元少年側、死刑回避求める=石巻3人殺傷―最高裁

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  • 16/04/25 13:38:49

時事通信 [4/25]

宮城県石巻市で2010年、元交際相手の姉ら2人を殺害、1人に重傷を負わせたとして、殺人などの罪に問われた元少年(24)の上告審弁論が25日、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)で開かれた。

一審は少年事件の裁判員裁判で初の死刑を言い渡し、二審も支持していた。

弁護側は死刑回避を訴え、検察側は上告棄却を求め結審した。

判決期日は後日指定される。

元少年は事件当時、
少年法が適用される18歳7カ月。

同法は少年の健全な育成を目的とする一方、18歳以上に死刑を認めており、死刑とすべきかが焦点となっている。

(古トピ トピタイ)
宮城県で少年(18)が
3人を刺して逃走

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1件~19件 (全 119件) 前の50件 | 次の50件
    • 16/04/25 14:07:49

    元交際相手の姉と友人の2人を殺害し、男性1人にも大けがを負わせたなどとして殺人罪などに問われ、1、2審で死刑とされた元解体工の男の被告(24)=事件当時(18)=の上告審弁論が25日、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)で開かれた。

     弁護側は、「犯行当時は18歳になったばかりで未成熟だった。計画性も乏しい」と死刑回避を主張、検察側は「犯行時が少年とはいえ、執拗(しつよう)かつ残忍な犯行で結果は重大だ」と上告棄却を求めた。

     最高裁は2審が死刑判決の場合、慣例として弁論を開く。

     1審仙台地裁は
    「犯行状況や結果の重大性から考えれば、更生の可能性は著しく低い。犯行当時少年だったことは死刑回避の決定的事情とはいえない」
    「他人の痛みや苦しみに対する共感が欠け、ゆがんだ人間性は顕著だ」として求刑通り死刑を言い渡した。

    2審仙台高裁も「極めて身勝手で短絡的な犯行で、死刑を回避する理由はない」と1審を支持した。

     1、2審判決によると、元少年は平成22年2月10日朝、元交際相手の少女宅に押し入り、少女の姉=当時(20)=と友人=同(18)=を牛刀で刺殺し男性1人に重傷を負わせ、少女を連れ去るなどした。

    産経ニュース

    • 0
    • 16/05/20 20:44:25

    >>10

    最高裁判決は
    6月9日

     宮城県石巻市で
    2010年に3人を殺傷したなどとして殺人罪などに問われ、1、2審で死刑とされた無職の元少年(24)の上告審で、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)は判決期日を6月9日に指定した。

    1審は裁判員裁判で初めて少年に死刑を言い渡しており、弁護側は死刑回避、検察側は上告棄却を求めている。

     1、2審判決によると、元少年は10年2月、元交際相手の女性を連れ戻そうと石巻市の女性宅に押し入り、女性の姉(当時20歳)と友人女性(同18歳)を牛刀で刺殺し、姉の友人男性にも重傷を負わせた。

    元少年は当時
    18歳7カ月だった。

    • 0
    • 16/06/01 02:59:52

    >>17
    元少年の上告審判決、6月16日に

    ◇1、2審で死刑 期日を9日から変更

     宮城県石巻市で
    2010年に起きた3人殺傷事件で殺人罪などに問われ、
    1、2審で死刑を
    言い渡された元少年
    (24)=事件当時18歳=の上告審で、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)は、判決言い渡し期日を9日から16日に変更した。

    弁護人は「主任が出廷できないので期日変更を申し立て、認められた」と説明した。

     10年11月の
    1審・仙台地裁判決は、裁判員裁判が少年事件で死刑を宣告した初のケースで、2審・仙台高裁も支持した。

    • 0
    • 16/06/15 11:57:29

    >>33
    毎日新聞

    石巻3人殺傷

     宮城県石巻市で2010年に3人を殺傷したなどとして殺人罪などに問われ、1、2審で死刑判決を受けた事件当時18歳の元少年(24)に対する上告審判決が16日、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)で言い渡される。

    裁判員裁判で少年事件に死刑が言い渡された唯一のケース。

    判決を前に、被告の元少年は仙台拘置支所で毎日新聞の取材に応じ、複雑な胸中を明かした。

     「弁護士のように手を差し伸べてくれる人がいれば、大切な人を失った遺族もいる。
    その真ん中に俺がいて、一言では言い表せない気持ちがある」。
    事件から6年。

    元少年は慎重に言葉を選びながら心境を語った。

     両親は幼いころに離婚した。

    元少年は母と新たな交際相手との暮らしになじめず、小学5年のころから祖母と暮らすようになった。
    「家庭愛に飢えていた」という。

    一方で顔にたばこを押しつけるなど、交際していた少女(当時)に暴力を振るった。

    実家に逃げ帰った少女を力ずくで連れ戻そうとして事件は起きた。

     1審・仙台地裁判決は「少女に対する感情は支配的なもので愛情とは言えない。ゆがんだ人間性は顕著だ」と指摘。

    凶器を準備していたことなどから「邪魔する者は殺害する意図で周到な計画を立てた」と認定している。

     これに対し、元少年は「事件を計画なんてしていない。
    (1審判決には)頭がくらくらするようなことがたくさん書いてある」と強調。

    「裁判員は審理が初めてで(自分の主張を)しっかりと聞いてもらえなかった」と、納得できない様子で語った。

     一方で「遺族が自分を同じ目に遭わせたいと思うのは自然な感情だと思う」と話し、死刑を求めている被害者遺族の心情に理解を示した。

    「謝罪と後悔が頭の中をぐるぐる巡っている。
    被害者を思い、天に向かって手を合わせることしかできない」。
    そう言って視線を落とした。

     1、2審判決は元少年の更生は期待できないとした。

    弁護側は計画性を否定し、被告の生い立ちや未熟性を考慮して死刑を回避するように主張している。

    • 0
    • 16/06/15 12:00:46

    >>38 続き

    石巻3人殺傷事件

     1、2審判決によると、2010年2月、当時18歳7カ月だった元少年が、かつて交際していた少女(当時)を連れ戻そうと、後輩の元少年と一緒に少女の実家に侵入。

    交際に反対していた少女の姉(当時20歳)が警察に通報したことに立腹し、姉と少女の友人女性
    (当時18歳)を牛刀で刺殺。

    同じ部屋にいた姉の友人男性にも重傷を負わせた。

    後輩の元少年は殺人ほう助罪で懲役3年以上6年以下の不定期刑が確定した。

    • 0
    • 43

    ぴよぴよ

    • 16/06/16 15:22:22

    元少年の死刑確定へ=一審裁判員、石巻3人殺傷―最高裁

    時事通信 [6/16 15:10]

    宮城県石巻市で2010年、元交際相手の少女の姉ら2人を殺害、1人に重傷を負わせたなどとして、殺人などの罪に問われた当時18歳の元少年(24)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)は16日、元少年側の上告を棄却した。

    裁判員裁判となった少年事件で、初めて死刑判決が確定する。

    • 0
    • 16/06/16 15:37:40

    NHKニュース 6月16日 15時09分

    当時18歳の元少年に対し、最高裁判所は上告を退ける判決を言い渡し、死刑が確定することになりました。

    平成22年2月、宮城県石巻市で、当時18歳だった千葉祐太郎被告(24)が、交際相手だった女性の実家に押し入り、20歳の姉と18歳の友人を刃物で刺して殺害し、その場にいた男性にも大けがを負わせたうえ、女性を車で連れ去ったとして、殺人などの罪に問われました。
    1審の仙台地方裁判所と2審の仙台高等裁判所はいずれも死刑を言い渡し、弁護側が「事件当時は未熟で、更生の可能性がある」として上告していました。

    最高裁判所第1小法廷の大谷直人裁判長は上告を退ける判決を言い渡し、死刑が確定することになりました。

    裁判員が審理した少年事件で死刑が確定するのは初めてです。
    NHKは少年事件について、立ち直りを重視する少年法の趣旨に沿って原則、匿名で報道しています。
    今回の事件が女性2人の命を奪い、もう1人に大けがをさせた凶悪で重大な犯罪で社会の関心が高いことや、判決で元少年の死刑が確定することになり、社会復帰して更生する可能性が事実上なくなったと考えられることなどから、実名で報道しました。

    • 0
    • 16/06/16 18:51:36

     16日の判決で最高裁は、「身勝手極まりない動機で冷酷かつ残忍」「犯行時18歳7か月の少年で前科がないとはいえ、深い犯罪性に根ざした犯行というほかない」として上告を退けた。

     09年5月にスタートした裁判員裁判で少年を死刑とした唯一の事件で、市民らが少年に対して死刑を選択した判決が初めて確定する。

     事件当時少年だった被告に対する最高裁の死刑判決は12年の光市母子殺害事件の元少年以来。

    死刑判決を判断する際の「永山基準」を示した永山則夫元死刑囚への第1次上告審判決(1983年)後に死刑求刑された少年事件では、3件5人の死刑が確定している。
     
    (6/16)日テレNEWS24

    • 0
    • 16/06/17 10:35:26

    虐待被害

    時事通信 [6/17]

    死刑判決が確定する千葉祐太郎被告(24)は、幼少期に母親から虐待を受けるなど複雑な家庭環境で育った。

    事件後、被告に接した家裁調査官は「甘えが満たされてこなかったという思いが強く、他者への思いやりが育たなかった」と分析した。

    一、二審などによると、被告が5歳の時に両親は離婚。母親に引き取られたが、小学1年生ごろから虐待が始まった。

    犬用の首輪をはめられてリードをドアにつながれたり、家に置き去りにされたりすることもあった。

    その後、母親は交際男性からの暴力で入院し、アルコール依存症にもなった。

    被告は小学5年生から祖母宅に身を寄せた。

    進学した高校は2カ月で中退した。

    友人から「親をたたくとすっきりする」と聞き、母親に暴力を振るうようになったという。

    交際中の少女にも暴行を繰り返し、実家に帰った少女を連れ戻そうとして事件は起きた。

    「家庭は児童期に崩壊して社会性を教えられず、感情を十分に制御することができない」。

    そう被告を分析した家裁調査官は「更生には長い時間が必要だが、まずは行為の重大性と向き合い、罪を償う意識を持つことだ」と指摘していた。


    最高裁判決後、元少年の千葉祐太郎被告(24)の弁護団は16日、東京都内で記者会見し、「結果の重大性だけで死刑を選択した。
    司法の役割を放棄した判決だ」と上告棄却を批判。

    守屋克彦弁護団長は
    「少年事件に対する厳罰化の傾向が進むのでは」と懸念を示した。
    主任弁護人の草場裕之弁護士は「一、二審の事実認定と矛盾する間接事実がたくさんあると主張したが、最高裁は全く言及せずに棄却した」と指摘。
    「死刑になりたくないわけではなく、自分の認識と異なる事実認定が納得できずに上告した。
    この判決は受け入れられないのではないか」と被告の心中を推し量った。

    最高裁判決を受け、
    記者会見する主任弁護人の草場裕之弁護士(右)ら=16日午後、東京・霞が関

    • 0
    • 16/06/17 10:57:08

    時事通信 [6/16]

    一審で裁判員を務めた30代の男性会社員も16日、仙台市内で報道陣の取材に応じ、
    「裁判員裁判で決まったことを、最高裁が認めたことは良かった」と語った。

    「死刑は加害者側の家族、友人が悲しむことになるので難しい問題だと今でも思っている。
    だが、やったことに対する罰としては極刑が相当だと評価している」と話した。

    「14、15歳であろうと、人の命を奪うような重い罪には大人と同じ刑で判断すべきだと思う」。

    男性は一審判決後の会見でそう話していたが、今も気持ちは変わらないとした上で、「少年法は重くすべきだ」と語った。

    刑が執行されたら、被害者らの墓に手を合わせるつもりだといい、「最初から関わった者として、結果を見定めて報告したい」と述べた。


    弁護士ドットコムモバイル [6/16]

    最高裁第1法廷は6月16日、元少年の上告を棄却した。

    これをうけて、日本弁護士連合会(中本和洋会長)は同日、「犯行時少年に対する死刑を廃止するための抜本的な検討を求める」とする会長声明を発表した。

    元少年の上告を退けて、死刑が確定した。

    日弁連の中本会長は声明で「死刑廃止が国際的な潮流となっていることは明らかである」と指摘。

    「犯罪時20歳未満の少年に対しては死刑を科さないとすることが求められている」と主張した。

    さらに「成育した環境の影響を非常に強く受けて人格形成され、十分な判断力を持たない結果として生じる少年の犯罪について、少年に全ての責任を負わせ死刑にすることは、刑事司法の在り方として公正ではない」と訴えている。

    • 0
    • 16/06/17 13:11:20

    毎日新聞

    「死刑宣告の重み、一生」

    1審で元少年と向き合い、「究極の刑罰」と更生可能性の間で揺れた裁判員経験者は複雑な思いを明かした。

     「決まったか……」。
    1審・仙台地裁の審理に参加した40代の裁判員経験者は16日午後、車を運転中にラジオのニュースで元少年(24)の上告が棄却されたと知った。

     2010年11月、裁判員に選ばれて初めて法廷に入った。
    被告は当時19歳。

    地裁の配慮で傍聴席に背を向け、裁判員に向かって座っていた。

    5日間の審理中に顔をよく見て思った。

    「子供だ」

     証人や被告の話をメモしながら、発言の背景や意図をじっくり考えた。

    「今までにないくらい、人の話を一生懸命聞いた」。

    評議ではそれぞれ法廷で感じた考えをぶつけ合った。

    ぐったりと疲れ、帰宅してからも事件のことばかり考えたが、家族には言えなかった。

     死刑求刑の可能性があると報道されていたが、実際に求刑されると重みを実感した。

    「どうすればこの子(被告)のためになるか」と、何度も悩んだ。

     時間が足りなかったとは思わないし、後悔もない。

    だが判決後、何度も死刑の重みに押しつぶされそうになった。
    出勤中に具合が悪くなり、電車を降りたこともある。

    裁判員の経験は自分のためになったと感じる一方、死刑事件は「覚悟して職に就いた職業裁判官が審理した方が良いのではないか」とも思う。
     1審判決後、記者の接見に応じた元少年が事件への後悔を語る記事を読んだ。

    「事件を起こす前に気付いてほしかった」と感じた。

     1審の判断は最高裁にも認められたが、気持ちは変わらない。

    「どう言い繕おうとも、見ず知らずの人に『死、ね』と言ったことに変わりはない。
    『人を殺した』という気持ちは、これからも抱えていくと思います」

    ◇元少年の弁護団は判決後、東京都内で会見し「最高裁は取り返しのつかない刑事罰を選択した。
    非常に残念だ」と語った。

     判決は事件の計画性を認めたが、主任弁護人の草場裕之弁護士は「警察に通報される前に、被害者から取り上げた携帯電話を返すなどのやりとりがあり、殺害計画は全くなかった」と強調。

    「2人が殺害された事件の裁判例から考えても突出して重い。死刑にする理由を十分に説明すべきだ」と述べた。

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    • 16/06/17 13:48:08

    >>92 続き

     守屋克彦弁護団長は、家裁調査官が成育歴や家庭の事情を踏まえて意見をまとめた記録などが、口頭でのやりとりを重視する裁判員裁判では十分に調べられなかったとし、「元少年の未熟性に関する資料が十分調べられなかった。
    事件は少年事件を裁判員裁判で審理することについても議論を呼ぶ」と述べた。

     一方、最高検の榊原一夫公判部長は
    「死刑を是認した判決は妥当なものと考えます」とコメントした。


    NHK

    16日の判決で大谷直人裁判長は「交際相手を連れ去るため、邪魔をする者は殺害すると思い定めて襲っていて、身勝手極まりない動機にくむべき余地はない」と指摘しました。

    そのうえで、「無抵抗で命乞いをする被害者を繰り返し刺すなど殺害行為は冷酷かつ残忍で、当時18歳7か月の少年とはいえ、深い犯罪性に根ざした犯行だ。
    被告が一定の反省の念や謝罪の意思を表明していることなどを考慮しても刑事責任は極めて重大だ」として、上告を退け、死刑が確定することになりました。

    ◇元裁判官「十分な時間と労力かけ死刑検討を」

    多くの刑事裁判を担当した元裁判官の門野博さんは「犯行の悪質さや、結果の重大性などには言及しているものの、元少年が更生する可能性に対する検討や、過去の同じような事件との比較などが十分に行われたとは言えないと思われる点が残念だった」と話しています。

    そのうえで、「今回の判決が少年事件の厳罰化を進める可能性がないとは言えない。
    重い刑が予想される事件で、裁判員に短期間で結論を求めるのは厳しい選択を迫ることになる。
    死刑は究極の刑罰なので、裁判員には短期間の審理ではなく、十分な時間と労力をかけて死刑でならなければならないのかどうかを徹底して検討してほしい」と求めました。

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    • ミネストローネ
    • 16/06/18 04:51:27

    >>94
    時事通信

    千葉祐太郎被告
    =石巻市=。

    裁判官5人全員一致の意見。
    第1小法廷は、犯行の残虐性や被害者数など、1983年に最高裁が示した死刑適用の基準「永山基準」に沿って検討。

    千葉被告は10年2月、交際相手の少女に繰り返し暴行。
    実家に戻った少女を連れ出すために侵入し、止めようとした少女の姉南部美沙さん=当時(20)=や居合わせた友人の大森実可子さん=同(18)=を牛刀で刺殺し、姉の知人男性にも重傷を負わせた。

    上告審判決が行われた最高裁第1小法廷=16日午後
    東京都千代田区

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    • ミネストローネ
    • 16/06/18 09:34:11

    (東スポWeb)

    死刑確定 問題行動

     これまでの統計では、強姦致傷など一部の罪状で重い量刑が下される傾向にある裁判員裁判。

    様々な議論を呼ぶところではあるが、少なくとも今回は「残虐さや重大な被害結果を踏まえると、年齢はことさらに重視できない」とした一審仙台地裁の判決の時から、法曹関係者の間で「死刑は妥当」とされていた。

     被告は、元交際相手の少女宅で、少女の姉(20=当時)とその友人女性
    (18=当時)を包丁で刺殺。

    居合わせた男性にも重傷を負わせ、少女を車で連れ去った。

     被告は高校中退後、暴力事件を繰り返し、事件当時も別の傷害事件で保護観察中だった。

    少女との間には長女をもうけるも、少女に何度も暴力をふるった。

     破局するたびに塗装工などの定職について改心をアピール。
    復縁に至ることもあったが、犯行の少し前に最後通告を出され、事件を起こした。
    事件の前日にも犯行現場を襲撃し、警察が出動する騒ぎを起こしている。

     また、犯行後も別の少年(17=当時)に無理やり凶器を握らせて自身の罪を逃れようとするなど、そのあまりに身勝手な行動の数々が、情状酌量の余地を薄めた。

    「犯行内容が過去の死刑判決の基準を満たしているし、18歳未満に適用される少年法の量刑緩和も適用されない。
    判決自体は相当と言える」(法曹関係者)
     故永山則夫死刑囚(1997年執行)の最初の上告審判決で死刑適用基準が示された83年以降で、元少年の死刑確定は7件目になる。

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    • ミネストローネ
    • 16/06/24 16:30:32

    >>100
    死刑判決「予想していた」 元少年

     16日の最高裁判決で死刑とされた千葉祐太郎被告(24)が23日、仙台拘置支所で朝日新聞記者と面会した。
    「死刑判決は予想していた。納得できない、ということはない。
    これからも被害者や遺族にどう償っていくか考え続けていくし、自分の悪いところは直していきたい。投げやりになったりすることはない」と話した。

     近く最高裁判決の訂正を申し立てる予定だが、棄却されれば刑が確定し、面会は厳しく制限される。
    「それまでの間に、世話になった人に会ったり、手紙を書いたりしている」という。

     ただ、母親の面会は断った。
    幼いころに両親が離婚し、母親から暴力を受けて育ったが、「(母を)大切に思う気持ちがあるから」という。
    「生きていくには大切なものを持つ必要があるけど、刑が確定するのだから、距離をとったほうがいいかな、と考えている」「俺が死んだ時、気持ちを切り替えられなくなるような人には、会うのを避けている」

     最高裁は、年齢よりも結果を重視した。
    「10代でも40代でも、俺が裁判官なら、同じように裁く。被害者にとっては同じこと」。

    更生の可能性から匿名で報道されてきたが、判決後、朝日新聞などは「国家によって生命を奪われる刑の対象者は明らかにされているべきだ」などとして実名で報じた。

    「被害者にとっては少年でもおじさんでも同じだから気にしていない。
    ただ、俺の家族が困ることがあるかもしれないと心配はしている」と述べた。

    朝日新聞デジタル

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    • ミネストローネ
    • 16/07/01 15:33:06

    >>109
    時事通信 [7/1]

    千葉祐太郎被告(24)の死刑判決が6月29日付で確定した。

    最高裁第1小法廷
    (大谷直人裁判長)が、上告審判決に対する被告側の訂正申し立てを棄却する決定をした。

    裁判員裁判となった少年事件で、初めて死刑判決が確定した。

    • 1
    • 16/07/02 03:08:20

    >>110
    毎日新聞 7月1日

    その心は

    ◇元少年は最高裁判決の前後に仙台拘置支所で記者と面会して取材に応じた。

    主なやり取りは以下の通り。

    ◇最高裁判決前

    --判決を前にしての心境は。

    ◇弁護士とか手を差し伸べてくれる人がいる一方、大切な人を失った遺族がいる。
    事件から6年間積み上げてきたものや、それぞれの人たちを思うと複雑です。

    --積み上げてきたものとは。

    ◇簡単には言えない……。
    手を差し伸べてくれる人たちへの感謝もあるが、遺族が「同じ目に遭わせてやりたい」と思うのは当然で。
    両極端の間、真ん中に俺がいて、どっちかの感情を選べずに複雑です。

    --裁判員裁判で審理されたが。

    ◇1審は計画的と認定したが、計画なんてしていない。
    裁判員は審理が初めてで聞いてもらえなかったと感じている。
    --被害者、遺族に対する気持ちは。

    ◇「ごめんなさい」と「俺はなんでこんなことをしてしまったんだ」というのがリンクして、頭の中でぐるぐる回っています。
    手紙を書いても受け取ってもらえず、拘置所の中で天に向かって手を合わすことしかできない。

    ◇最高裁判決後

    --死刑判決という結論は変わらなかった。

    ◇執行される日が来ることをもっともっと考えるようになった。
    再起の準備をする必要はなくなったが、被害者への気持ち、自分のしてしまったことへの悔いは変わらない。

    --気持ちは落ち着いているか。

    ◇判決文や審理の仕方は悲しい気持ちもわくが、建設的な死になればと思っている。

    --建設的な死というのは。

    ◇人が亡くなる事件がなくなるとか、被害者の家族とか関係者につながるような……。
    抑止になるなら建設的なのかもしれない。
    澄んだ気持ちで執行されるよう、死ぬ意味を見いだしたい。

    --少年法は過剰に未成年を守っているという批判がある。

    ◇10代と40代で行動や感情のコントロールは違う。
    そこは考えないといけないが、いざとなったら遺族の望みを聞き入れると思う。
    自分が裁判官なら。
    被害者の気持ち、憤りを考えると少年でも同じように裁かれるべきだ。

    --今後をどう生きていくか。

    ◇今まで人を傷つける思想を放棄しないと、と考えてきた。
    被害者、遺族に悔いてきた気持ちもなくなることはない。
    今回の判決でそういうものを全部捨てるつもりはない。

    • 1
    • 16/07/02 03:20:45

    >>117 続き

    ◇勾留中の仙台拘置支所で取材に応じ、「俺の死が建設的なものになればと思っている。
    執行される日まで死ぬ意味を見いだしたい」と極刑と向き合う心境を語った。

     事件から最高裁判決までの約6年について、「自分の更生を願う人たちと再起を考える一方で、(死刑を望む)遺族の感情を思うと複雑だった」と振り返った。
    1審のころは死にたいという気持ちもあったというが、
    「自殺では何も償えない。
    人を傷付ける思想を放棄することを考え、被害者、遺族に悔いてきた。
    今回の死刑判決でそういうものを全部捨てるつもりはない」と説明した。

     18歳未満に対する死刑を禁じ、更生可能性を重視する少年法については
    「10代と40代で行動や感情のコントロールは違う。
    被害者や遺族の感情を抜きにすれば、そこは考えないといけない」と述べた。
    一方で「遺族の気持ちや憤りを考えると、自分が裁判官なら望みを聞き入れると思う。
    少年でも同じように裁かれるべきだ」と落ち着いた口調で語った。

     元少年は1審から殺害の計画性を否定していたが、最高裁は「(元交際相手を連れ戻すことを)邪魔する者は殺害も辞さないと思い定めた」と指摘した。
    元少年は「判決や審理の仕方には悲しい気持ちがわく」と司法に対する不信も口にした。

     ただ、最高裁判決を受けて死刑執行の日を従来より意識するようになったといい、「(死刑が)人が亡くなる事件を抑止するなら建設的なのかもしれない。
    澄んだ気持ちで死、ねるよう、死ぬ意味を探したい」と胸の内を明かした。

    3人が殺傷された現場=石巻市で2010年2月10日

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