嵐(妄想・小説) へのコメント(No.689

  • No.689 駄文ですが…たぶん翔くん

    SN3J

    10/07/04 17:25:35

    お互いの都合が合わず、逢えない時間が増えていた。
    「なぁ、俺、もう限界なんだけど…。」毎日電話で、逢いたいと告げる彼だけど、そのまま時は流れた。
    逢いにきて欲しいのに…。
    ずっと我慢して、やっと逢えた日、私は不満を彼にぶつけてしまった。
    無理を言っているのはわかってる。「なんで逢いにきてくれないの?なんでほっといて平気なの?」泣きながらぶつけると、彼は困った顔をして「ごめん。…悲しませてごめん。」と謝った。

    それから、自分で自分が言ったワガママに腹を立て、それでも素直に謝れない自分に更に腹が立ち、なんとなく彼を避けた。彼も勘づいているのか、電話をしても「ごめん、時間ない…。」と私を避けた。
    このまま、距離が開いて行くのかな…。そう考えたら涙が溢れた。

    その翌日、彼から電話があった「今夜さ、そっちに行ってもいい?」本当はすぐに答えたいのに、黙ってしまう。「なんか予定ある?あるなら仕方ないよな。」彼の言葉に「大丈夫、いいよ。」と答えた。

    約束通り、仕事帰りにうちに寄ってくれた。
    数日逢わなかっただけなのに、すごく懐かしく感じた。

    「あのさ、これ、この前俺んちに忘れていったでしょ?渡したくて、さ。」
    彼は、小さな紙袋を渡した。なんだろう…記憶を遡りながら紙袋をあけた。

    「あ…すっかり忘れてた。」紙袋の中身は、以前彼の部屋へ行った時に忘れたハンカチ。
    「ありがとう。」とハンカチを取り出した紙袋を畳もうとすると、何か固い物に触れた。
    紙袋をもう一度確認すると、銀色の何かが入っていて「これ…。」彼に手渡そうとすると、彼は首を横に振った。

    「新しい俺の部屋の鍵。持ってて。」
    「新しい…引越したの?」彼はゆっくり頷いた。

    なんで話してくれなかったんだろう。なんだか悲しくなって涙が出た。

    「前の部屋じゃ狭すぎるから…。」と彼は呟いた。
    「なんかさ、もう何日も逢えないの嫌じゃん。だからさ、一緒に住もう。…急には無理かもしれねぇけど、いつでも引越してきていいから。」
    嬉しくて彼に抱きつけば、抱きしめ返してくれる。彼の匂いがした。「あー久しぶりだな。」と彼が言った。

    「寂しかった?」
    彼の胸で頷いた。
    「俺だって我慢してたんだぞ。引越しの準備とかさ、色々と用意しなきゃならなくて、バタバタしてたんだ。ごめんな。」

    ぐいっと身体を寄せられると、熱い唇が降ってきた。

    「俺、やっぱお前が必要だわ…愛してる。」


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