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何でも出来る子とその親に嫉妬
12/12/23 12:23:22
>>376 安倍氏にとって不運が重なった感じがしないでもありませんが、これも政権です。 何が起こるか分かりません。 その意味で前回の安倍政権に「甘さ」があったことは否めません。 その「甘さ」を克服することこそ、今度の安倍政権の課題といっていいでしょう。 その観点から、現在の安倍氏を分析してみたいと思います。 まず、今年9月の自民党総裁就任後、総裁選の1回目の地方票も含めた投票でトップだった石破茂氏をナンバー2の幹事長にすえたのは、良かったのではないでしょうか。 これが自民党への支持の幅を広げ、結果的に衆院選圧勝につながりました。 ある自民党筋によると、「安倍氏は自分に厳しいことを言う人間を遠ざけ、周りを身内で固めたがる傾向がある」といい、確かに前回の安倍内閣は「お友達内閣」とも揶揄(やゆ)されました。 しかし、現在の安倍氏は「今度こそ成功してみせるという気負いがまだ強いものの、最近は厳しい意見にも耳を傾けるようになった」(同筋)そうです。 安倍氏がそうした人間としての器の大きさを身につけてきたとすれば、政権運営が困難に直面しても乗り切れるかもしれません。 その最初の試金石は党役員・閣僚人事です。 党内から幅広く人材を集め、そのうえでさまざまな意見に耳を傾けつつ指導力を発揮してもらいたいと思います。 一方、政策面は衆院選での自民党の公約に表れているように、安倍氏の方向性は「真の保守」を目指すということで定まっています。 国民の中にもそれを支持する「安倍ファン」が多いと思います。 ただ、政策は言うだけではなく、実現してこそ意味があります。 そのための「したたかさ」を併せ持っていなければなりません。 がむしゃらに取り組むというのではなく、短期、中期、長期というように区分けして、何をどのように進めていくのか、戦略性をもって臨んでもらいたいと思います。 景気対策ではすでに安倍政権誕生を見込んで、株価や為替が良好な反応を見せていますが、これも油断できません。 日本経済の構造的な問題点をしっかり見すえて取り組んでほしいと思います。 続く
12/12/23 12:25:58
>>377 外交・安全保障、憲法改正なども同様です。 政局の観点では、来年7月の参院選が政権の行方を大きく左右することになります。 そこで勝利して衆参ねじれ現象を解消できるのかどうか。 敗北すれば前回の安倍政権と同じ状況に陥る可能性があります。 衆院選の結果について、国民の中には「自民党がこれほど勝つとは思わなかった」という声もかなりあります。 小選挙区制によるところが大きいのですが、それだけに「自民党がおごっている」と受け止められたら、参院選特有の「お灸をすえる」という投票行動が起きかねません。 政権運営は果敢でありつつも、謙虚に国民の声、国会では野党の声にも耳を傾ける必要があります。 私がこのコラムで何度も書いてきたように、日本は国家的危機に直面しています。 3年間の民主党政権で危機はより深まってしまいました。 それだけに安倍政権に課せられた歴史的使命は大きいと言えます。 安倍氏一人だけでなく、自民党そして連立を組む公明党の国会議員はそれをしっかり自覚してほしいと思います。 (高橋昌之)
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13/01/06 13:45:56
産経の 【高橋昌之のとっておき】 >>376>>376>>378 >>538>>539>>540>>541>>542
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No.377 続き
12/12/23 12:23:22
>>376
安倍氏にとって不運が重なった感じがしないでもありませんが、これも政権です。
何が起こるか分かりません。
その意味で前回の安倍政権に「甘さ」があったことは否めません。
その「甘さ」を克服することこそ、今度の安倍政権の課題といっていいでしょう。
その観点から、現在の安倍氏を分析してみたいと思います。
まず、今年9月の自民党総裁就任後、総裁選の1回目の地方票も含めた投票でトップだった石破茂氏をナンバー2の幹事長にすえたのは、良かったのではないでしょうか。
これが自民党への支持の幅を広げ、結果的に衆院選圧勝につながりました。
ある自民党筋によると、「安倍氏は自分に厳しいことを言う人間を遠ざけ、周りを身内で固めたがる傾向がある」といい、確かに前回の安倍内閣は「お友達内閣」とも揶揄(やゆ)されました。
しかし、現在の安倍氏は「今度こそ成功してみせるという気負いがまだ強いものの、最近は厳しい意見にも耳を傾けるようになった」(同筋)そうです。
安倍氏がそうした人間としての器の大きさを身につけてきたとすれば、政権運営が困難に直面しても乗り切れるかもしれません。
その最初の試金石は党役員・閣僚人事です。
党内から幅広く人材を集め、そのうえでさまざまな意見に耳を傾けつつ指導力を発揮してもらいたいと思います。
一方、政策面は衆院選での自民党の公約に表れているように、安倍氏の方向性は「真の保守」を目指すということで定まっています。
国民の中にもそれを支持する「安倍ファン」が多いと思います。
ただ、政策は言うだけではなく、実現してこそ意味があります。
そのための「したたかさ」を併せ持っていなければなりません。
がむしゃらに取り組むというのではなく、短期、中期、長期というように区分けして、何をどのように進めていくのか、戦略性をもって臨んでもらいたいと思います。
景気対策ではすでに安倍政権誕生を見込んで、株価や為替が良好な反応を見せていますが、これも油断できません。
日本経済の構造的な問題点をしっかり見すえて取り組んでほしいと思います。
続く
No.378 続き
12/12/23 12:25:58
>>377
外交・安全保障、憲法改正なども同様です。
政局の観点では、来年7月の参院選が政権の行方を大きく左右することになります。
そこで勝利して衆参ねじれ現象を解消できるのかどうか。
敗北すれば前回の安倍政権と同じ状況に陥る可能性があります。
衆院選の結果について、国民の中には「自民党がこれほど勝つとは思わなかった」という声もかなりあります。
小選挙区制によるところが大きいのですが、それだけに「自民党がおごっている」と受け止められたら、参院選特有の「お灸をすえる」という投票行動が起きかねません。
政権運営は果敢でありつつも、謙虚に国民の声、国会では野党の声にも耳を傾ける必要があります。
私がこのコラムで何度も書いてきたように、日本は国家的危機に直面しています。
3年間の民主党政権で危機はより深まってしまいました。
それだけに安倍政権に課せられた歴史的使命は大きいと言えます。
安倍氏一人だけでなく、自民党そして連立を組む公明党の国会議員はそれをしっかり自覚してほしいと思います。
(高橋昌之)
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13/01/06 13:45:56
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