元少年側、死刑回避求める=石巻3人殺傷―最高裁

  • ニュース全般
    • 94
    • 連投失礼
      16/06/17 13:48:08

    >>92 続き

     守屋克彦弁護団長は、家裁調査官が成育歴や家庭の事情を踏まえて意見をまとめた記録などが、口頭でのやりとりを重視する裁判員裁判では十分に調べられなかったとし、「元少年の未熟性に関する資料が十分調べられなかった。
    事件は少年事件を裁判員裁判で審理することについても議論を呼ぶ」と述べた。

     一方、最高検の榊原一夫公判部長は
    「死刑を是認した判決は妥当なものと考えます」とコメントした。


    NHK

    16日の判決で大谷直人裁判長は「交際相手を連れ去るため、邪魔をする者は殺害すると思い定めて襲っていて、身勝手極まりない動機にくむべき余地はない」と指摘しました。

    そのうえで、「無抵抗で命乞いをする被害者を繰り返し刺すなど殺害行為は冷酷かつ残忍で、当時18歳7か月の少年とはいえ、深い犯罪性に根ざした犯行だ。
    被告が一定の反省の念や謝罪の意思を表明していることなどを考慮しても刑事責任は極めて重大だ」として、上告を退け、死刑が確定することになりました。

    ◇元裁判官「十分な時間と労力かけ死刑検討を」

    多くの刑事裁判を担当した元裁判官の門野博さんは「犯行の悪質さや、結果の重大性などには言及しているものの、元少年が更生する可能性に対する検討や、過去の同じような事件との比較などが十分に行われたとは言えないと思われる点が残念だった」と話しています。

    そのうえで、「今回の判決が少年事件の厳罰化を進める可能性がないとは言えない。
    重い刑が予想される事件で、裁判員に短期間で結論を求めるのは厳しい選択を迫ることになる。
    死刑は究極の刑罰なので、裁判員には短期間の審理ではなく、十分な時間と労力をかけて死刑でならなければならないのかどうかを徹底して検討してほしい」と求めました。

    • 0
古トピの為これ以上コメントできません

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ