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- ウィンターグリーン(際立った個性)
- 22/09/29 13:18:28
滋賀県野洲市の小学校で、50代の男性教諭が特定の男子児童を「みんなでスルー(無視)しよう」と呼びかけるなど、いじめ行為をしていたことが分かりました。
野洲市教育委員会によりますと、問題の教諭は、市立小学校で2年生のクラスを担任する男性教諭(50代)です。
今年5月以降、授業中に質問をした男子児童に対して「本当に言葉を知らんな」「みんなでスルーしよう」などと、数回にわたり発言し、周りの児童らも同調するようになっていったということです。
今年7月の3者面談では、男子児童の保護者に「お子さんは発達障がいなので、検査を受けるべき」とも発言。
保護者からの指摘を受け、学校側は、教諭に聞き取りした結果「いじめ発言があった」と認定しました。
教諭は先月中旬から「体調不良」により、休職しているということです。
男子児童は、学校を休むことなく登校しているといいますが、学校側の聞き取りに対して「言葉を知らなかった自分が悪い。ただ、同級生からも同じような言葉を言われたことは嫌だった」と話したということです。
教諭の謝罪 学校側の説明
市教委によりますと、男性教諭は男子児童の保護者に対して「一連の発言は明らかに私によるいじめです。発達障がいの専門家でもないのに、安易に受診を勧め申し訳ない」などと謝罪したということです。
学校側は夏休み中にクラスの保護者会を開いて担任の交代を伝え、2学期初日には、教諭が作成した手紙を、新担任がクラスで代読したということです。
謝罪の手紙には「先生のように人を傷つける言葉は絶対に言わないでほしい」と書かれていたということです。
2学期になって、全児童の保護者にも説明、謝罪したということです。
この小学校では今年2月にも40代の別の男性臨時講師が、特定の児童をアニメのキャラクターに例え、児童が周りの同級生に、からかわれるなど”いじめ行為”も起きていたということです。
野洲市教育委員会は、MBSの取材に対し「いじめ事案が繰り返され、重く受け止めている。全教職員を対象にした研修を実施するなど、再発防止に努める」などとコメントしました。きょう午後に記者会見を開き、経緯を説明する予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1757df00bb11dd6f5ca9075c19a5e29a2bcda72
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