官能小説得意な方! へのコメント(No.1036

  • No.1036 慎吾ママ

    14/01/18 22:56:54



    「ほぉー……………、で?」


    「……でー………、ごめん、またマキのせいにしちゃった。仕事」


    次の日、私は仕事が休みのマキを約束していたホテルランチバイキングに連れて来ていた。テーブルに着いてお店の人がお水や伝票を用意している間に事の顛末を説明し、両手を合わせてお詫びする。


    「何か仕事無いか?って頼んできたのはどこの誰でしたっけ?」


    マキは左手で頬杖をつき、右手の指はテーブルの上でトントンと拍子を打つ。


    「はい、私です…」


    「私の事を、男に振られ号泣しながら既婚の友人を夜に呼びつける女にしてくれたのはどこのどちら様でしたっけ?」

    トントントントントン


    マキの指の拍子が速くなる。


    「はい、それもわたくしでございます」


    拝んだ両手をさらに高く上げて頭を下げる。


    トンッ


    最後に指は一番大きな音で机を突き、マキの口からはフフッと小さな笑い声が漏れた。私は顔を上げて恐る恐るマキを見る。


    「まあいいけどねー。面白いし。あんたの旦那にしょっちゅう会うわけじゃないしさ」


    椅子の背にギシっともたれながら、マキは腕と足を組む。


    「で、どうなの?そのジャニース系の不倫君とは」


    マキは声の音量を下げずに聞く。


    「シーっシーっ!」


    もしかしたら周りに知り合いがいるかもしれない。私はキョロキョロしながら焦ってマキを制止した。


    「ちょっと、やめてよ『不倫君』ってのっ」


    テーブルに両手をつき、乗り出すような体勢でマキに訴える。


    「そもそも付き合ってるとかそういうのじゃ………ゴニョゴニョゴニョ……」


    何故だかよくわからないけど語尾が濁る。


    そんな私達の間に、ごゆっくりどうぞー、と店員が水と伝票を置いて行った。

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