官能小説得意な方! (2ページ)

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    • 14/01/03 17:39:19

    >>687
    え?だめ?
    全国の主婦たちがエロ目線で慎吾を見てると。
    慎吾ママのおかげで、慎吾の株急上昇だと知ってほしい。
    そして意識してエロスを振りまいて欲しいと思う私は、そう、変態。

    • 0
    • 14/01/03 15:40:49

    >>686

    それはダメでしょ(笑)

    • 0
    • 14/01/03 14:24:58

    はあはあ。。。
    続きが気になるよ…

    誰か慎吾本人にこのトピ教えて…

    • 0
    • 14/01/03 09:04:59

    みなさまおはようございます。今日も素敵なコメントたくさんありがとうございますm(__)m

    昨日は携帯を握ったまま寝てしまい書けなくてごめんなさい(>_<)また今夜頑張りますm(__)m

    • 0
    • 14/01/02 22:13:44

    >>478
    前のを上げさせて下さい。

    • 0
    • 14/01/02 19:55:17

    慎吾ママさん、ツヨポンとシンゴの関係がよく分かる

    すごい状況が想像できます

    あの後観覧席で見つけたのは誰なんだろう。
    ゆり?それとも似てる人?

    気になるー慎吾ママさん最高です☆

    • 0
    • 14/01/02 19:23:09

    >>671
    違和感を感じたらダメよ、ダメダメ

    • 0
    • 14/01/02 15:27:09

    >>678一応トピ主の主旨からは外れてないんだけどね。せめてママのが終わるまで待ってほしかったね。

    • 0
    • 14/01/02 14:42:50

    >>678
    そんなこと言っちゃダメよ( ̄▽ ̄;)

    • 0
    • 14/01/02 14:07:18

    慎吾ママさん、楽しみにしてま~す!
    しんご目線も面白いです。文才ありますね~!

    • 0
    • 14/01/02 13:40:04

    >>671

    この流れでよく書けたな…

    • 0
    • 14/01/02 11:56:18

    >>676
    新人ですって書いてあるから単発かと。

    • 0
    • 14/01/02 11:19:10

    >>671ん?これは何?
    どっかの続き?

    • 0
    • 14/01/02 10:45:50

    アゲ

    >>478

    • 0
    • 14/01/02 08:59:22

    >>671

    官能小説としては悪くないけどママさんが作り上げたイメージとかぶっちゃうからせめてママのが完結してからアップして欲しかったな。キャラもママのと似たようなのじゃなくて、せっかく別の人が書くならまた全然違うのがいい。

    • 0
    • 14/01/02 06:43:22

    >>671
    すごい気になる~(//∇//)
    続きお願いしますm(__)m

    • 0
    • 14/01/02 06:25:31

    >>658
    ゆり、見に行っていたの?
    それとも、ゆりに似ていた人かな。
    ゆりが見に行っていたら、そこのゆり目線も欲しくなっちゃう。
    欲張りですみません。

    • 0
    • 14/01/02 04:05:32

    新人でーす

    キッチンでシンゴに後ろから抱きつかれたユリはビックリした。
    ほどよく筋肉のついた大きな身体がユリを優しく包み込む。
    暖かくて安心するけどドキドキは止まらない。
    こんなに近かったら心臓の音が聞こえちゃうかも!
    シンゴの唇がユリの耳元にゆっくり近づく。
    『めっちゃ心臓の鼓動が伝わってくる。俺までドキドキしちゃうじゃん』

    恥ずかしいやら嬉しいやらますます早くなる鼓動とシンゴの息遣いが耳にかかり背中がソワソワする。
    『アっ…』
    聞こえちゃうか聞こえないか分からない声が思わず漏れた
    『ホントにユリは耳感じやすいよな』
    そうまた耳元で囁くと舌で耳の形をなぞった。
    『はうっあ…っん』
    今度は溜まらず声が出た
    『我慢しないで声を出していいよ。ユリのそういう声をもっとききたい』
    そう言うと今度は耳の中にも舌先の感触を感じた。そのまま耳たぶを優しくかまれる。
    ユリは全身の神経が耳に集まったかのような感覚になった。
    優しくユリを抱き締めていたシンゴの両腕はユリの肩からゆっくり離れた。
    そのまま右手はユリの谷間を優しく通りお腹を軽く触ったらユリの右太股をスカートの上から円を書くように大きく撫でた。
    それと同時に左手はユリの左腰を撫で、トップスの中に入って行った。
    慣れたようにシンゴの左手はすぐユリの右胸を探し当てた。
    ブラの中に手を入れ乳 首を指先で転がし始めた。

    全身を弄られ気持ち良くなっていくユリ。フワフワ身体が軽く感じて気が変になりそうで怖くなった…
    『ハァハァ…ハ…ァちょっ…やめ…て…んっ』
    徐々に固くなってく乳 首…
    スカートをまくりナマ足を撫でる大きな右手…

    徐々にエスカレートしていく。

    『ちょ…ハァん……シン…』
    振り向きながら名前を言いかけた時、その唇はシンゴの唇によって言葉を失った。
    失った言葉を拾う吸い付くように激しいキス。
    お互い漏れる息遣いを飲み込むように唇を合わせた。
    もう止められない。ユリは確信した。
    もっとシンゴの手を唇を全身を感じていたいと思った。
    シンゴの右手がユリのVラインを指で何度もなぞる。
    もう丘を撫でてもらいたいユリは、焦らされてムズムズした。
    早く中をほぐしてほしかった…
    でもシンゴはそんなユリの気持ちを知ってか知らずかVライン、太股を撫で続けた。
    その度にユリは中が熱くなるのを感じた。蜜が流れ出る…
    そんな時ユリのお尻に固いものが当たる違和感を感じた。

    • 0
    • 14/01/02 03:23:43

    キュンキュンする~☆
    そのシチュエーション好き~!

    • 0
    • 669

    ぴよぴよ

    • 14/01/02 02:05:19

    >>658
    ありがとうございます!寝る前の楽しみが増えました!!

    • 0
    • 14/01/02 01:39:40

    >>656
    オレンジ聴きながら読み返してみた。泣ける(T_T)

    • 0
    • 14/01/02 01:26:58

    おもしろいけど切ないね。

    • 0
    • 14/01/02 01:24:10

    >>664
    最初の方のノリウケるよねw

    で、気付いたら私抜けられなくなってるw

    • 0
    • 14/01/02 01:15:29

    やっと読破ー!
    最初のコメ30くらいまでで笑ってなんとなく読み進めていったらハマってしまった(笑)
    キュンキュンニヤニヤしちゃうー☆

    • 0
    • 14/01/02 01:15:10

    面白い!新年早々楽しみをありがとう。

    • 0
    • 14/01/02 01:11:22

    >>658ゆりいたの?

    • 0
    • 661
    • 途中ですみません
    • 14/01/02 01:06:23

    新しいの、めちゃくちゃおもしろいです!(*^^*)
    SMAPの視点が、素敵すぎます。 慎吾ママさんも素敵な人なんだろうな。

    • 0
    • 660
    • はなはなマノン
    • 14/01/02 01:06:20

    >>654慎吾目線イイ!慎吾主役のドラマ観てる気分で楽しい。
    私はすごく好きですよ。また続き待ってます!!

    • 0
    • 659

    ぴよぴよ

    • 14/01/02 00:44:41

    控え室でモニターを観ながらメンバーは軽食や飲み物を取ったり、ステップの確認をする。先に気持ち良さそうに活躍する後輩たちの姿に背中を押される思いがする。もうすぐ出番だ。


    「しんご」


    ツヨポンが大丈夫か?と言いたそうな目で俺を呼ぶ。


    「だーいじょうぶ」


    「SMAbさーん、スタンバイお願いしまーす」


    俺が拳で胸をドンドンっと叩いて笑顔を見せると同時にスタッフが呼びに来た。


    今はファンの為だけの時間。


    「行くぞーっ!!」


    舞台裏で小さく円陣を組み、気合いを入れて俺達はステージに躍り出た。


    割れんばかりの声援に押し潰される………のは小物のやる事。俺達はその受けたパワーを倍にして弾き返す。


    やっぱり生ライブのステージは最高だ。照りつけられるライトと観客の熱で汗が流れる。それでも俺達は歌い、踊り、走る。


    順調に演目が進み、歌いながら観客席の間にぐるりと円を描くように作られた通路を歩く。握手を求めて何本も腕が伸びてくる。時間に限りがあるので一人一人にしっかり握手をしていられない。マイクを持っていない方の手でちょんちょんとタッチしていく。


    それはSMAb応援ゾーンでなくても同じ事だった。後輩のオスマイファンの席でもみんな手を振って握手を求める。嬉しくて自然に大きな笑顔になり、そこでもタッチで返す。


    チョン、チョン、チョン、チョ…………………



    ぶっっっ!!



    タッチの最中、思わず吹き出した。


    「ゆっ………」

    • 0
    • 14/01/02 00:42:49

    本日最後の仕事はタムリさんMCのかなりでかい音楽番組。それの年末スーパー生ライブの本番だ。何組もの人気アーティストやアイドルと競演する。さっきみたいな事は絶対に許されない。


    先に本番直前のリハーサルがざっと行われる。各々のリハは事前にやってるが、出演者全員入れての通しリハはまた別の緊張感がありピリピリしている。


    同じ事務所の後輩たちもたくさんいる。リハーサルが終了し、俺は最高レベルのSMAbスイッチに切り換え、本番に向けて集中力を高めていった。




    SMAbのかとりしんごが一番守らなければいけないもの。メンバー、家族、お世話になっている人達、そしてファンだ。


    世間の目は結構シビアで、どれだけトップスターになっても少しのアラを見せると手を抜いているとか、仕事舐めてるとか、もうアイツは終わった、なんて声も飛んでくる。


    でもファンは違う。俺達に無制限に愛とパワーを注いでくれる。それに俺達は全力で応える義務がある。


    「よし、行こう!」


    あっという間に時間は流れ、休憩もそこそこに本番の番組スタートの音楽が流れる。俺達は名前を呼ばれステージに出た。


    大きな声援に包まれ、会場に出る。競演なのでもちろん全員が俺達のファンではないがやっぱり気分がいい。


    出演アーティストが全員揃ったところで挨拶をし、後は自分の出番まで一旦引っ込む事になる。



    • 0
    • 14/01/02 00:37:11

    曲は「オレンジ」だった。


    『~♪「さよなら。」と言えば君の傷も少しは癒えるだろう?』


    歌詞を胸に刻むように歌っているうち、いつの間にか涙が出ていた。


    「少し休憩もらうか?ちょっとくらいは時間あんだろ」


    ナカイくんはディレクターがいる方を見ながら言う。


    俺はパンっと頬を叩き、気を引き締めなおす。


    「いや、大丈夫!


    すいませーん、『オレンジ』からもう一回お願いしまーす!」


    スタッフからも心配そうに見られていたので、それを払拭するように思いっきり元気に声をかける。


    「疲れたな。正月明けたら飲みに行こう、な?」


    ツヨポンが俺の肩をポンポンと2回叩いて立ち位置に戻って行った。


    みんなごめん、心配かけて。涙の訳を話したらきっとボッコボコにされるな。


    さらに気を引き締め、今度は最後まで無事やりきった。


    「お疲れ様。みんな、すぐで悪いけど急いで次に行くわよ。今日はこれでラストだから気合い入れてね。特にしんご、あなた!」


    このリハから今日の終わりまではSMAb全員での仕事なので、それぞれのマネージャーは別の現場に行き、SMAbチーフマネージャーが俺達5人をまとめて面倒見る。


    「はーい」


    メンバーよりもこの人にバレるのが一番おっかない。


    俺達は着替えもそこそこに、急いでマイクロバスに乗り込み今日最後の現場に向かう。


    • 0
    • 14/01/02 00:35:55

    >>648
    続き


    「はい、それではSMAbさんリハーサル入りまーす」


    本番と同じ衣装を着て決められた立ち位置を確認する。歌やダンスは何度もやっていることなので本番ほど力は入れないが、ステージの形が違うので他のライブと間違えないよう神経を使う。年末のこの時期はとにかく歌番組が続き、新曲以外は選曲も変わるのでごっちゃにならないようにするのが大変だ。


    順調に2曲が終わり、残りはもう1曲と新曲のみになる。他のメンバーもなかなかのいい仕上がりにテンションが上がってきたのか、お互いに笑顔で舌を出したり指をさしたりする余裕が出てきた。


    次の曲が流れる。バラードなのでメンバーの顔からさっきまでの笑顔も消える。軽く歌いながら位置を間違えないようにステップを踏む。


    最後の大サビにかかった時、急に音楽が止まった。


    「はーい、一旦止めまーす」


    ADが大きく両手を振って合図を送る。


    なんだ?


    他のメンバーが俺を見る。


    俺?何かとちったか?


    「おい、しんごどうした?」

    何がだよ


    キムラくんが心配そうに声をかける。
    ゴローちゃんも眉を潜めて近付いてきた。

    何だよ、ゴローちゃんまで


    「しんご、どうして泣いてるの?」







    「………………………え?」


    俺は自分の目の下に指をあてる。知らない間に涙が頬を伝っていた。

    • 0
    • 14/01/02 00:31:09

    皆様、あらためて明けましておめでとうございますm(__)m今日もコメントありがとうございます。

    慎吾目線、大丈夫ですか?私は男でも芸能人でもないので、ゆり目線と比べるとヒヤヒヤしながら書いています(笑)でも一回やってみたかったんです。ゆるーい気持ちで読んでくださいませm(__)m

    • 0
    • 14/01/01 22:18:57

    これもおもしろい!本当天才的!よくしんご目線を思い付いたな~

    • 0
    • 14/01/01 09:48:41

    皆さまあけましておめでとうございます(о´∀`о)
    新年早々慎吾くん目線~のが見れるとは!
    また違って面白いです
    テレビで慎吾くん見つけるとドキドキ、ニヤニヤしてます(*´∀`)

    • 0
    • 14/01/01 08:10:17

    あけましておめでとうございます p(*゚v゚`*)q♪

    慎吾目線すっごいおもしろい!!

    • 0
    • 14/01/01 08:08:14

    新年早々、慎吾目線の話が読めるとは!!
    慎吾ママさん、ありがとうございます!

    • 0
    • 14/01/01 03:50:46

    皆さま、あけましておめでとうございますヽ(´ー`)ノ

    慎吾ママさん更新ありがとうございます!
    まさかの慎吾目線(*^_^*)

    • 0
    • 14/01/01 03:39:58

    女優とは、世間一般で言うとこのセフレだった。お互い愛情があるわけではない。前に付き合っていた彼女と別れ、たまに溜まる性を発散させるためだけの存在。


    芸能人の中には風俗に通ったり複数の同業者やファンに手を出してるやつもいる。それよりはお互い割り切ってるわけだし、他に何人もいるわけでもないし、はるかに健康的だろう……と俺は思ってる。


    「もうそれもお・し・まいっ………と」


    削除の表示を押すと女優の番号が消え、一覧が出てくる。


    ……………そこに彼女の名前も浮かび上がる。その名前にそっと指をあてると彼女の電話番号が大きく表示される。


    仕事モードに切り換えたはずの脳裏に、昨日の出来事がブワッと蘇る。


    「あーーーーっ!」


    かき消すように片手で頭をくしゃくしゃにし、スマホの電源を切る。


    「もう着きますよ」


    マネージャーにそう言われ、朝食にとそこに置いてくれていたおにぎりを口に詰め込んだ。


    次は年末ライブのリハで、メンバーが全員揃う。こんな気持ちのまま行けばまずキムラくんに怒られちゃうだろうな。


    「うっし!!」


    おにぎりを全部口に押し込み、お茶で流し込んで気合いを入れ直した。

    • 0
    • 14/01/01 03:38:00

    『珍しいじゃない、しんごから電話くれるなんて。随分久し振りだし忙しいんじゃないの。どうしたの?シたくなった(笑)?』


    「あのさあ、それやめようと思って。」


    電話の向こうの女優はびっくりした様子もなく、普通に会話を続ける。


    『そうなんだ。また彼女でも出来た?』


    「そんなんじゃないよ。ちょっとやめようと思っただけ。」


    電話の向こうでフフッと小さく笑う声が聞こえる。


    『わかった。私もあなたのオナニーみたいなセックスに飽きてたし。そろそろ愛のあるエッチがしたいわ(笑)』


    「おーい、まだ朝だぞ」


    俺も思わず笑う。

    『さっきまで飲んでたのよ。私は今から寝るとこなの』


    「とにかく、これ切ったらもう俺の番号消しといて。俺も消すから。」


    『はーい。あ、共演NGとかしないでよ。SMAbと共演出来なくなると仕事減るんだから』


    「わーかってるよ、じゃあ」


    さっきモデルと話をするまですっかり女優の存在を忘れてた。今年中にさっぱり出来て良かったわ。通話を切り、アドレス帳から女優の名前を探す。

    • 0
    • 14/01/01 03:36:33

    「なに」


    俺の顔から笑顔が消え、モデルの方を見る。モデルはひるむ事なく続ける。


    「彼女とかじゃないけど、そういう関係のヒト。昔共演してた女優さん」


    ……………………そっちか。


    ホッとため息をつき、また歩き出す。


    「私もそういうのでいいんです。ね、かとりさーん。」


    「あのさ」


    もう一度足を止め、今度はモデルをしっかり見る。


    「本番、よろしくね。一緒に仕事するの、次が最後かもしれないから。」


    俺は無意識に目で圧力をかけていた。


    「!!………………」


    やっとモデルの表情が変わった。何も言わなくなったそいつを置いて、俺はマネージャーの待つ駐車場へ向かう。


    俺の事務所の力はかなり大きい。相手が誰であろうと共演NGにすることは容易い。それをこんな風に使うと自分でも性格悪いな、と思う。恐らく傷ついただろう。


    ま、いっか。やつも俺を脅そうとしたんだし。


    「………あ、そうだ」


    ワゴンに乗り込んだ後、大事な事を思い出してスマホを出し呼び出し音を鳴らす。


    『もっしー。』


    「俺。」


    電話の相手はさっきモデルとの会話に出てきた女優だ。しかしどこから情報流れてんだ。


    • 0
    • 14/01/01 03:34:23

    「それでは、よろしくお願いしまーす。お疲れ様でした」


    プロデューサーの締めの言葉で打ち合わせが終わる。


    「じゃあ」


    俺は挨拶をして部屋を出る。


    「先に車まわしときますね」


    次の仕事場に向かうため、マネージャーが足早に駐車場に向かった。


    「かとりさーん」


    後ろから誰かが声をかけて追いかけてきた。俺は通路を歩きながら振り向く。


    「ハッハッ……お疲れ様でぇす。」


    「お疲れさん」


    あのモデルの子だった。俺が立ち止まらないのでモデルは小走りで追い付き、横に並んで歩く。


    「ねえ、しんごさん。そろそろ飲みに連れて行ってくださいよ」

    下から覗きこむようにこっちを見て、目線を合わせようとする。

    「何度も言ってるけど、俺そういうの行かないから。他の人に頼みな。君なら連れて行ってくれる人たくさんいるでしょ。」

    顔は前を向いたまま、チラリと目線だけを向ける。こんな時でも少し笑顔を作ってしまうのは長いタレント生活の癖なのかな。


    「かとりさんと行きたいんですぅ。じゃあ、せめて携帯番号……教えてくれなくていいから私の登録しといてくれません?」


    あー、めんどくせぇ。


    「だからそれも。君だけじゃなくて、俺そういうのしないの。」


    「えーっ、だってあのヒトは…」


    「!?」


    『あのヒト』に反応してピタっと歩みを止める。

    • 0
    • 14/01/01 03:28:17

    「おはようございます、しんごさん。」


    「おは」


    マネージャーと挨拶を交わしワゴンに乗り込む。

    「今日はまず番組の打ち合わせです。その後は年末ライブのリハで、ラストはスーパーライブの……」


    運転しながらマネージャーは今日のスケジュールを確認する。俺はそれを頷きながら頭に叩きこむ。



    ワゴンがテレビ局に到着する。マネージャーに台本を渡され、打ち合わせ室に入る。


    「おはようございまーす。よろしくお願いします。」


    「おはようございます。」

    「おはようございまーす。」


    先に部屋に入っていたスタッフや共演者達と挨拶を交わす。


    「かとりさん、おはようございます。」


    共演者の一人が近付いて挨拶をしてきた。


    「おう、はよ。」


    またこの子か…。


    最近やたら接近してくるモデルの子だった。そういや良い友のパーティーで彼女にも近付いてたな。


    「はーい、それでは始めまーす」


    ADがプロデューサーの指示で進行を始めた。そこにいた全員がそれぞれの席に着き、俺は用意してもらったコーヒーを一口飲み台本を開いた。

    • 0
    • 14/01/01 03:27:29

    ---another side episode---


    パァーーーーーッ


    明け方の街に車のクラクションの音が響く。信号待ちのポルシェの中で、俺はハンドルを拳で思わず叩きつけた。



    たった今、彼女との逢瀬を終え別れたとこだ。彼女はどうやって帰るんだろう。あそこから家は近いのだろうか。そうでなければタクシーは拾えただろうか。別れ際の彼女の表情、電話の声、頭から離れなかった。自分でも訳のわからない感情が沸き上がり、思わず叩いてしまったハンドルに額をあてる。


    信号が青に変わる。俺も気持ちを切り替えなければ。

    何かを振り払うかのように首をブンブンと振り、車を走らせた。


    自宅に戻り、ポルシェを置いたらマネージャーの迎えを待って仕事の時間になる。

    迎えを待つ間に服を着替える。新しく着た服は自分の家の匂いがする。ふと、さっきまで着てい服に顔をあてる。


    彼女の匂いがする。さっきまでの甘ったるい時間が胸をいっぱいにする。


    ……………駄目だ。切り替えろ。切り替えろ。


    ピンポーン…


    担当マネージャーが迎えに来た。


    俺の名前はしんご。自分で言うのも何だが、国内では知らない人はほとんどいないと言われるアイドルグループのメンバーだ。


    インターホンの音と共に、かとりしんごの時間が始まる。彼女の事を想う暇は無くなる。

    • 0
    • 14/01/01 03:21:14

    >>623>>624
    ありがとうございますm(__)m



    皆様明けましておめでとうございます。年が明ける前に完成させたかったのに結局間に合いませんでしたが、ネタ投下します。


    エロ無しです。箸休めかクールダウンにでも…と、官能小説トピではいらぬお世話かもしれませんが(^^ゞ


    しかももっとコンパクトにまとめたかったのにまたダラダラなりましたm(__)m


    そして実在の番組などをモデルにはしてますが全て私の妄想です。東京にも一度しか行ったことありません。実際のライブはこんなんじゃなーい、とか、スケジュールはこんなんなーい、とか、こんな建物なーい、とか、もろもろのご指摘は胸にしまっておいて、つまらなければ飛ばしてくださいませm(__)m

    • 0
    • 14/01/01 02:45:21

    紅白コントにCDTV…今日は慎吾祭!!たまらないね(笑) 私眠れない~

    • 0
    • 14/01/01 02:27:00

    慎吾(〃▽〃)

    • 0
    • 14/01/01 01:41:10

    >>638
    京都。山ちゃんの何かをやってるからナイナイのおもしろ荘見てる。

    • 0
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