嵐(妄想・小説) へのコメント(No.1789

  • No.1789 翔くんで妄想

    SN3J

    10/07/19 19:10:02


    部屋で一人ぼっちの夜。


    翔ちゃんに逢いたいなぁ…


    と一人ベランダで、月を見上げていた。

    翔ちゃんは、忙しくても、毎日必ず電話くれるし、ちょっと時間が出来れば逢いに来てくれる。


    今日は、今朝メールしただけで、電話はなかった。


    なんだか寂しくなって、ソファーに戻って、膝を抱えていた。

    逢いたい…
    声、聞きたい…

    いつもなら、仕方ないよねって割り切っているけど、今日は、寂しくて堪らなかった。

    溢れそうな涙をグッと堪える。

    1人だから、泣いてもいいのに…


    鳴らない携帯を握りしめたまま、ソファーでうとうとと眠りに落ちていった。


    『俺、しばらく逢えない…ごめん。』
    『辛い思いさせたくないから…別れよう。』

    そう言って、翔ちゃんは背を向けて歩き出した。

    走っても走っても、何度声をかけても、振り返らずに、どんどん遠くへ行ってしまう翔ちゃん。


    悲しくて、その場に崩れ落ちて泣いた。

    もう、私の元には戻って来ないんだ…


    気が済むまで、声をあげて泣いた。




    あれ?
    私を呼ぶ声がする


    気がつくと自分の部屋で、目の前には、翔ちゃんがいて…眉を下げて私の顔を覗き込んでいた。


    「あれ…翔ちゃん…。」

    なんでいるんだろう…
    まだ、寝ぼけた眼を擦った。


    「ど、どうしたの?」

    こっちが聞きたいくらい。

    「え?なんでいるの?」
    「なんでって、電話しても出ないから、何かあったんじゃないかって、走ってきた…」

    翔ちゃんの顔は、汗でテカテカで、汗が流れていた。


    心配、してくれたんだ…


    携帯を見れば、着信があったランプが赤く光ってる。

    「ごめんね、寝ちゃってた…。」

    「それだけ?本当に寝てただけ?」

    まだ、翔ちゃんの眉は心配そうに下がっていて…

    「そうだよ。」
    「…じゃぁ、なんで泣いてんの?」

    翔ちゃんの熱いくらいの手が、私の頬に触れた。

    あ…泣いてたんだ…

    「あのね、夢…見たの。…翔ちゃんがどっか行っちゃう夢。」

    思い出すと胸が張り裂けそうなくらい悲しかった。

    「なんだよ…心配したじゃん。」
    翔ちゃんが微笑んで、力が抜けたように床に座り込んだ。

    「ごめん…寂しかったんだな。」
    翔ちゃんの筋肉でカチカチの腕が私を包んだ。

    ちょっぴり汗臭い翔ちゃんの匂い。安心した。

    「俺はどこにも行かねぇよ…俺、離れらんねぇもん。」


    目を細めて微笑んで深いキスをした。

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