【総合】自民党 へのコメント(No.504

  • No.503 つづき

    12/12/29 11:34:46

    >>502
    Q:フジテレビの清水です。
    弊社の世論調査で、内閣支持率が55%となり、第1次安倍内閣発足時よりやや低い結果となりました。
    また、「自民党が積極的に支持されたと思いますか」という問いでは、7割近くが思わないと回答していますが、幹事長の受け止めをお聞かせください。

    A:これはやはり民主党のマニフェスト選挙で、大きな期待が集まり、それが無残にも裏切られたことがあります。
    国民各位、有権者各位がかなり冷静に、ご覧になった結果だと思っています。
    過度な期待、あるいは幻想に近いものを抱くことなく、冷静に見られた結果ではないかと思います。
    その中で、これだけのご支持を頂いているということですから、それに反しないようにやっていかなければなりません。
    後段のご質問は、私ども選挙であれだけの議席を頂いた時から、自民党に対する信任票の部分もありがたく頂くのですが、民主党に対する批判というものがわが党に対する支持になったのだということは、総裁も私も会見で何度も申し上げた通りです。
    その有権者の方々の気持ちというものは、私どもの実感と齟齬がありませんので、自民党に対する信任ということでこの議席を頂いたというよりも、民主党に対する批判、それが自民党に対する期待となっているので、そのことをよく認識しながらやっていかなければならない。
    我々は国民から全幅の信頼を得られたわけではないということを、常に自重自戒しながら政権運営にあたっていかなければならないと思っています。

  • No.504 つづき

    12/12/29 11:58:09

    >>503
    Q:時事通信の西垣です。
    衆議院選挙制度改革について、昨日、自公で協議を進めていきましょうということになりましたが、どこにゴールを置いて、どのように進めていくお考えか、お聞かせください、
    また、改革の方向性としては、定数削減に留めるのか、小選挙区を止めてしまうのか、あるいは小選挙区のまま制度に修正を加えていくのか、そのあたりについて、どのようにお考えですか。

    A:自公だけでやると言うつもりはございませんが、政権与党の責任というのも同時にあります。
    これはもちろん他党のご意見も十分頂戴してなければなりません。
    政権を担う自公の間で齟齬があれば、かえって全体の議論にご迷惑をおかけすることもあると思います。
    まず自公でいろいろな調整をしていきながら、当然それと並行して、各党にもご相談していくことになります。
    政権与党の中で、著しく齟齬があるということは、全体の作業工程からいって、支障になるということだと思います。
    スケジュール感につきましては、先般の3党国対委員長合意ということだったかと思いますが、あの文言に違背しないようにしなければならないと思っております。
    同時に、今度国民の審判を賜りますのは来年7月かと思いますが、参議院選挙です。
    その時までに結論が出ていなければなりませんし、これを延ばせば延ばすほど、いろいろな民主主義のルールを決めるということが政局と絡むことは、あるいは各党の利害が絡むということは、決して国民の皆さま方の気持ちに沿うものだとは考えておりません。
    こういう民主主義のルール作りに関することは、小選挙区をどうする、比例をどうするということをも合わせて、早めに結論を出していかなければなりませんだと思っております。
    今まで与えられた課題を先延ばししてきたということは否めませんので、政党の利害、打算を超えて、民主主義のルール作りは早めにやるということを考えております。

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  • No.505 つづき

    12/12/29 12:13:24

    >>504
    Q:時事通信の西垣です。方向性としては、どのようにお考えでしょうか。

    A:これは、小選挙区というものを設計いたしましたときに、英国型の単純小選挙区制ですと、ものすごく振れが出るということを懸念して、比例代表を並立させたものです。
    ですから、その趣旨から比例さえ減らせばいいのだということが、国民の民意の反映ということと、本当に一致するのかどうか、そこは議論があることだと思っております。
    民意を忠実に反映することと、メリハリの利いた政治をやることが、二律背反的なものはどうしても否めないところですが、それを両方生かしたような形でどうするか。
    選挙制度の作り方と制度の運営とはちょっと違ったものになりますので、制度がいかなるものであろうとも運用というところに配慮することで、弊害が除去されはしないかということですね。
    例えて言えば政党法の制定というのがまだ正面から議論になっていませんが、政党法というものを仮に制定するとすれば、そこにいろいろ条文を入れることによって弊害が除去されるところがあるのかないのか。
    これは細川内閣の時に、私が、もう10数年前になるのですが、指摘したことですけど、だれも真面目に取り合ってくれなかったということがございまして、そこも踏まえて運用、制度の両面から議論をし、結論を早急に得なければならないものだと思います。

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