- なんでも
-
>>7そうすると、平成17年に「総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指針について」(17消安第6260号)が発せられて以来IPMに関連した研究、普及、啓発が農林水産省、各地方公共団体等により為されてきた右事実を踏まえれば、2018年(「Contamination by neonicotinoid insecticides and their metabolites in Sri Lankan black tea leaves and Japanese green tea leaves」掲載当時)にはIPMもそれに付随した生物的防除(例えば土着天敵の活用)も既に農業従事者(特に茶栽培)の間で共通認識となっていたものと見て間違いなかろう。
無論、今日に至ってはなおのことである。
このようにしてみると、IGR等の天敵への影響が少ない農薬使用という選択肢を捨てて態々土着天敵への影響が大きいネオニコチノイドを好んで使用してIPMの一である「生物的防除」を自ら潰す茶農家が果たしてどれ程存在するかという疑問が浮上する。
(続く)- 0
25/04/24 20:04:05