官能小説得意な方! へのコメント(No.831

  • No.831 慎吾ママ

    14/01/11 00:52:08

    暇だ………


    そう思ったのは何年振りだろう。担当マネージャーが差し入れに来てくれたが、他の仕事で忙しいようで一度きりだった。もう一度スマホの画面を見る。


    平日だ。そして今は昼間…。電話してもいいかな。女々しいついでに、クヨクヨするくらいならかけてみようか。


    電話帳から彼女の名前を出す。大きく深呼吸をし、息を吐きながら通話ボタンを押す。スマホを耳にあて、もう一度体を横に向けて布団を抱え込むように体を丸め、呼び出し音を聞いた。


    プルルル……プルルル……プルルル……


    長いな。出ないか。


    諦めようと画面を見た瞬間、通話時間の記録がスタートした。あわててスマホを耳に戻す。


    『もしもし?』


    彼女の声が聞こえる。身も心も弱っているせいかそれだけでふにゃふにゃになるようだ。


    「もしもぉ~し、ゆり~」

    『どうしたの?お休み中?酔ってる?』


    「正月休みだけど酔ってないよ~。今大丈夫?何して……」


    『マーマぁ、電話だれー?』


    「!!!」


    子供の声が電話の向こう側から聞こえた瞬間、頭の熱がスーっと引いた気がした。


    「ごーめんっ!切る」


    ピッ


    慌てて通話を切り、スマホを胸の前で握りしめた。心臓がバクバク言っている。

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