嵐(妄想・小説) へのコメント(No.2442

  • No.2440 大宮SK

    W64S

    10/07/27 19:32:26

    恋愛に不器用な翔ちゃんの心の成長を書いてみました。




    今日も夕方から雷の予報…

    こんな日はあなたを思い出す……




    俺たちは付き合ってる訳じゃなかったけど、いつも一番近くにいた。

    あの日も、いつものように夕方からうちに来ると言っていた彼女。

    ―そろそろ来る時間かな?


    ベランダから外を見ると、今にも降りだしそうだった。


    ―あいつ大丈夫かな?

    心配で迎えに行こうか電話してみた。


    「もうすぐ着くから大丈夫だよ」


    彼女がそう言うので、部屋で待っていた。
    10分後、やっぱり雨が降りだした。


    それからすぐ彼女がやって来た。
    全身びしょ濡れだった。


    『大丈夫か?途中で傘でも買えばよかったのにー』


    「早く会いたくてね!…あっ、早く翔ちゃんと飲みたいな~って意味ね!」


    そう言って沢山のお酒を差し出してきた。



    『風邪引くから、コレに着替えて!』

    Tシャツとハーパンを貸してあげる。


    小さい体に、男物の大きな服がやけに可愛らしい。髪も濡れてて妙にドキドキする…


    ―落ち着け、落ち着け…


    彼女の髪を拭きながら、動揺を抑えた。



    そう、俺たちは男女間でも成り立つ友達。


    そう言い聞かせてた。

  • No.2442 大宮SK

    W64S

    10/07/27 19:41:19

    >>2440 >>2441 続き



    気がつけば23時を過ぎていた。


    「そろそろ帰ろうかな…」


    『じゃあ、送っていくよ!』


    「タクシー拾うから大丈夫!翔ちゃん、明日も早いんでしょ?今日は楽しかった!ありがとうね!!」


    そう言って、オレを抱き締めた。


    『〇〇…??』


    彼女はオレに顔を見せないように部屋を出ていってしまった。



    ―今のって一体………



    それから忙しい日々が続き、彼女と連絡を取らないまま3ヶ月が経った。



    ある日仕事を終え、家に帰る。ポストを見ると、彼女から1通の手紙。



    ―手紙なんて……らしくないな…



    何やら胸騒ぎがするが部屋に入り手紙を読む。



    『ウソ…だろ…』



    手紙の内容は彼女が他の男との結婚を決めたと言う内容。結婚式にオレを呼ぶつもりはない。もう会うこともナイともあった。


    そして最後にオレを好きだったと書いてあった。




    何故あの日、オレはあいつに気持ちを伝えられなかったんだろう…


    あいつの変化にちゃんと気づいていれば…



    後悔ばかりで、いつの間にか、オレは泣いていた。



    いつの日か相葉ちゃんが言ってた言葉を思い出した。


    【言葉にしなきゃ相手には伝わらないんだよ。大切なものって、失ってから気づくんだよね!】



    それから1年後、風の噂で彼女が結婚したことを聞いた。



    今日は雷の予報。

    そんな日はあなたを思い出す。


    ―君は今、幸せですか?オレを思い出してくれる時はありますか?

    あれ以来、オレは雷にビビることはなくなり、ヘタレじゃなくなったよ!



    これから先、オレにも好きな子ができたら、プライドを捨ててちゃんと気持ちを伝えていくから。


    大切なことに気づかせてくれてありがとう!

    お前は今でも、大事な大事な『友達』だ。



    【完】

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