• No.6939 続き

    12/02/21 20:11:45

    >>6938
    --未執行の死刑囚が増えている。執行の現状についてはどのように思われているか

     わたしごときが言っていいのか分からないが、法律を読めば死刑確定から半年以内に執行することが法務大臣の責務。
    法務大臣の思想信条で死刑執行しないことが決まるのは法律違反をしていることになり、おかしなことだと思う。
    日本は死刑がある。
    その国の法務大臣は死刑執行の書類にサインすることが最大の役目だと思う。
    それを放棄したり、責任から逃げる人は法務大臣には適していないと思っている。
    確かに冤罪(えんざい)の可能性がある事件や、再審請求されている事件は慎重に考えるべきだが、法務大臣の思想信条によって死刑執行が円滑に進まないという事態は避けなければいけないと思う。

    --13年間、どうして公の場で強くいられることができたのか

     私はそんなに強い人間ではない。
    本当に強い人は、自分の弱さを明るみに出せる。
    私は弱い人間だから、堅苦しく話してしまう。
    決して強い人間ではないし、聖人君子ではない。
    話しながらも悩み、どきどきしながら発言している。

    --奥様の結婚指輪をネックレスにしたという話をしていたが、そのネックレスは?

     今もしている。
    棺おけに入るまでしていこうと思っている。

    --亡くなった2人に言葉をかけるとしたら、どんな言葉をかけるか

     私と家庭を持ってもらい、私の子として生まれてきてくれたことに感謝している。
    守ってあげられなかったことの自責の念が強いが、こうして社会の皆さんに関心をよせていただき、刑事司法制度に影響を与えることができたことなどを、数少ない罪滅ぼしの一つとして報告したい。
    そしてやはり、妻と娘のように、無残にも人生をたたれてしまうような犯罪の被害者が生まれなくなることを切に願う。
    一番いいことは犯罪がなくなることで、そのことを社会には知っていただくことができたと思っている。

    続く

  • No.6940 続き

    12/02/21 20:15:07

    >>6939
     この判決に勝者なんていない。
    犯罪が起こった時点で、みんな敗者だと思う。
    社会から人が減るし、多くの人が悩むし、血税を使って裁判が行われる。
    結局得られるものはマイナスのものが多い。
    そういった中から、マイナスのものを社会から排除することが大事で、結果として、妻と娘の命が今後の役に立てればと思う。
    そのためにできることをやってきたということを(亡くなった2人に)伝えたい。

    --今はどのような生活を送られているのか

     私自身、2009(平成21)年にある女性と籍を入れて、細々と家庭を持っている。
    それには色々な理由があるが、私自身、1人で生きていくことがとてもつらくなり、精神的にまいっていた。
    そしてとてもすばらしい方と出会えたこともあった。
    いろいろ悩んだし、相手も考えたと思うが、私を支えてくれるということで、今、細々とだが、2人で生活している。
    その彼女は命日には一緒にお墓に行って、手を合わせてくれている。
    その人のおかげで、こういった場に立てる。
    感謝している。

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