• No.19 十六夜リコ

    16/10/15 15:36:29

    >>15
    第3週「とにかく前に」(前半)

    10月17日(月)
    近江の本家に疎開していたすみれ(芳根京子)と姉のゆり(蓮佛美沙子)は、戦後の食糧難の中で祖母の坂東トク子(中村玉緒)や叔父の長太郎(本田博太郎)、妻の節子(山村紅葉)、息子の妻の静子(三倉茉奈)に遠慮しながら、肩身の狭い生活を送っていた。
    そんなある日、長太郎に呼び出されたすみれとゆりは家を出て行くよう促される。
    感情的に飛び出したゆりを追うすみれ。その時、二人の前に現れた男の姿は…。
    ●神戸の空襲で潔の父・正蔵は亡くなった
    ●本家の長太郎の息子・肇が復員した 肇を祝う席で白米の食事が出たものの、すみれとゆりたちには粗末な食事だった
    ●本家に幼児を抱えた女性が食べ物を分けて欲しいと着物と交換に着たが、節子と静子はとりあわず、こっそりすみれが女性に食べ物をあげたことに怒る静子はすみれをひっぱたく
    ●本家から飛び出したゆりの前に現れた男は復員した潔だった

    10月18日(火)
    神戸に戻ったすみれ(芳根京子)は女中頭の喜代(宮田圭子)、娘のさくらと一緒に暮らしながら夫の紀夫(永山絢斗)を待つことに。
    姉のゆり(蓮佛美沙子)と夫の潔(高良健吾)は、父・五十八(生瀬勝久)の会社を復活させるため、大阪の闇市で生活を始めた。
    戦後、日本経済が大混乱する中、預金も封鎖され十分な食料も配給されないま困窮するすみれ。持っているものをお金に換えてしのごうとするが…。
    ●潔は進駐軍の横流し品を闇市で売り坂東営業部の復活の準備をすすめていた
    ●すみれたちは神戸の坂東家の庭の片隅にバラックを建てて住み始める
    ●昭和21年2月、毎月の預金引き出し額は400円までに制限されるインフレ対策が始まる
    ●五十八も神戸のバラックに戻りすみれたちと再会するが、正蔵の死に意気消沈し、五十八と執事の忠一郎は本家の近江に引っ込もうとした

    10月19日(水)
    戦後の混乱期の中、困窮した生活を送るすみれ(芳根京子)。
    持っているものをお金に換えて生活しようと考えるが、姉のゆり(蓮佛美沙子)の夫・潔(高良健吾)に「これからは自分で仕事をして稼いで生き抜かないといけない」と諭される。
    新しい道を模索しつつ、すみれは持っていた靴をお金に換えようと、幼い頃からの馴染みの靴屋・麻田(市村正親)を訪ねる。すると、麻田から思いもよらぬ提案が……。
    ●神戸の生活に行き詰まったすみれは大阪のゆりを頼るが、そこにいた潔が復員列車で仲良くなった友人の岩佐栄輔(松下優也)がいて、彼はすみれに一目惚れする。すみれはゆりの家の暮らしが苦しいのを知って神戸に帰る
    ●すみれは神戸で家族と夫を亡くして米兵相手にしていた同級生の悦子と再会する。悦子も娘がいて、娘を養うために必死の悦子見てすみれも奮起して再度大阪のゆりの家に生活日用品を買い取ってもらいに行き、そこにいた潔に買い取ってもらい、さらに諭される
    ●嫁入り道具で麻田に作ってもらった靴を麻田の店で売ろうとしたすみれに麻田は「すみれお嬢様のために作った靴を他の人に売れない」と拒否するが、一緒に持っていた手作りの写真入れを気に入った麻田は靴店の一角で手作り雑貨を売ることを提案する

  • No.20 十六夜リコ

    16/10/15 15:38:46

    >>19
    第3週「とにかく前に」(後半)

    10月20日(木)
    仕事をして生き抜く道を模索するすみれ(芳根京子)は、幼い頃からなじみの靴屋・麻田(市村正親)の店で手づくりの手芸品を売り始める。
    しかし、戦後の厳しい状況下で、趣味の品が売れることはないと気づく。
    悩みが深まる中、唯一商品を買ってくれた外国人通訳のジョンの依頼を受けて、出産の時を待つ妻・エイミー(シャーロット・ケイト・フォックス)に日本のおむつを持参するが……。
    ●すみれの雑貨はジョンが妻のために買った小物1つしか売れず、通りかかった明美に贅沢品を売ろうとする甘さを指摘される(戦時中、外人の家で会ったことをすみれから言われた明美は覚えていながら「覚えてない」とはぐらかした)
    ●すみれはジョンに依頼され自分の浴衣を解いてオムツをエイミーに渡すが、エイミーは昔ながらの日本のおむつに不満だった

    10月21日(金)
    手作りのものを作って売り、生計をたてようと考えるすみれ(芳根京子)だが、趣味の手芸品はなかなか売れない。
    近所の母親たちに商品の作り方を教えるも、戦後の厳しい状況下で金を得ることはできなかった。
    あきらめようとするすみれを靴屋の麻田(市村正親)、姉・ゆり(蓮佛美沙子)と義兄・潔(高良健吾)、友人の栄輔(松下優也)らが支えるのだが……。
    ●すみれの手芸品は評判が良いがみんなお金がないので買ってくれないので手芸教室を開くことにした
    ●手芸教室では服をバラした素材で写真ケースのつくり方を教えて大盛況だったが、お金が出せない受講生たちは受講料としてコッペパンや置物をすみれに渡した

    10月22日(土)
    やる気を取り戻したすみれ(芳根京子)は、さくらを抱いてエイミー(シャーロット・ケイト・フォックス)を再び訪問する。
    エイミーから外国式のおしめの存在を聞いたすみれは、昔、外国人を相手に育児の講習会を開いていた看護婦の明美(谷村美月)を思い出す。
    外国式のおしめの作り方を教えてもらおうと、神戸中の病院をしらみつぶしに訪ねながら明美を探すすみれ。そして、ついに明美をみつけるのだが……。
    ●見つけた明美にすみれは西洋式おしめのつくり方を教えてもらおうとお願いするが明美は拒否した(すみれは幼少期の女中の娘の明美とベビーナースの明美が同一人物だと女中の喜代から言われやっと気づく、今まで坂東家を恨んできた明美にとって、素直に坂東家のすみれの願いを受けいれるはずもない)

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  • No.21 十六夜リコ

    16/10/23 22:12:38

    >>20
    第4週「四つ葉のクローバー」(前半)

    10月24日(月)
    外国式のおしめを作って売ろうと考えたすみれ(芳根京子)は、育児に詳しい看護婦の明美(谷村美月)に作り方を教えてもらおうとするが、昔の因縁を理由に断られてしまう。
    さらにおしめに必要な良質の布も手に入らないと言われ、すみれは考えの甘さを思い知らされる。
    それでも諦めないすみれは、義兄の潔(高良健吾)に生地の調達を相談する。その帰り女学校時代の親友・良子(百田夏菜子)の消息を知り……。
    ●生地探しに闇市に来たすみれに根本の子分たちに路地裏に連れ込まれるところに栄輔とそれに加勢した潔によりすみれを助けるが大乱闘になる
    ●すみれが潔と生地の調達を約束し、潔がすみれの行動力を褒めるのを見てゆりは面白くない その後、潔が得意先回りに出かけようとする際、ゆりは「自分も一緒に連れてってくれないのか?」と尋ねる

    10月25日(火)
    すみれ(芳根京子)は女学校時代の親友・良子(百田夏菜子)と再会する。
    良子もまた、すみれと同じように幼い赤ん坊を抱えたまま夫が戦地から帰るのを待っていた。二人は手芸倶楽部仲間の一人・君枝(土村芳)の家を訪ねる。
    君枝は家が戦災を免れていたものの、元々病弱だったこともあり、床に伏せっていた。君枝の家に残っていたミシンを見つけたすみれは、思い切って二人を商売に誘うが……
    ●手芸教室に来ていた時計屋の時子が付けていた時計が良子のものだと気づき、時子の店で良子が売った時計だとわかり良子の消息が分かる
    ●良子は息子と二人暮らしで夫の帰還を待っていた
    ●君枝の嫁ぎ先の邸宅が進駐軍に接収されて敷地内の使用人の建物に義母と息子と住んでいた

    10月26日(水)
    すみれ(芳根京子)は闇市で働く潔(高良健吾)と栄輔(松下優也)の協力で、外国式のおしめ用の生地を手に入れる。
    すみれは再び看護婦の明美(谷村美月)の元を訪れて説得。作り方を教えてもらったすみれは、妊娠中の友人・エイミーにおしめを売ることに成功する。
    その後、無事に娘を出産したエイミーは、「代々大切に着続けられる特別な服」を子供のために作ってほしいとすみれに頼むのだが…
    ●すみれの願いに明美は拒むものの、すみれの現在も身の上(今はお金も家もなくて旦那は行方不明である)を聞いて結局、明美は西洋式のおむつの作り方をすみれに教えることになる 
    「だがこれ以上協力しない」と明美はすみれから去っていく
    ●エイミーがおしめの巻き方を知らないとわかり、すみれは明美にエイミーに巻き方を教えてもらうよう再度やってきて頼まれた明美は仕事柄無視できないので了承し教えることに

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