国歌を蔑ろにするのは、戦争に反対することとは別の話でしょう?きちんと理解しよう。

  • No.175 はい

    13/03/24 16:03:35

    国際派日本人教育講座より >>121>>123>>125>>127>>128>>129>>130

    ★特に >>130

    戦争に反対することと、日本を卑下することは全く別の視点。混同してはいけない。日本人が日本という国を国旗や国歌を蔑ろにするのは、戦争に反対することとは別の話でしょう?きちんと理解しよう。


    http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=1728138
    http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=2136831&sort=1

  • No.238

    13/03/24 22:04:02

    国際派日本人教育講座より >>121>>123>>125>>127>>128>>129>>130

    ★特に >>130

    日教組トピ(教科書詳細有り)
    http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=1728138

    保守トピ(長文のみ。読解力と探求心、向上心のある方へ)
    http://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=2007485

  • No.304

    13/03/28 21:46:05

    国際派日本人教育講座より >>121>>123>>125>>127>>128>>129>>130
    ★特に >>130

    「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか >>274>>275>>276>>277>>278>>280>>281>>282

    国柄探訪:「公」と「私」と(日露戦争)>>298>>299>>300>>301>>302>>303

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