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<旦那の奨学金>家計から返済したいと
12/12/23 12:20:07
前回の「失敗」から考える安倍政権の進み方 産経新聞 12月23日(日)10時27分配信 26日に特別国会が召集され、自民、公明両党連立による安倍晋三政権が誕生します。 安倍氏としては二度目の首相就任となりますが、一度目の失敗を取り返そうなどと気負わず、その反省にたってしなやかに、そしてしたたかに日本のかじ取りをしてほしいと思います。 これから政権が発足しようとする時に、前回の退陣に触れるのはやや酷かもしれませんが、今後を考えるうえでは欠かせないので、振り返っておきたいと思います。 安倍氏の退陣は突然でした。 平成19年9月10日に臨時国会で所信表明を行った2日後の12日、衆院各党代表質問を前にしてのことでした。 体調不良も原因のひとつとされていますが、安倍氏自身は記者会見で、退陣の理由について、インド洋での海上自衛隊の活動を継続するためのテロ対策特別措置法改正には首相を交代した方がいいと説明しました。 その2カ月前の参院選で、安倍・自民党は大敗し、与党は参院で過半数割れのいわゆる“衆参ねじれ現象”が生じていました。 これにより、野党の協力がなければ参院で法案が可決されない状況となったわけで、安倍氏が退陣の理由としたのも野党の協力が得られないということでした。 ただ、与党は当時、衆院で3分の2以上の議席を有していて、参院で否決されても衆院で再議決すれば法案を成立させることはできました。 現にテロ対策特別措置法はその後、福田康夫政権のもとで衆院再議決により、新法の形で成立し、海上自衛隊の活動も再開されました。 したがって、安倍氏の前回の退陣の原因は、まず参院選で大敗して過半数を失ったことにあり、そのうえでもできるはずだった衆院再議決をするだけの国民の支持がないと、安倍氏自身が判断したことだと言えます。 前回の安倍内閣の支持率(産経新聞社とFNNの合同世論調査)を振り返ると、発足時の平成18年9月は63・9%と極めて高かったのですが、退陣前の19年8月には22・0%にまで落ち込んでいました。 安倍氏は「戦後レジーム(体制)の脱却」を掲げ、外交・安全保障、教育などの改革に取り組もうとしましたが、その一方で「消えた年金問題」が起こって対応に遅れが生じ、閣僚の不祥事も相次いだことなどから、国民の支持を失っていきました。 続く
12/12/23 12:23:22
>>376 安倍氏にとって不運が重なった感じがしないでもありませんが、これも政権です。 何が起こるか分かりません。 その意味で前回の安倍政権に「甘さ」があったことは否めません。 その「甘さ」を克服することこそ、今度の安倍政権の課題といっていいでしょう。 その観点から、現在の安倍氏を分析してみたいと思います。 まず、今年9月の自民党総裁就任後、総裁選の1回目の地方票も含めた投票でトップだった石破茂氏をナンバー2の幹事長にすえたのは、良かったのではないでしょうか。 これが自民党への支持の幅を広げ、結果的に衆院選圧勝につながりました。 ある自民党筋によると、「安倍氏は自分に厳しいことを言う人間を遠ざけ、周りを身内で固めたがる傾向がある」といい、確かに前回の安倍内閣は「お友達内閣」とも揶揄(やゆ)されました。 しかし、現在の安倍氏は「今度こそ成功してみせるという気負いがまだ強いものの、最近は厳しい意見にも耳を傾けるようになった」(同筋)そうです。 安倍氏がそうした人間としての器の大きさを身につけてきたとすれば、政権運営が困難に直面しても乗り切れるかもしれません。 その最初の試金石は党役員・閣僚人事です。 党内から幅広く人材を集め、そのうえでさまざまな意見に耳を傾けつつ指導力を発揮してもらいたいと思います。 一方、政策面は衆院選での自民党の公約に表れているように、安倍氏の方向性は「真の保守」を目指すということで定まっています。 国民の中にもそれを支持する「安倍ファン」が多いと思います。 ただ、政策は言うだけではなく、実現してこそ意味があります。 そのための「したたかさ」を併せ持っていなければなりません。 がむしゃらに取り組むというのではなく、短期、中期、長期というように区分けして、何をどのように進めていくのか、戦略性をもって臨んでもらいたいと思います。 景気対策ではすでに安倍政権誕生を見込んで、株価や為替が良好な反応を見せていますが、これも油断できません。 日本経済の構造的な問題点をしっかり見すえて取り組んでほしいと思います。 続く
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古トピの為、これ以上コメントできません
12/12/23 12:25:58
>>377 外交・安全保障、憲法改正なども同様です。 政局の観点では、来年7月の参院選が政権の行方を大きく左右することになります。 そこで勝利して衆参ねじれ現象を解消できるのかどうか。 敗北すれば前回の安倍政権と同じ状況に陥る可能性があります。 衆院選の結果について、国民の中には「自民党がこれほど勝つとは思わなかった」という声もかなりあります。 小選挙区制によるところが大きいのですが、それだけに「自民党がおごっている」と受け止められたら、参院選特有の「お灸をすえる」という投票行動が起きかねません。 政権運営は果敢でありつつも、謙虚に国民の声、国会では野党の声にも耳を傾ける必要があります。 私がこのコラムで何度も書いてきたように、日本は国家的危機に直面しています。 3年間の民主党政権で危機はより深まってしまいました。 それだけに安倍政権に課せられた歴史的使命は大きいと言えます。 安倍氏一人だけでなく、自民党そして連立を組む公明党の国会議員はそれをしっかり自覚してほしいと思います。 (高橋昌之)
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No.376 高橋さんの意見
12/12/23 12:20:07
前回の「失敗」から考える安倍政権の進み方
産経新聞 12月23日(日)10時27分配信
26日に特別国会が召集され、自民、公明両党連立による安倍晋三政権が誕生します。
安倍氏としては二度目の首相就任となりますが、一度目の失敗を取り返そうなどと気負わず、その反省にたってしなやかに、そしてしたたかに日本のかじ取りをしてほしいと思います。
これから政権が発足しようとする時に、前回の退陣に触れるのはやや酷かもしれませんが、今後を考えるうえでは欠かせないので、振り返っておきたいと思います。
安倍氏の退陣は突然でした。
平成19年9月10日に臨時国会で所信表明を行った2日後の12日、衆院各党代表質問を前にしてのことでした。
体調不良も原因のひとつとされていますが、安倍氏自身は記者会見で、退陣の理由について、インド洋での海上自衛隊の活動を継続するためのテロ対策特別措置法改正には首相を交代した方がいいと説明しました。
その2カ月前の参院選で、安倍・自民党は大敗し、与党は参院で過半数割れのいわゆる“衆参ねじれ現象”が生じていました。
これにより、野党の協力がなければ参院で法案が可決されない状況となったわけで、安倍氏が退陣の理由としたのも野党の協力が得られないということでした。
ただ、与党は当時、衆院で3分の2以上の議席を有していて、参院で否決されても衆院で再議決すれば法案を成立させることはできました。
現にテロ対策特別措置法はその後、福田康夫政権のもとで衆院再議決により、新法の形で成立し、海上自衛隊の活動も再開されました。
したがって、安倍氏の前回の退陣の原因は、まず参院選で大敗して過半数を失ったことにあり、そのうえでもできるはずだった衆院再議決をするだけの国民の支持がないと、安倍氏自身が判断したことだと言えます。
前回の安倍内閣の支持率(産経新聞社とFNNの合同世論調査)を振り返ると、発足時の平成18年9月は63・9%と極めて高かったのですが、退陣前の19年8月には22・0%にまで落ち込んでいました。
安倍氏は「戦後レジーム(体制)の脱却」を掲げ、外交・安全保障、教育などの改革に取り組もうとしましたが、その一方で「消えた年金問題」が起こって対応に遅れが生じ、閣僚の不祥事も相次いだことなどから、国民の支持を失っていきました。
続く
No.377 続き
12/12/23 12:23:22
>>376
安倍氏にとって不運が重なった感じがしないでもありませんが、これも政権です。
何が起こるか分かりません。
その意味で前回の安倍政権に「甘さ」があったことは否めません。
その「甘さ」を克服することこそ、今度の安倍政権の課題といっていいでしょう。
その観点から、現在の安倍氏を分析してみたいと思います。
まず、今年9月の自民党総裁就任後、総裁選の1回目の地方票も含めた投票でトップだった石破茂氏をナンバー2の幹事長にすえたのは、良かったのではないでしょうか。
これが自民党への支持の幅を広げ、結果的に衆院選圧勝につながりました。
ある自民党筋によると、「安倍氏は自分に厳しいことを言う人間を遠ざけ、周りを身内で固めたがる傾向がある」といい、確かに前回の安倍内閣は「お友達内閣」とも揶揄(やゆ)されました。
しかし、現在の安倍氏は「今度こそ成功してみせるという気負いがまだ強いものの、最近は厳しい意見にも耳を傾けるようになった」(同筋)そうです。
安倍氏がそうした人間としての器の大きさを身につけてきたとすれば、政権運営が困難に直面しても乗り切れるかもしれません。
その最初の試金石は党役員・閣僚人事です。
党内から幅広く人材を集め、そのうえでさまざまな意見に耳を傾けつつ指導力を発揮してもらいたいと思います。
一方、政策面は衆院選での自民党の公約に表れているように、安倍氏の方向性は「真の保守」を目指すということで定まっています。
国民の中にもそれを支持する「安倍ファン」が多いと思います。
ただ、政策は言うだけではなく、実現してこそ意味があります。
そのための「したたかさ」を併せ持っていなければなりません。
がむしゃらに取り組むというのではなく、短期、中期、長期というように区分けして、何をどのように進めていくのか、戦略性をもって臨んでもらいたいと思います。
景気対策ではすでに安倍政権誕生を見込んで、株価や為替が良好な反応を見せていますが、これも油断できません。
日本経済の構造的な問題点をしっかり見すえて取り組んでほしいと思います。
続く
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古トピの為、これ以上コメントできません
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No.378 続き
12/12/23 12:25:58
>>377
外交・安全保障、憲法改正なども同様です。
政局の観点では、来年7月の参院選が政権の行方を大きく左右することになります。
そこで勝利して衆参ねじれ現象を解消できるのかどうか。
敗北すれば前回の安倍政権と同じ状況に陥る可能性があります。
衆院選の結果について、国民の中には「自民党がこれほど勝つとは思わなかった」という声もかなりあります。
小選挙区制によるところが大きいのですが、それだけに「自民党がおごっている」と受け止められたら、参院選特有の「お灸をすえる」という投票行動が起きかねません。
政権運営は果敢でありつつも、謙虚に国民の声、国会では野党の声にも耳を傾ける必要があります。
私がこのコラムで何度も書いてきたように、日本は国家的危機に直面しています。
3年間の民主党政権で危機はより深まってしまいました。
それだけに安倍政権に課せられた歴史的使命は大きいと言えます。
安倍氏一人だけでなく、自民党そして連立を組む公明党の国会議員はそれをしっかり自覚してほしいと思います。
(高橋昌之)