嵐(妄想・小説) へのコメント(No.960

  • No.960 重度あらしっく

    SN3I

    10/07/07 17:19:31

    街角ぶつかり・相葉ちゃん編・その後1


    「ほんっと、ごめん!」
    両手を顔の前で合わせて、彼は申し訳なさげに頭を下げた。
    二人の間には、卵の色が残った私のTシャツ。
    「いえ、大丈夫ですよ」
    情けなく眉を下げてこちらを見上げる顔に、思わず笑みがこぼれた。
    「よくね~よ…」
    はぁ、と溜め息をついて相葉くんはダイニングテーブルに突っ伏す。
    落ち込んでる相葉くんには悪いけど――か、かわいい…
    彼のつむじを見つめながら、その髪に触れたい衝動を抑えた。

    「そうだ!買い物!一緒に買いに行こう!」

    突然顔を上げた彼の顔には、満面の笑み。キラキラ輝いている。
    「え。今、から?」
    外はすっかり暮れて、もう晩御飯の時間。
    「今から…は無理か。じゃあ、今度!休みいつ?」
    「週末なら、だいたい」
    「んじゃ、俺が時間ある時に連絡するっ。メアド教えて!」
    え。本気で行くの?買い物。
    戸惑いながらも、彼に押されて私達は赤外線でお互いの連絡先を交換した。

    「じゃあね、〇〇ちゃん!楽しみにしてるから!」
    帽子を深くかぶって変装をした彼に、送ってもらう。
    あの、二人がぶつかった場所まで。

    なんだか、信じられない事が起きた一日だったな…
    携帯の画面、相葉君のアドレスを見つめる。これからの事を思うだけで、ドキドキした。

    でも――。

    忙しい彼の事。きっと連絡なんか来ないだろうな…
    今日の事は、ラッキーな夢、そう思った方が、きっと傷付かずに済む……

    そう言い聞かせて、一粒だけこぼれた涙をそっと拭った。


    けれど。
    予想に反して、翌朝。私の携帯は電子音を響かせた。
    「――うそ…」
    画面には、相葉くんの名。
    「もしもし」
    『あ、〇〇ちゃん?おっはよ~。起きてたぁ?』
    「は、はい」
    小さな機械から聞こえるのは、本物の相葉君の声。
    信じられない…
    『昨日はほんとごめんね~。でね、今確認したんだけど、土曜日3時からなら俺空いてるんだ。〇〇ちゃんは?』
    「空いてます、けど…」
    『じゃあ決まり!この前バイバイしたとこで!』
    「え、はぁ…」
    本当に?本気で?
    『あ~楽しみ。あっ、やっべ!俺行かなきゃ。じゃあね、〇〇ちゃん』
    それこそ、嵐のような騒がしい電話。
    切られてもまだ、その画面を見つめたまま…
    「う、嘘でしょ…?」
    呟いた声は、震えていた。



    続く。

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • No.961 重度あらしっく

    SN3I

    10/07/07 17:23:32

    >>960の続き。
    街角ぶつかり・相葉ちゃん編。その後2


    そして訪れた、土曜日―――

    「あっ!〇〇ちゃ~ん」
    予定より早く到着した私に、予定ぴったりに来た相葉君は手を上げた。
    「ごめんね、待たせちゃった?」
    「いえ」
    帽子に大きめなサングラスを掛けて首を傾げた彼に、首を振って答えた。
    「じゃ、行こうかっていいたいところなんだけど、実は…俺達今、プライベートで車の運転出来ないんだよね」
    「あ…」
    そういえば、メンバーの事故が相次いだからって、ニュースで…
    「だから今日は電車なんだけど、いい?」
    「いいですけど…大丈夫ですか?ばれたりしたら、」
    大変なんじゃ。
    「だ~いじょ~ぶ!堂々としてれば、意外と気付かれないもんなんだよね」
    「はあ…」
    目は隠れて分からないけど、口元に笑みを浮かべて。相葉君はピースをして見せた。

    「じゃあ、行こっか」
    「っ…!」

    さりげなく握られた、手。
    「あ、あの、あのっ」
    手、繋いでるんですけどっ…!
    真っ赤になって口をパクパクさせる私に、相葉君はニッコリと笑んで見せた。

    「よそよそしくしてると、かえって不自然なんだ。だから、ね?」

    ね?って……
    少しだけ骨張った相葉君の長い指が、私の手を包む。ギュッと握られて、心臓が止まるかと思った。

    「ダメ…?」
    下からすくい上げるように見つめられて。サングラスで隠れた目は見えないけど、私の心を揺さぶるには充分だった。

    「だ、大丈夫です…」
    やっとの事で、絞り出した声。
    「よかった。じゃあ、行こっ」

    引っ張られるように、彼の後ろを着いていく。
    斜め後ろから彼を見つめながら、ドキドキが止まらない。私の心臓、今日一日もつのかな…

    「〇〇ちゃんの手、ちっちゃくてやわらかい。気持ちい~」

    「!」

    人の気も知らず。
    またニッコリと笑んでそんなことを言った、相葉君。

    やっぱり、もたないかも…
    陽に照らされた彼の笑顔は眩しすぎて。
    彼に惹かれる気持ちは、駆け足のよう。
    きっともう、止められない―――。

    繋がれた手から感じた熱に、そう確信した。




    以上。
    あぁ、また皆さんのお目汚しを…(汗)すみませんすみませんっ!

    お粗末様でしたm(_ _)m

  • No.962 わぁ

    840P

    10/07/07 17:26:56

    >>960
    すごくいいです!!
    また続き待ってますね(*^^*)
    キュンキュン☆

  • No.994 暇人

    SH906iTV

    10/07/07 20:22:09

    お待たせしました!

    ☆過去まとめ
    >>327>>425>>539>>615
    >>688>>695>>746>>782
    >>894

    ★相葉
    >>912>>960>>961
    ★松本
    >>937>>938>>951>>971
    ★二宮
    >>924→続き>>944
    >>978
    ★大野
    >>900
    ★大野・二宮
    >>898
    ★お好きなメンバー
    >>919>>920>>950

    間違え・抜けがあったらすみませんm(__)m

  • No.1004 暇人

    SH906iTV

    10/07/07 21:26:18

    訂正ですm(__)m
    間違えがあったので追加分も加えて直したんですが、また間違えがあったら申し訳ありません↓
    レス996番までまとめてあります(^^)

    ―訂正・追加―
    ☆過去まとめ
    >>327>>425>>539>>615
    >>668>>695>>746>>782
    >>894

    ★相葉
    >>912>>960>>961
    ★松本
    >>937>>938>>951>>971
    ★二宮
    >>924→続き>>944
    >>978
    ★大野
    >>900>>996
    ★大野・二宮
    >>898
    ★お好きなメンバー
    >>919>>920>>950

1件~4件 (全4件)

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。