嵐(妄想・小説) へのコメント(No.4206

  • No.4206 ハル

    F02B

    10/10/05 13:26:53

    こんにちは。
    翔君。


    「明日は?早いの?」

    彼女に会う日は必ず口にする言葉。彼女の返事によってその日の予定が決まる。

    明日はゆっくり

    と言えば、一緒に朝を迎えられる。

    明日は早いの

    と言えば、日が変わらないうちに部屋に送る。


    と、言うか、一緒に暮らしちゃった方が早いんじゃないだろうか…。と、言うか、一緒に暮らしたい俺。

    でもその一言が言えないまま、今日は彼女を部屋まで送る。

    「あのさぁ…」

    車のハンドルを右に切りながら彼女に声をかける。

    「なんかさぁ…もういいんじゃね?」

    『何が?』

    車の外から視線を俺に戻す彼女。

    「こうやってさ、送るのも…ねぇ」

    『…1人で帰るから大丈夫だよ?』

    違ーう!
    俺が言いたい事はそんなんじゃない。

    「そうじゃなくて…」

    不思議そうな顔をしている彼女が視界の端に入る。

    一緒に暮らそう

    そんな一言が出掛かっているのに言えないまま目的地、彼女の部屋に着く。

    『変なの』

    後部座席から鞄をひょいっと取る彼女。反射的にその鞄を掴む。

    『何よ?』

    「落ち着いて聞いてよ」

    落ち着くのは俺だ。

    「お前…お前が良ければね…」

    『うん』

    頑張れ、俺!

    「一緒に…俺の部屋に…」

    『一緒に住みたいの?』

    俺が言うはずだった言葉を彼女に言われ、反射的にコクコクと頷く。

    何頷いてんだ、俺!

    『翔…』

    彼女の肌の色が外の明かりで優しく見える。

    『翔って私の事かなり好きだよね』

    少し強気な彼女はいつもこんな感じだ。そしてその挑発に乗っちゃう俺も俺。

    「そーだよ!!お前の事すっげー好きなんだよ!だから一緒に暮らしたいって思ったっていいだろ!!」

    言ってからしまったと思うんだけど、もう遅い。

    この一言がこれからの2人の道を決めるんだ。

    彼女の返事は、さて、いかに?



    おわり

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