嵐(妄想・小説) へのコメント(No.4105

  • No.4105 ハル

    F02B

    10/09/20 11:34:58

    おはようございます。
    友達に恋をし始めた松潤です。


    久々の休み。
    お店のディスプレイが秋色に変わる。

    携帯がポケットの中で小さく震える。
    ディスプレイにはあいつの名前。

    あいつが風邪をひき、あいつの笑顔でキュンとした気持ちが好きと言う気持ちに変わってから、忙しさと、自分の気持ちの戸惑いからあいつに電話を出来なくていた。

    ディスプレイに浮かぶ名前にドキッとして、電話に出る。

    「はい」

    『あたし。今仕事?』

    「何で?」

    『なかなか電話に出なかったから…』

    出られなかったんだよ。お前からの電話に緊張して。でもそんな恥ずかしい事言えないだろ?

    「ちょっと仕事」

    こんな小さな嘘もたまにはいいだろ。

    電話口からクスッと小さな笑い声。

    『いい服は見つかった?いつものお店の袋持ってるけど』

    そう。
    俺は休みでいつもの店に服を買いに来て、その店の大きな袋を片手に持っている。

    何で分かるんだ?

    俺は携帯を耳にしながら左右を見渡す。
    また小さな笑い声が聞こえる。

    『さぁ、私はどこでしょう?』

    交差点を走る車のクラクションが携帯と片方の耳から聞こえる。

    そばに…いる?

    ドクンドクンと心臓が跳ねる。

    俺は振り向く。

    秋の空に溶け込むような笑顔であいつは俺の後ろに立っていた。

    携帯を耳に当てあいつを見つめる俺の頬を少し冷たい風が当たる。

    この風に乗って俺の気持ちも届けばいいのに。

    そんな気持ちを自分の中に押し込みながら

    「よぉ」

    と答える。
    その声に答えるかのように体の前で小さく手を振るあいつ。

    友達だと思っていた時と

    恋愛感情を持ってしまった今は


    お前には、俺の変化は分かるのかな?


    気づいて欲しいような
    気づいて欲しくないような

    そんな気持ちを隠す俺に笑顔で近づくあいつは

    気づいてないだろうな、多分。


    おわり

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