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退職代行を使うと転職が困難?
SN3I
10/07/07 17:19:31
街角ぶつかり・相葉ちゃん編・その後1 「ほんっと、ごめん!」 両手を顔の前で合わせて、彼は申し訳なさげに頭を下げた。 二人の間には、卵の色が残った私のTシャツ。 「いえ、大丈夫ですよ」 情けなく眉を下げてこちらを見上げる顔に、思わず笑みがこぼれた。 「よくね~よ…」 はぁ、と溜め息をついて相葉くんはダイニングテーブルに突っ伏す。 落ち込んでる相葉くんには悪いけど――か、かわいい… 彼のつむじを見つめながら、その髪に触れたい衝動を抑えた。 「そうだ!買い物!一緒に買いに行こう!」 突然顔を上げた彼の顔には、満面の笑み。キラキラ輝いている。 「え。今、から?」 外はすっかり暮れて、もう晩御飯の時間。 「今から…は無理か。じゃあ、今度!休みいつ?」 「週末なら、だいたい」 「んじゃ、俺が時間ある時に連絡するっ。メアド教えて!」 え。本気で行くの?買い物。 戸惑いながらも、彼に押されて私達は赤外線でお互いの連絡先を交換した。 「じゃあね、〇〇ちゃん!楽しみにしてるから!」 帽子を深くかぶって変装をした彼に、送ってもらう。 あの、二人がぶつかった場所まで。 なんだか、信じられない事が起きた一日だったな… 携帯の画面、相葉君のアドレスを見つめる。これからの事を思うだけで、ドキドキした。 でも――。 忙しい彼の事。きっと連絡なんか来ないだろうな… 今日の事は、ラッキーな夢、そう思った方が、きっと傷付かずに済む…… そう言い聞かせて、一粒だけこぼれた涙をそっと拭った。 けれど。 予想に反して、翌朝。私の携帯は電子音を響かせた。 「――うそ…」 画面には、相葉くんの名。 「もしもし」 『あ、〇〇ちゃん?おっはよ~。起きてたぁ?』 「は、はい」 小さな機械から聞こえるのは、本物の相葉君の声。 信じられない… 『昨日はほんとごめんね~。でね、今確認したんだけど、土曜日3時からなら俺空いてるんだ。〇〇ちゃんは?』 「空いてます、けど…」 『じゃあ決まり!この前バイバイしたとこで!』 「え、はぁ…」 本当に?本気で? 『あ~楽しみ。あっ、やっべ!俺行かなきゃ。じゃあね、〇〇ちゃん』 それこそ、嵐のような騒がしい電話。 切られてもまだ、その画面を見つめたまま… 「う、嘘でしょ…?」 呟いた声は、震えていた。 続く。
840P
10/07/07 17:26:56
>>960 すごくいいです!! また続き待ってますね(*^^*) キュンキュン☆
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No.960 重度あらしっく
SN3I
10/07/07 17:19:31
街角ぶつかり・相葉ちゃん編・その後1
「ほんっと、ごめん!」
両手を顔の前で合わせて、彼は申し訳なさげに頭を下げた。
二人の間には、卵の色が残った私のTシャツ。
「いえ、大丈夫ですよ」
情けなく眉を下げてこちらを見上げる顔に、思わず笑みがこぼれた。
「よくね~よ…」
はぁ、と溜め息をついて相葉くんはダイニングテーブルに突っ伏す。
落ち込んでる相葉くんには悪いけど――か、かわいい…
彼のつむじを見つめながら、その髪に触れたい衝動を抑えた。
「そうだ!買い物!一緒に買いに行こう!」
突然顔を上げた彼の顔には、満面の笑み。キラキラ輝いている。
「え。今、から?」
外はすっかり暮れて、もう晩御飯の時間。
「今から…は無理か。じゃあ、今度!休みいつ?」
「週末なら、だいたい」
「んじゃ、俺が時間ある時に連絡するっ。メアド教えて!」
え。本気で行くの?買い物。
戸惑いながらも、彼に押されて私達は赤外線でお互いの連絡先を交換した。
「じゃあね、〇〇ちゃん!楽しみにしてるから!」
帽子を深くかぶって変装をした彼に、送ってもらう。
あの、二人がぶつかった場所まで。
なんだか、信じられない事が起きた一日だったな…
携帯の画面、相葉君のアドレスを見つめる。これからの事を思うだけで、ドキドキした。
でも――。
忙しい彼の事。きっと連絡なんか来ないだろうな…
今日の事は、ラッキーな夢、そう思った方が、きっと傷付かずに済む……
そう言い聞かせて、一粒だけこぼれた涙をそっと拭った。
けれど。
予想に反して、翌朝。私の携帯は電子音を響かせた。
「――うそ…」
画面には、相葉くんの名。
「もしもし」
『あ、〇〇ちゃん?おっはよ~。起きてたぁ?』
「は、はい」
小さな機械から聞こえるのは、本物の相葉君の声。
信じられない…
『昨日はほんとごめんね~。でね、今確認したんだけど、土曜日3時からなら俺空いてるんだ。〇〇ちゃんは?』
「空いてます、けど…」
『じゃあ決まり!この前バイバイしたとこで!』
「え、はぁ…」
本当に?本気で?
『あ~楽しみ。あっ、やっべ!俺行かなきゃ。じゃあね、〇〇ちゃん』
それこそ、嵐のような騒がしい電話。
切られてもまだ、その画面を見つめたまま…
「う、嘘でしょ…?」
呟いた声は、震えていた。
続く。
No.962 わぁ
840P
10/07/07 17:26:56
>>960
すごくいいです!!
また続き待ってますね(*^^*)
キュンキュン☆
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